
2021年度 8年目 小中高一貫であることの意義
人数は2020年度の大幅な増加に比べると、全体人数に変化はほぼない1年でした。
登録者数は50名程度。
校舎ができてから1年経ち、取り組みも落ち着いてきて、マイナーチェンジに移行した8年目。
そして変わらないからこそ生まれる子どもたちの新たな動きもいろいろありました。
学校として新たに始めたのはパーソナルポートフォリオボード(通称PPボード)
自分の好きなものをただ貼るというもの。
こういった実践は様々なところでされています。
そこまで調査してはいませんが、瀬戸ツクルスクールの特徴は、
1:1年生から毎年作るということ(小1から通えば9枚できます。)
2:それを資料として蓄積していくこと
3:蓄積したものを高等部でリフレクションすること
4:目的は自分の大切にしている価値観を浮かび上がらせること
こんなところでしょうか。
私が好きなのは1回のイベントではなく、それを積み重ねていって、振り返ることができるところです。
見方によってはキャリア教育の一環ですが、職業や手に入れたいものという具体的なものではなく、抽象的な価値観というものに対してのもの。
きっと本来キャリア教育がやろうとしていることに近いのかなと思います。
ただ単発だとそこまでいけないので、やっている先生ももどかしかったりするのかなと思います。
そういう意味では小中高一貫の良さというものがあるなと感じています。
具体的なものが悪いというわけではなりません。ただどうしても具体的なものは変化していきます。
変化しないものはないともいえますが、あまりにも変化しすぎるものを軸にしていると、大きな出来事があったときに、よりどころとなれなくなってしまいます。
変化の激しい時代だからこそ、ある程度のぶれない軸、自分の価値観というものを考えておくことは有効なのではないでしょうか。
このあたりの子どもたちの気持ちについても今回のガイドブック作成の中で聞けたらいいなと思っています。
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