自分の好奇心や問題意識に従って主体的に学び探究する、そんな経験を積んだ成熟した市民が、豊かな人生を送り、社会に貢献し、地域を支える。そのためにも図書館は誰もが自由に使える学びの場、知の広場であってほしいと私たちは願っています。
しかし、図書館への投資は地方自治体の予算の逼迫などにより減少傾向にあります。学校図書館も地域による格差が明らかです。公共図書館は知識と文化の拠点「地域コミュニティのハブ」に、学校図書館は主体的に学ぶための情報館「学校の心臓」にならなければならない、そう私たちは考えます。資料の貸出サービスだけではない、誰でも情報にアクセスし活用できる、図書館環境の整備は我が国にとって喫緊の課題です。
微力ではありますが、この課題の解決に挑む私たちの活動にご理解をいただき、どうか皆様の暖かいご支援をお願い申し上げます。