
概要
本会議では、ツクルスクールの生徒を対象に実施した幸福度調査の結果が報告されました。調査では、生徒66名からの回答があり、学校生活の満足度や自己肯定感、幸福度などの項目について分析が行われました。
調査結果によると、ツクルスクールの生徒は非常に高い幸福度と学校への満足度を示しています。68%の生徒が「ツクルスクールがとても好き」と回答し、32%が「まあまあ好き」と回答しており、合計で100%の生徒が学校に対して肯定的な感情を持っていることが明らかになりました。
自己肯定感についても、60%が「自分が好き」、24%が「とても好き」と回答しており、合計で約80%の生徒が自分自身に対して肯定的な感情を持っています。これは日本の子どもたちの一般的な自己肯定感が世界的に見て低いことを考えると、非常に高い数値です。アメリカの子どもたちの自己肯定感(約80%)と同等のレベルであることが指摘されました。
学校生活の満足度は平均スコア8(10段階評価)で、現在の幸福度は平均8.35と更に高いスコアを示しています。ユニセフの調査では、先進国の子どもたちの幸福度において「6以上」と回答した割合が62%であるのに対し、ツクルスクールでは95.5%が「6以上」と回答しており、明らかに高い幸福度を示しています。
また、自己決定に関しても、48%の生徒が「自分の生き方は自分で決めている」と回答し、95%以上が「ある程度以上自分で決めている」と回答しています。同時に、協調性も備えていることが示されました。
小中学生へのインタビュー調査では、学校に必要な要素についてのランキングが行われました。中学生は「自分の気持ちを言えること」を最も重視し、小学生は「友達と一緒にいられること」を最も重視していました。また、学校運営に関する具体的なアドバイスや、300円の昼食代についての意見など、生徒たちが自分の考えをしっかりと持ち、理由を添えて説明できることが印象的でした。
今後の研究方針として、2学期からはより深く学校に入り込み、児童館活動や畑作業などにも参加しながら、文化人類学的なアプローチで調査を継続する予定が示されました。
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