◆子どもたちの未来を拓く「育ちの場づくりガイドブック作成
現代社会は子どもたちを取り巻く環境が大きく変化し、多様な能力を身につけ未来を切り拓く力が求められています。しかし、不登校児童数は増加傾向にあり、従来の教育システムだけでは子どもたちの多様なニーズに応えきれていません。
◆「育ちの場」が子どもたちにもたらすもの
子どもたちが安心して成長するためには、様々な「育ちの場」が必要です。「育ちの場」は、子どもたちに多様な経験、主体性、社会性を育む力を与えてくれます。
◆「育ちの場づくりガイドブック」
本ガイドブックは、「育ちの場」をつくろうとする人を支援し、すべての人にとってよりよい場所をつくる手引きとなることを目指しています。現場の日々の活動に基づいたエビデンスベースの情報と段階に合わせた実践的なノウハウが特徴です。
◆クラウドファンディング
日々の活動を理解するためには長期的な観察と研究が不可欠です。研究費捻出のため、クラウドファンディングに挑戦しています。
◆研究対象校
瀬戸ツクルスクールと瀬戸プラクティカルカレッジを研究対象とします。
◆おわりに
子どもたちの未来のために、「育ちの場」づくりが重要です。本ガイドブック完成にはみなさんの協力が必要です。ご支援いただいた資金は研究費として活用します。
2025-03-12 10:49
飽きること、そしてそこから学ぶこと

瀬戸ツクルスクールでは、毎週水曜日に広大な公園でパークデーを実施。子どもたちから「飽きた」という声も出るが、それは日常を自分たちで創造する学びの機会。与えられた「楽しさ」ではなく、自ら「楽しい」を見つける力を育むことを目指している。
瀬戸ツクルスクールでは、毎週水曜日はパークデーとして、広大な県営公園で過ごします。体育館のような施設もあり、様々な遊びができる場所です。しかし、毎週通っていると、子どもたちから「飽きた」という声が聞こえてくるのも事実です。
「そりゃそうだよね」と共感しつつ、「他の学校だって、毎日同じ校庭で過ごしているよ」と笑って答えています。
時々、見学者の方から「子どもたちは飽きないんですか?」と質問されることがあります。正直なところ、子どもたちに直接聞いたことがないので、はっきりとは分かりません。しかし、飽きることもあるだろうな、とは思っています。
ただ、瀬戸ツクルスクールの目的は、日常を学ぶこと。何もないと感じる日常を、どう過ごしていくかを考え、行動に移す場所です。この「何もない」状況と「行動できる自由」はセットで、飽きたと感じた時に、自分で何かをしようとする力が生まれると信じています。
もし、常に誰かが楽しいことを提供してくれる環境であれば、子どもたちは受け身になり、「誰かが楽しませてくれる」と考えるようになるかもしれません。
現代は、楽しいコンテンツが溢れています。だからこそ、「飽きる」という感覚を味わい、そこから自分で何かを生み出す経験が、日常を豊かにするのではないでしょうか。
瀬戸ツクルスクールは、そのような学びの場でありたいと考えています。
育ちの場づくり応援コース(100,000円)
金額100,000円 |
シンプルに応援したいと思ってくださる皆様へ
感謝の気持ちを込めて、メールでのお礼と研究論文を送付させていただきます。
育ちの場づくり応援コース(100,000円)
金額100,000円 |
シンプルに応援したいと思ってくださる皆様へ
感謝の気持ちを込めて、メールでのお礼と研究論文を送付させていただきます。