活動・団体の紹介
子どもたちの困難は家庭や学校だけでは対応が難しく、そもそもの困難が家庭や学校に起因する場合もあります。そこで、子どもたちが孤立しやすい放課後の時間、家庭や学校以外の場である「子ども第三の居場所」で過ごすことで、信頼できる大人や友達と安心して関わりながら、将来の自立に向けて「生き抜く力」を育みます。
活動の背景、社会課題について
○小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめ認知件数は14,783件(全国615,351件)であり,前年度より1,881件増加している。また,児童生徒1,000人当たりの認知件数は62.9件(全国47.7件)である。
○ 不登校出現率は,小学校1.46%(全国1.30%),中学校 6.01%(全国5.00%)であり,小学校,中学校ともに前年度より増加している。
○ 小・中・高等学校とも依然として全国と比べ高い状況である。
活動内容の詳細
子どもたちが安心・安全に過ごせるよう、居心地のよいスペースを提供。木をふんだんに使った空間で、ゆったりとした放課後の時間を過ごします。
栄養バランスや空腹を満たすだけでなく、家族のように食卓を囲んでコミュニケーション。準備や片付け、料理体験を通じて、食環境の改善・自立も目指します。
入浴や歯磨きの衛生習慣、健全な生活リズム、友達や大人とのあいさつやコミュニケーションといった社会性など、基本的な生活習慣を身につけます。
スタッフによる宿題指導は、分からないところまで遡りながら個別にサポート。一人ひとりと向き合い続ける先に、子ども自らの主体的な学びがうまれます。
元プロ野球選手とキャッチボールや、外で体を思いっきり動かすことで精神的なストレスの開放と、チャレンジ精神や人と関係する力を養います。
個別相談の場を設けるほか、子どものお迎えに来たときに言葉を交わすなど、日常的なフォローを行うことで、保護者がいつでも頼れる居場所に。
代表者メッセージ
宮城県内では14,783人もの子ども達がいじめに遭っています。引きこもりについては5,218人に上ります。こうした子ども達への支援をしているNPO法人への行政支援は年間80万円以下と非常に厳しいのが現状です。私たちは毎日が辛い思いをしている子ども達へ笑顔を取り戻すための活動をしています。是非趣旨にご賛同頂き、ご支援を賜り増しようどうぞ宜しくお願いいたします。
寄付金の使い道について
運営費 食材費 備品費 文房具や図書の整備 キャンプなど野外イベント経費 農業体験などの謝金交通費 誕生会など施設内イベント経費 オンライン授業支援 運動備品の整備 とびの子ハウスグラウンド整備 子ども保険 カウンセラーなどの専門家派遣費 など子ども達の支援に繋がる物や事