今年(2024年)は、世界的冒険家・植村直己さん(兵庫県豊岡市日高町出身)が、冬のマッキンリー(現デナリ)で消息を絶たれて40年の節目の年にあたります。
アマゾン川のいかだ下り、エベレスト日本人初登頂、世界初五大陸最高峰登頂、北極圏犬ぞり横断1万2000キロ。植村さんは、冒険を通じて、夢を持つこと、挑戦し続けることの大切さを私たちに伝え続けてくれました。
また、偉業を重ねても変わらない、誰からも愛された素朴な人柄も忘れてはなりません。
40年が経った今、私たちはあらためて、植村さんの偉業を振り返るとともに、勇気と思いやりに満ちた「植村スピリット」を次代を担う子どもたちに継承していくため、以下の「寄付の使いみち」に掲げるプロジェクトを計画しました。
このプロジェクトの実現に、多くの皆さまのご賛同、ご支援をいただければ幸いです。
※ この下にある赤色の「活動報告」、「応援コメント」もクリックしてぜひご覧ください。
寄付金の使いみち
1 「星のクライマー」のレリーフ(銘板)の制作・設置
「星のクライマー」は、植村直己さんが消息を絶たれた1984年に、松任谷由実さんが、植村さんをイメージして作詞された歌です。
松任谷由実さん直筆によるその歌詞を刻んだレリーフ(銘板)を制作し、植村直己冒険館(兵庫県豊岡市日高町)に設置します。【2024年中設置予定】
植村直己冒険館 https://boukenkan.com/
※ 松任谷由実さんのレリーフ(銘板)が設置されれば、 ① 「瞳を閉じて」(長崎県五島市・1988年設置)、②「雨のステイション」(東京都昭島市・2002年設置)、③「緑の街に舞い降りて」(岩手県花巻市・2009年設置)に次いで、全国4番目になります。(実行委員会調)
2 演劇の創作・上演
子どもたちに「植村スピリット」を伝えるため、2021 年に豊岡市に設立された芸術文化観光専門職大学に、植村直己さんを身近に感じられる演劇を創作していただきます。
その演劇は、地元豊岡市や但馬地域の小学校で上演するほか、植村さんが長く生活された東京でも上演し、多くの方々に鑑賞していただければと考えています。【2025年 夏~秋 上演予定】