本校が「トビタテ松蔭プロジェクト」を立ち上げた背景には、地域から国際社会で活躍できる人材を育てるという強い想いがあります。鳥取県は全国的に見ても若年層の流出が多く、地元に留まる若者が少ない傾向にあります。しかし、逆に見れば地域の将来を担う若者を育てることが、地域社会に新たな風をもたらす重要な一歩になると考えました。特に、海外での経験を通じて異文化理解や国際的な視野を持つことが、グローバルな課題解決力を養い、将来の鳥取に貢献するリーダーを育む礎となると信じています。そこで、学費や滞在費など留学に必要な経済的負担を軽減し、生徒たちに海外での学びの機会を提供するため、この奨学金制度を創設しました。地域の支援を受け、次世代のグローバルリーダーを育てるこのプロジェクトにより、鳥取と世界をつなぐ架け橋を目指しています。
2025-10-22 08:19
2025年度 海外留学奨学金 活動報告

2025年度は、すでに7名の生徒が海外留学奨学金を活用し、フィリピンで学びを深めました。炊き出しや現地の子どもたちとの交流を通じて、多様な価値観を学び、大きく成長しました。
2025年度は、すでに7名の生徒が皆さまからのご支援により、海外留学奨学金を活用して海外に挑戦しました。
7名全員がフィリピンに渡航し、異文化理解を深めるとともに、現地での社会貢献活動にも積極的に取り組みました。
生徒たちは、離島スラムでの炊き出し活動や、ラーニングセンターでの子どもたちとの交流など、現地の人々と直接ふれあう体験を通して、多くのことを学び、視野を大きく広げることができました。
「日本では感じられない社会のリアルに触れ、自分にできることを考えるきっかけになった」という声も多く寄せられています。
本奨学金を通じて生徒たちが得た経験は、将来の進路や生き方にも大きな影響を与える貴重なものとなりました。
温かいご支援を賜りました皆さまに、心より感謝申し上げます。
活動報告の様子は、以下の動画でご覧いただけます
https://youtu.be/u_ksLnvOlnI