NPO法人シングルマザーズシスターフッドは、ひとり親女性の「セルフケア」と「つながり」を支援する団体です。
このたび、シングルマザーズシスターフッドのファウンダーで代表を務める吉岡マコが、チェンジメーカーを支援する世界最大規模の団体、アメリカ・ワシントンD.C.に拠点を置くAshoka財団のフェローに選ばれました。
日本に産後ケアがなかった頃(1998年)から、産後ケアの重要性を社会に啓発するとともに、産後女性が赤ちゃんを連れて通える「産後ケア教室」を開発し、全国に広めた取り組み、2020年に新世代のリーダーに事業承継し、ひとり親女性の心身のケアと社会的孤立の予防に取り組んでいることなどが評価されました。
お祝いの寄付はこちらで受け付けます。
「母の日月間」(5月)と「寄付月間」(12月)には、シングルマザーが執筆したエッセイを発表し、家族の多様性を祝福する取り組みを行ってきました。
この取り組みは、書くことに挑戦したシングルマザーが、校正スタッフと共に言葉を磨き、自らの物語を紡いでいく「表現による自己の回復プログラム」です。
そこで生まれた82篇のエッセイは、読む人の想像力を広げ、共感と対話を生んできました。
設立5周年を迎える今年は、過去の執筆者を再訪するインタビューを実施しました。書くことが人生にどんな変化をもたらしたのか——その声に、ぜひ耳を傾けてください。
2025-05-23 09:01
Mother's Day2025 インタビュー③わたしの声に、耳を澄ます

執筆者 後藤美奈子さんインタビュー
この春、シングルマザーズシスターフッドのMother’s Dayキャンペーンが5周年を迎えます。この節目の年にあたり、これまで8回にわたってキャンペーンでエッセイを執筆してくれたシングルマザーたちの「その後」に耳を傾ける、スペシャルインタビュー企画を実施しました。
3つ目のインタビューに登場してくれたのは、初回から参加してくれていた後藤美奈子さんです。
言葉の力を信じ、自分の声に耳を澄ませながら、「ごきげんで生きる」ことを大切にしてきた美奈子さんの歩み。その背景にある決断や日々の実践に、静かな強さとやさしさがにじみ出ています。
過去のエッセイを振り返って、気づいたことや感じたことを伺いました。