多摩子ども劇場は、2006年から地域の子ども達にアート体験の場を作っています。20年間で延べ1万人を超える子ども達が、さまざまなアート体験に出会いました。
子どもにとって身近な場所で、いろいろなアートに出会うこと、いろいろなアーティストに出会うことはいろいろな生き方に出会うことでもあります。子どもの世界が広がる体験を日常の中で作り続けるため、クラウドファンディングに挑戦します。
2024-11-16 00:20
ソトぽこをすることの意味
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地域の小学校等へ文化体験の場を届けにいくことを「ソトぽこ」としています。なぜそれが体験格差の解消につながるのでしょう?
「ぽこぽこフェスタ」は子ども達が歩いていける場所、多摩市のパルテノン多摩を会場にしています。しかし、同じ市内であっても歩いて行ける距離であっても、子どもの参加は保護者の判断にゆだねられることが多いのが実情です。日常生活を送る学校、児童館や放課後子ども教室、学童クラブ、幼稚園や保育園等に出向いて行って体験の機会を作ることで、自分から体験機会に参加することが難しい子どもにも体験の場を届けることができます。
また、日常生活を送る集団に文化体験の場を届けることにも大きな意味があります。ワークショップ体験を通して、普段の授業や生活では見られない思いがけない特技を見せる子がいたり、その子の意外な一面を知る大人の驚きがあったり。子ども同士、子どもと大人の新たな気づきも生む事業です。