当社の紹介
シントミ・ジャパン株式会社は、筑後川流域(大分県西部、福岡県南部、佐賀県東部)において唯一のリサイクルきもの専門店「リサイクルきものしんとみ」を運営する会社です。

前述のように「きもの」は家庭のタンスに10億枚眠っていると言われ、当社にも毎月数百枚の買取依頼があります。「タンスの肥やしにするにはもったいない」「両親、祖父母などいろんな方の想いが詰まっているのでゴミとして廃棄することはできない」という方々の受け皿になりたいという想いでスタートしました。

活動の背景、社会課題について①「ひとり親家庭と貧困」
現在の子供を取り巻く環境から数字で「貧困」ついて考えてみます。

(令和2年5月「久留米市子どもの貧困対策推進計画」 pdf)


(令和3年久留米市ひとり親家庭実態調査結果 pdf)より
子供一人にかかる養育費は年間80〜100万円と言われている中での久留米市の現状は非常に厳しいものです。行政でも様々な制度やサービスがありますが、個人の現状に合わせた働き方で少しでも収入を増やし、生活の安定を図ることは急務であると感じています。

活動の背景、社会的課題について②「ひとり親ママの声」
お子様の体調により仕事を急遽休む必要があり、満足に所得に繋がっていない方々にとって、自由に働くことが出来る就業場所が必要であると考えています。


この貧困に基づいた「見えない課題」を、地域全体で連携しあうことで「見える課題」にしていくこと、そしてその根本的原因を改善していくことが必要なのです。
2つの社会課題の「受け皿」になりたい
当社では、先述した家庭のタンスに眠っている「きもの」の問題とひとり親ママが直面している課題を掛け合わせることで、この2つの課題解決を目指します。

そのために就業場所の受け皿となる「工房」を設立したいのです。そしてその工房を地域福祉の一員として成長させたいのです。
工房の具体的な活動
工房開設後は、まずは研修を実施し知識と技術をひとり親ママが習得できるようにします。
その知識や技術を使い、工房で働くことによって年間の収入が増えることになり、お子様含めた生活の安定に繋がるような就労支援の場なる工房にします。
具体的な作業工程は下記を想定しております。

プロの手が必要な工程はもちろんありますが、可能な限りひとり親ママの手による活動を行うことが出来る工房を目指します。このことにより月間2~3万円の収入増(年間24~36万円の収入増)に繋がることが根本的な原因の改善の第一歩だと考えております。
今後の活動について


代表者メッセージ
シントミ・ジャパン株式会社の久富慎也と申します。
福岡県久留米市で、筑後川流域で唯一のリサイクルきもの専門店「リサイクルきものしんとみ」を運営しております。「人の役に立ちたい」「人の想いをつなぐ」という考えで起業いたしました。
今回、その経営活動の中でひとり親ママたちの現状を目にする機会があり、クラウドファンディング実施に至りました。
一般社団法人umau.さんのような「ひとり親ママたちの居場所づくり」「子供食堂」などの素晴らしい活動団体がたくさんあります。しかし寄付による運営だけでは持続性に問題があり、本人の経済的な自立を目指す工房作りを通じて、地域福祉の一員として成長をしたいと考えております。

一般社団法人umau.の代表の中村路子です。自由に働くことが出来る場所があれば、とても助かる人たちがいっぱいいると思っていたところに今回ひとり親ママたちが自由に働くことが出来る工房を設立したいというお話がありました。これはわたし達が想像していたママ達が喜ぶ働き方だ!と思いました。この工房設立で生活にゆとりを持てるひとり親ママが誕生していくことを願います!

寄付金の使い道について
下記のようにご寄付を活用させていただきます。
①工房家賃720,000円 |
(月額60,000円の12か月) |
②ミシン2台400,000円 |
(200,000円の2台分) |
③アイロン2台 116,000円 |
(58,000円の2台分) |
④テーブル・イス 200,000円 |
(テーブル2台、イス5脚) |
⑤ひとり親ママ人件費 2,400,000円 |
(月額200,000円の12か月分の一部) |
⑥その他備品 100,000円 |
その他工房敷金礼金や指導者人件費などは自主財源で賄います。
本プロジェクトは工房設立1年間で総額約530万円かかる予定です。このうち350万円を皆様からクラウドファンディングで応援いただき、残りを自主財源で賄います。
またプロジェクトを実施するためには担当者を配置する必要があります。ご寄付を人件費にも活用することをどうかご理解ください。
