
瀬戸ツクルスクールが4年目を迎えた2017年度も引き続き変化と挑戦の年でした。1年目からメンバー数は大きく変わらなかったものの、子どもたちの学齢が上がり、それぞれの考え方に変化が見られました。特に、毎日参加するメンバーが減少し、運営側は改めてスクールの目的を再確認する機会となりました。
私が瀬戸ツクルスクールで大切にしたいことは、「家族以外の複数の人との関わり」でした。当初、その「複数の人」を具体的に5人と定義し、参加者が5人に満たない日は開催しないと決めました。これは、参加者一人ひとりの要望に応えたいという気持ちと、スクールとしての一貫性を保ちたいという思いの葛藤の中で生まれた決断でした。

子どもたちが健やかにのびのびと過ごすためには、安心感が不可欠です。そして、その安心感は信頼関係の上に成り立ちます。信頼を得るために重要な要素の一つが、一貫性だと私は考えています。予測不能な状況においても、軸をぶらさずに運営を続けることが、子どもたち、そして保護者の方々からの信頼に繋がると信じています。
実際、2017年度の開校日数は年間44日と、当初の予定よりも少なくなりました。しかし、この決断があったからこそ、スクールとしての一貫性を保ち、子どもたちとの信頼関係を深めることができたと感じています。
スタート当初というのは、参加者も運営側もエネルギーに満ち溢れる時期ではないでしょうか。しかし3年以上経過すると、そのエネルギーを維持することの難しくなることが多いと感じます。予想はしていましたが、瀬戸ツクルスクールも同じ状況になりました。しかし、試行錯誤しながらも、自分たちの軸をぶらさずに運営を続けた結果、現在では70名以上の生徒が楽しく通ってくれるスクールへと成長しました。
もし、このスクールが有料であったならば、このような柔軟な対応は難しかったかもしれません。無償運営であるからこそ、子どもの状況に合わせて柔軟に対応できたのだと思います。
この経験を通して、自分のやりたいことを実現するためには、起こりうる事態を想定し、柔軟に対応できる計画を立てることが重要だと学びました。そして、何よりも、一貫性を大切にすることが、信頼関係を築き、スクールの成長に繋がることを実感しました。
金額3,000円 |
金額5,000円 |
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