YMCAせとうち

緊急協力要請「被災家庭支援募金2024」(能登半島豪雨災害)

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支援総額
57,000
19%
目標金額 300,000
サポーター
10
残り
76
2024年12月31日 23時59分 まで
2024年9月21日、線状降水帯による記録的な大雨が能登半島に甚大な被害をもたらしました。2024年元日に発生した能登半島地震による復興も道半ば、2024年1月後半から6月末までYMCAが避難所支援を行ってきた輪島市町野町も大きな影響を受けました。水害による被害が発生した直後から、YMCAには震災による避難所支援活動でつながりのできた町野町のみなさんの、助けを必要としている声がたくさん届いています。 こうした現状を踏まえ、YMCAでは輪島市町野町を中心に水害による災害支援活動の開始と、震災による災害支援の継続、ボランティアの派遣を行う計画を立てています。水害による復旧活動では、スタッフのみならずユースボランティアリーダー、学生、関係者を含め、より多くの方の助けが必要になると考えています。 YMCAがこれまで取り組んできた災害支援活動の経験やノウハウをもとに、被災された方や支援者の心身の安全を最優先にした支援活動を展開していく予定で準備をしています。震災と水害の両方の長期支援が必要となることが確実であるなか、この度の能登半島豪雨災害による被災地支援のための緊急支援募金を開始いたします。 具体的な支援活動の内容は、9月26日から行う現地視察を経て早急に計画をまとめる予定ですが、災害支援活動を直ちに開始できるよう、緊急支援募金へのご協力をお願いいたします。

活動・団体の紹介

「ひとりがよくなると  世界はきっとこう変わる。」
 ひとりが「よくなる」と、どんなコトが起きるだろう。
 ひとりが「よくなる」と、その人と出会った誰かがうれしくなる。
 つまり、その人もきっと「よくなる」。
 そして「よくなる」の繰り返しは
 社会や世界をよりよく変えていくチカラになると思うのです。

 その人と出会った誰かが「よくなる」
 そんな出会いとつながりを
 YMCAはこれからも大切にしたいと考えています。

「よくなる」の連鎖は
 やがて社会や世界を変えていくチカラとなっていく。
 そしてきっと平和を形にしていく原動力となっていく。

 YMCAせとうちは、このことを信じて、すべてのプログラムを実施しています。

活動の背景、社会課題について

 今回の豪雨災害により被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。

【町野町の状況】*9/26現在
・富山・金沢方面から町野町への道路は開通している。
 但し、土砂崩れによる迂回路があり大型車両(バスでの町野入り)は通行困難。
・町野小学校、東陽中学校、輪島市役所町野支所は1階部分の浸水あり。
 近隣地域も局地的 に大きな被害があるが、もともと震災による(解体待ち)全壊家屋も多くあり、
 重機による作業範囲も多い。
・東陽中学校(校舎2階部分)が豪雨災害での避難所となっており、
 浸水被害のあった輪島 市役所町野支所も東陽中学校2階へ機能移転。
・町野にある2つの仮設住宅は浸水被害なし。
・周辺にはボランティアの宿泊施設、入浴施設、商店等は無し。
 活動前後は車で1時間程度 を要しても輪島市街地での環境の整った宿泊が良い。
・町野にYMCAスタッフが駐在しボランティア拠点を構えることは現状は困難。

以下。富山YMCAスタッフからのレポートです。

 土曜日から流れてくる報道に心配をしておりましたが、火曜日の朝のニュースで、もとやスーパーさん、のと栄能ファームさん、そして避難所運営でお世話になったみなさんの様子と声を聞いて、いてもたってもいられず、火曜日のお昼から富山YMCAのスタッフとリーダーが町野に伺いました。
町中泥だらけで、特に私達がお世話になった町野小、東陽中、もとやスーパー、粟倉医院など街の状況が酷いとのこと。ただみなさんお元気で、「またみんなではじめからワイワイやろう!」と笑顔で話されたていたとのこと。本当にに町野のみなさんには相変わらずこちらが励まされます。
幸いなことに町野町は2つの仮設住宅は無事で、ライフラインも復旧が早いようです。道も悪いですが通じました。先の地震を支え続けた方々の被災です。きっと今回も助けられると信じています。

 こうした現状を踏まえてYMCAは、これまで取り組んできた災害支援活動の経験やノウハウをもとに避難所運営サポート、災害ボランティア運営サポート、被災者のリフレッシュなど、被災された方や支援者の心身の安全を最優先にした支援活動を展開していく予定で準備をしています。

活動内容の詳細、実績について

 2018年の西日本豪雨災害の折には全国から多くのご支援をいただき心より感謝しています。発災時の緊急支援活動時より、わたしたちは息の長い支援活動の必要性を認識しながら、活動を実施しておりました。それは、どのような状況に遭遇しても、ひとりひとりの育ちは保障されねばならず、そのためにはそれぞれの人生に寄り添うことが大切であると確信しているからです。結果この間、のべ1万人を超える方々と関わらせていただき、多くの当事者の方々から感謝の言葉を頂いております。

 お陰様で発災後6年を経た今も、わたしたちは被災地のご家庭、とくにこどもたちとのつながりを継続しながら、活動を継続しています。具体的には、①こどもたちをYMCAせとうちが実施するキャンプにご招待しています。②被災した中高生を台湾で実施する研修キャンプに招待し、現地の方々と交流をしました。③まびくらハウスという支援拠点をもち、毎月さまざまなイベントを行い、被災地の方々と交流を続けています。

 今回の災害支援にあたっても、上記のように受援者の方々のニーズを聴き、息の長い支援活動を実施していくことを考えています。具体的な支援内容は、被災地の近隣にある富山YMCAを中心に行う緊急支援活動ならびにキャンプや心のケア等、中・⻑期的な支援活動のために用いさせていただきます。

具体的には、現在以下のような計画を立てています。
【パターン1】日数、人数等含め各YMCA主導にてボランティアを派遣する。
【パターン2】富山YMCAの活動に同行する(1~2名程度)
【パターン3】石川県災害ボランティアに参加。

その他、岡山キリスト災害支援室との連携で、能登ヘルプのお仕事をお手伝いすることも計画する予定。

どうぞ、支援募金へのご協力をお願いいたします。

代表者メッセージ

 このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。YMCAせとうちの代表太田直宏です。
YMCAはさまざまな災害時に、被災者・被災地に長く寄り添うという方法で、今も全国各地でその働きを継続しています。これは私たちの団体が、「キリスト教主義」を運営の根幹に据えているからです。
「のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。 あの青年は人のしあわせを願い、 人の不幸を悲しむことのできる人だ。 それが人間にとって大事なことなんだからね。」 これは、しずかちゃんのパパが、娘に贈った餞の言葉です。「しあわせ=仕合せ」。それはのび太くんのように「相手を思いやり、仕え合うこと」だと信じています。自分がして欲しいと思うことを人にする、そんな精神に満ちあふれた社会こそが「しあわせな社会」なのです。人の喜びや痛みに鈍感になってしまったわたしたちは、自分のことしか考えられない世の中を一生懸命つくってきたのです。いまこそ、他人事を自分事にできるような「しあわせな社会」をつくりたいものです。こどもや若者が、互いに仕え合い、響き合える「のび太くんのような人」となり、被災地におられる方々と歩み続ける、そんな支援活動を行っていきます。どうぞご支援のほど、よろしくお願いします。

寄付金の使い道について

詳細は随時、日本YMCA同盟ウェブサイトでお知らせします。
・被災地近隣YMCAと協働して行う、2024年9月能登半島豪雨による被害を受けた輪島市町野町を中心とした被災地域での支援活動
・YMCAが関係する災害支援団体との協働で行う支援活動

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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