NPO法人多摩子ども劇場は、今年度設立40周年を迎えます。多摩市および多摩ニュータウン地域の子ども達に生の文化体験の場を届けることを通して、子どもも大人も共に育ちあい、人と人がつながり誰もが暮らしやすいまちの形成に寄与することをめざしてきました。
2006年から地域の子ども達にアート体験の場を届けるため、PocoPocoFestaを開催し、20年間で延べ1万人を超える子ども達が、さまざまなアート体験に出会いました。
子どもにとって身近な場所で、いろいろなアートに出会うこと、いろいろなアーティストに出会うことはいろいろな生き方に出会うことでもあります。子どもの世界が広がる体験を日常の中で作り続けるため、そしてより一層多くの子ども達に届けるため、今年度もクラウドファンディングに挑戦します。
2025-06-20 10:00
多摩子ども劇場の事業をご紹介します その2

体験の続き、舞台鑑賞会では【事前遊びワークショップ】をすることがあります。事前や事後に取り組むことで参加者同士が交流し、より鑑賞当日を楽しみます。ひとみ座の「はれときどきぶた」の人形劇を観た後は自分たちもやってみようと、布やリボン、端切れ、毛糸でパペット人形を作って人形劇をして遊びました。ミニステージで人形になり切って自己紹介したり、大女優になって演じたり個性豊かな人形劇ごっこになりました。コンサートではアーティストと一緒に曲を作って歌ったり踊ったり。写真は、多摩子ども劇場40周年記念コンサート「ロバの音楽座スペシャル」の事前ワークショップの様子です。ロバの音楽座の松本雅隆さんと一緒に「世界に2つとない空想楽器ブーパク作り」をしました。魔法が掛かると「ブーパク」が歌いだします。公演では、ワークショップ参加者もステージにあがり、ブーパクでロバの音楽座と一緒に演奏をしました。