佐賀県基山町にある東明館学園は2022年度に着任した神野元基校長の下、「生徒のwell-being実現を全ての最上位目標」に掲げ、様々な学校改革に取り組んでいます。
【校長・神野元基のプロフィールと略歴】
1985年(昭和60年)北海道網走市生まれ
高校卒業後、SFC(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス)に進学、電子出版の会社を設立。事業に集中するため大学を退学した後、テクノロジーの本場で勝負しようと、渡米してシリコンバレーへ。
シリコンバレーで「シンギュラリティ」に出会ったことがきっかけとなり、「誰もが容易に予想できない未来を前に、子どもたちに生きる力を身につけてほしい」との思いから帰国。2012年に株式会社 COMPASS を設立し、世界初となる人工知能型教材Qubenaを開発。2018年度〜20年度まで経済産業省「未来の教室」実証事業として、麹町中学校(東京都千代田区)などに導入された。(現在は全国170以上の自治体、小中学校約2300校で100万人以上が利用)
また、中央教育審議会初中等分科会臨時委員や産業構造審議会教育イノベーション省委員会委員として「GIGAスクール構想」の実現に向け尽力。現在は東明館中学校・高等学校の校長のほか、宮崎市教育CIOなど教育改革にまつわる職を務めている。