※ このプロジェクトは関西テレビが主催する「ぷらす8゛ for SDGs」の認定プロジェクトです。
ぷらす8゛for SDGsでは関西地域で社会課題の解決に取り組む団体のクラウドファンディングを応援します。
目標金額達成後は気になる寄付金のゆくえを追加取材でお届けします。
ぷらす8゛特設サイトはこちら
https://congrant.com/jp/corp/ktv/plus8.html
目標達成!ネクストゴールチャレンジ(5/27)
みなさまのおかげで、本日、目標を達成することができました!
温かいご支援、応援メッセージに、感謝の気持ちでいっぱいです。居場所をつくれば維持費も必要となってきます。
スタート時に設定したネクストゴールは、150万円。残り日数から考えると、ちょっと難しいチャレンジですが、居場所の維持のためにも、さらなるご支援をよろしくお願いいたします。
なぜいま、私たちはこの活動に取り組むのか
昨年7月、厚生労働省から『国民生活基礎調査』の最新値が公表されました。2021年の相対的貧困率は15.4%。OECDが公表する各国の貧困率で比較すると、先進国最悪となっています。また、児童虐待相談対応件数は過去最多、いじめ認知件数、不登校児童数も増え続けています。
2020年度、丹波篠山市内の子育て世帯を対象に私たちが実施したアンケート(回答数239)では、全体の21%が「他の生活費を優先し、食費を削ることがある」と回答しています。
「行政や社会福祉協議会に相談できることを知らない」という回答が50%にも及び、公的な支援制度を知らなかったり、本来は受けられるはずの支援制度につながっていない可能性があることがわかりました。中でも、ひとり親世帯や収入が少ない世帯は相談相手がいない率が高くなっています。(下図参照)
これまでの活動で見えてきたこと。そしてこれから
このような背景を知り、”まずはより多くの世帯とつながろう”と私たちは活動してきました。月に1回「食の応援が必要な方はどうぞ」とお弁当を届ける事業『ささっこ弁当』や、子どもたちの遊び場(居場所)事業『ささっこ青空ひろば』を開催し、たくさんの世帯とつながってきました。現在、公式LINEには350人を越える方が登録しています。
さらに、2022年度からは『ひとり親世帯の農作物収穫体験交流会』事業も実施し、孤立しがちなひとり親世帯同士をつないでいます。
多くの世帯とつながる中で、生活困窮や様々な課題を抱えている世帯に出会い、食料をお渡ししたり、相談にのったり、個別に支援してきました。
「きちんと食事をとれていない子どもがいる」
「同じ服ばかり着ている子どもがいる」
私たちには、団体立ち上げ当初から「より困難を抱える子育て世帯をサポートしたい!」という想いがあり、昨年8月、見守りが必要な世帯に向けた子ども宅食事業『ささっこスマイル便』をようやくスタートしました。3月時点で45世帯(大人59人、子ども96人)を見守っています。
私たちが出会い、寄りそう子育て世帯
『ささっこスマイル便』では、お家に食材などをお届けするため、直接お目にかかって詳しいお話しを伺うことができるようになりました。
生活困窮、精神疾患、障害、DV、パワハラ、ワンオペ育児など、個々の世帯が抱える様々な深刻な課題がよりハッキリと見えてきています。
また同時に、スマイルポケットとつながったことに感謝の声を寄せていただいています。
子育て世帯から届く感謝の声
その一方で、
「まわりの人に知られたくない」
「困りごとや悩みを抱えていても、なかなか助けてとは言い出しにくい」
見守りが必要な方には、そんな思いもあります。そのため、パッと見は何ごともないように見えても、課題を抱えている世帯が実は相当数あるのです。
現在見守っている世帯数は45。丹波篠山市統計書(2022年度版)によると、丹波篠山市で暮らす子どものいる世帯は6,000を越えていますが、スマイルポケットの公式LINE登録者数はわずか350。出会えていない世帯の方がまだまだ圧倒的に多いのが現状です。
「もし困ることがあっても、スマイルポケットがあるから大丈夫!」
「安心して困ることができる、どんな時も寄りそってもらえる。」
今は困っていなくても、誰がいつ支援を必要とする状況になるかはわかりません。その時もスマイルポケットがすぐそばにあり、つながり、寄り添えるように。丹波篠山の子育て世帯にとって、なくてはならない存在になるよう、活動を続けていきます。
こんな居場所を作りたい!
「今こんなに困ってる!」「実はこんな悩みがある」
相談に訪れる人の居場所。
何気ない会話から「ひょっとして何か困りごとや悩みがあるのでは?」と気づける居場所。
いつでも誰でも歓迎!
「ちょっと行ってみよ」
世間話から相談まで、誰もが気軽に立ち寄れる居場所を作りたい!!
生活が厳しく、塾へ通えない子どもたち。
何らかの理由で学校に通えない子どもたち。
そんな子どもたちの学習の居場所も作りたい!
子どもがいるというだけで就職できない。
シフト勤務だと自分の希望するすべての時間が勤務にはならず、収入が増えない。
そんなシングルマザーの働く居場所も作りたい!
家でもない、職場でもない、子どもたちにとっては学校でもない。
第3の居場所(サードプレイス)
保護者の、そして子どもたちの、笑顔と未来のために、みなさんの応援が必要です。
どうぞよろしくお願いいたします。
スマイルポケットってどんな団体?
私たちスマイルポケットは、
『子育てに笑顔を、喜びめぐる未来へ』
をビジョンに掲げ、
子育て世帯と『つながる』
いつもそばにいて『よりそう』
必要なサポートに『つなげる』
そしてどんな時も、私たちはみなさんと
共に歩み続けることをミッションとしてます。
子育て世帯とつながり、よりそい続けることで、子育て世帯はもちろん、地域に笑顔があふれ、喜びがめぐる社会の実現を目指しています。
pay forward(恩送り)"のように、笑顔を届け、その笑顔が次の笑顔へとつながる。笑顔を送り広げる"smile forward"をキーワードに、すべての取り組みと活動を実施しています。
誰もが笑顔あふれる未来を思い描ける町に
今、目の前に、あるいは見えてなくてもすぐそばに困っている親子、悩みを抱えている親子がたくさんいます。
その親子を笑顔にしたい。
少しずつでも前を向いて進んでほしい。
どのような環境にあっても、子どもたちも保護者も、1人1人が夢を持ち、笑顔あふれる未来を思い描ける町にしていきたい。
そのために、行政や社会福祉協議会と連携し、企業や団体などを含めて地域と共に支えていきたい。
そんな想いを持って仲間と活動しています。
みなさまの温かいご支援、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
NPO法人スマイルポケット
代表理事 中村伸一郎
私たちを応援してくださるみなさんから
辻由起子さん、大島一晃さん、今井紀明さん、いつも応援ありがとうございます。
寄付金の使い道について
みんなの居場所を作りたい!
今回のクラウドファンディングでは、居場所の獲得と1年間にかかる経費のご支援をお願いしたいと考えています。
家賃 50,000 円 ✕ 12ヶ月 = 600,000 円
敷金・礼金 50,000 円 ✕ 3ヶ月 = 150,000 円
光熱費 10,000 円 ✕ 12ヶ月 = 120,000 円
改修費 130,000 円
保護者の、そして子どもたちの、笑顔と未来のために、みなさまの応援が必要です。
「ここ!」という場所にはまだ出会えていません。居場所に適した物件を探しながら、このクラウドファンディングにチャレンジしていきます。
期間終了までに物件が見つからなかった場合も、引き続き物件を探し、契約時、居場所の完成時に、ご支援いただいたみなさまにご報告させていただきます。