こんにちは、NPO法人「タネとスプーン」の原田です。私はこれまで、引きこもりなどの若者支援の現場で活動してきましたが、『支援者自身』が精神的に疲弊してしまう現状に危機感を抱きました。
そこで、誠実に頑張る人たちが燃え尽きるのを防ぐため、支援者がリフレッシュできる「ケアラーケア」の場を作りたいと考えました。
その場所として選んだのは、祖父母が遺した山梨県小淵沢の土地です。
この土地を愛していた祖母「ていこ」の名から「小淵沢てこファーム」と名付けました。
八ヶ岳、南アルプス、富士山を望む絶景の地で、かつて果樹園や畑として使われていましたが、長年放置され荒れ果ててしまいました。この土地を再生し、心を癒す場所に変えるため、2024年秋から仲間たちと「伐採プロジェクト」を始めました。現地での田舎暮らしや伐採に詳しいサポーターの力も借り、作業を進めています。
さらに、引きこもり経験のある若者達もこのプロジェクトに参加してくれています。
今後は彼らにも作業の謝礼や日当を支払いながら、一緒に土地を整備し、自己肯定感や達成感、人との繋がりや大自然に触れる機会を提供したいと考えています。
このプロジェクトのテーマは「荒れた土地と心の再生」です。自然の中で人と土地が癒され、再び力を取り戻す場所をつくりたい。そのために皆様のご支援をお願いしています。この新しい挑戦に、ぜひご協力ください!