◆子どもたちの未来を拓く「育ちの場づくりガイドブック作成
現代社会は子どもたちを取り巻く環境が大きく変化し、多様な能力を身につけ未来を切り拓く力が求められています。しかし、不登校児童数は増加傾向にあり、従来の教育システムだけでは子どもたちの多様なニーズに応えきれていません。
◆「育ちの場」が子どもたちにもたらすもの
子どもたちが安心して成長するためには、様々な「育ちの場」が必要です。「育ちの場」は、子どもたちに多様な経験、主体性、社会性を育む力を与えてくれます。
◆「育ちの場づくりガイドブック」
本ガイドブックは、「育ちの場」をつくろうとする人を支援し、すべての人にとってよりよい場所をつくる手引きとなることを目指しています。現場の日々の活動に基づいたエビデンスベースの情報と段階に合わせた実践的なノウハウが特徴です。
◆クラウドファンディング
日々の活動を理解するためには長期的な観察と研究が不可欠です。研究費捻出のため、クラウドファンディングに挑戦しています。
◆研究対象校
瀬戸ツクルスクールと瀬戸プラクティカルカレッジを研究対象とします。
◆おわりに
子どもたちの未来のために、「育ちの場」づくりが重要です。本ガイドブック完成にはみなさんの協力が必要です。ご支援いただいた資金は研究費として活用します。
2025-03-09 09:30
変わること、変わらないこと、変えたこと、変えないこと

瀬戸ツクルスクール10年の軌跡。
6名から74名へ、場所も4度変化。
変わらない朝の会議と300円ランチ。
変化の中で見えてきた、持続可能な学びの場で大切なことは?
このガイドブックでは、その具体例を紹介します。
今回の研究対象となる瀬戸ツクルスクールは2014年4月にスタートしました。
開校当初は登録メンバーは6名。毎日来るのは2名で、あとは日替わりで来るメンバーたち。
平均4~6名くらいでした。

今は登録は74名。日々通ってくる生徒は平均40~50名。

10年経っても変わらないこと。
瀬戸ツクルスクールの場合は目的は変わっていません。
これは変えていないといってもいいかもしれません。
朝のミーティングも変わっていません。手法は「クラス会議」というもの活用しています。この手法の目的は、つながり感、当事者意識、ソーシャルスキルのトレーニングなどです。
これを毎日やる。このことも変わっていません。
昼食を300円で作るということも変わっていません。その効果をふまえても変えるつもりはありません。金額は変わるかもしれませんが。
変えたこと。
当時はファームデーが2日間あった気がします。今とは場所が違います。

歩いて1時間くらいかかるところまで行っていたこともあります。
活動の場所も今とは違います。当時は学び仲間に場所を間貸ししてもらって活動していましたが、今は校舎があります。また今の校舎に行くまでに場所は2回変わっています。10年間で場所が4回変わっているということです。これも意図的に変えたところもあります。
このように長年運営するという目的であれば、様々な変化があります。
その際に何をどのようにとらえてきたのかということの一つの具体例をこのガイドブックで紹介したいと思っています。
育ちの場づくり応援コース(100,000円)
金額100,000円 |
シンプルに応援したいと思ってくださる皆様へ
感謝の気持ちを込めて、メールでのお礼と研究論文を送付させていただきます。
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