2022年 YMCAせとうち3大ニュース
①西日本豪雨災害支援キャンプを再開しました。
コロナによって長らく中断していた豪雨災害被災児童支援キャンプを再開することができました。これも多くのみなさんの寄付によるご支援のおかげです。ありがとうございました。会場は倉敷市自然の家。新しくなったこの施設に、真備と平島のこどもたち90名をご招待し、楽しいときを過ごすことができました。2018年の7月豪雨から数えて3年の時が過ぎました。街は元通りになったように見えますが、人々とりわけこどもたちの心には、大きな傷跡が残っています。キャンプを通して常に寄り添ってくれるユースリーダーたちと出会いを通して、ひとときではありますが、こどもたちも保護者もリフレッシュすることができます。少なくとも5年間はこのキャンプを継続していきたいと考えています。
②世界一周を達成できました。
ピンクシャツバーチャルウォーキング、2021年に開始ししたこの活動は、いじめに向き合うことを決めた人が、ピンクシャツを身にまとって、自分の地域でウォーキングをし、歩いた距離を一周に目標を変更し、4ヶ月かけて見事目標を達成することができました。歩くことと同時に寄附もおよびかけさせていただき、多くの志を寄せていただきました、総額は90万円。この寄附は豪雨災害被災児童キャンプの実施に使うと同時に、岡山市の「kotomo基金」ご寄附もさせていただきました。日本YMCA大会でも第2位に選んでいただいたこの試み、今回は全国の仲間とともに世界100カ国訪問を目指しています。
③ユースリーダーの更なる育ちをめざして。
YMCAせとうちの宝物は、ユースリーダーです。年間1000名以上のこどもたちのキャンプ活動をボランティアとして支えているのがこの若者たちです。コロナ禍で活動が制限されていたにも関わらず、さまざまなアイディアを紡ぎ出し、その在籍者数はコロナ以前よりも増加し、80名となっています。大学の枠を超えたこの活動は、彼らの育ちの場でもあります。日本YMCAは「ユースエンパワーメント=若者を信じ切る」を合言葉に、若者とともに社会の課題を解決しようと日夜励んでいます。23年のGWには、全国からユースリーダーが倉敷に集まり、私たちのYMCAと姫路YMCAが中心となってこの研修を実施します。
2023年に向けて
さまざまな挑戦を通してYMCAせとうちとしても大きく成長できたと思う一方、多くの課題も見えてきています。特に、奉仕活動に対する資金の不足は大きな課題です。そのためにも私たちの働きをより多くの方々に知っていただくための工夫と呼びかけをますます増やしていきたいと考えています。なにとぞ応答のほど、よろしくお願いします。
2023年も、YMCAらしさを大切に、皆さまと一緒に歩みを進めていけたらと思っています。ウクライナ支援活動も充実させていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ご支援の使い道
YMCAせとうちの社会貢献活動は、みなさんのご寄附で成り立っています。
お寄せいただいたご寄附は、①豪雨災害被災児童支援キャンプ、②いじめ防止キャンペーン、③ユースリーダー支援に使わせていただいています。今後とも何卒よろしくお願いしたします。