よつばキッズスクール

小さな町の小さな一歩

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地域格差が問題視される現代において、格差問題は目に見えにくい部分である為か重要視されていないと感じています。様々な地域格差の中でも「教育の格差」を問題点と考え、地方の強みを生かした教育環境を確立するため地域初の民間学童施設を設立しました。現代の小学生たちにとって学習は学校だけではなく放課後、長期休校日にも必要です。小学校教育を補完し、沢山の可能性を秘めている子どもたちの「今」を多様な経験を積むことによって可能性を育み、将来の選択肢を広げることができるよう地域交流を中心に運営しています。現代の日本において将来を担う子どもたちの「今」を大切にしていくべきと強く考えます。

地域全体で学び、育む教育環境

当法人は2021年12月から島根県益田市で地域初の民間学童施設として小学1から6年生を対象に運営を開始しました。2022年12月に特定非営利活動法人に運営形態を変更し地域に根差した学童施設を目標に活動しています。

私たちの地域でも高齢化と少子化の影響が深刻化し、地域交流の減少による経験不足三間の減少、様々な地域格差などが要因となり、更に感染症の流行で拍車がかかり、無限の可能性を秘めている子どもたちの経験が失われています。

子ども達の貴重で多様な経験は、幼少期にもっとも大きく成長する感覚統合を幅広く育むことができ、この時期の経験により人生を切り開いていく基礎となる力も身につきます。

※発達の土台には「感覚」があり、頂点には「学習」があります。(全体像を把握しやすいようによく使われている感覚を使用しています)

子どもたちが学習に向き合えるのは、基礎になる感覚の土台がしっかりと発達しているからです。ただし、誰もが完璧なピラミッドを作ることは難しいです。

大人になっても得意、不得意があり苦手なところを得意で補いながら生活していると思います。(私も苦手な事が沢山あります!笑。筋肉でカバーしています💪)

ピラミッドの土台である「基礎感覚」に注目して下さい。発達に課題を抱える子どもたちは土台が不安定であることが多く、これらが困りごとが原因となり、情緒面対人関係言語面など、日常生活のさまざまな場面で問題が生じやすくなります。

子ども達の大切な「今」地域全体で見守り育んでいく、地方長所を生かした大人子ども親しさを感じることができる地方にしかできない教育環境の確立を目指しています。

活動の背景、社会課題

当法人の主な取り組みは2つあり、子育て支援放課後児童健全育成です。

学童施設を主軸とし、小学1~6年生の児童を放課後や長期休校日にお預かりし、貴重幼少期心身共に健やかに育成していく事を大切に運営しています。

学童施設の活動内容は各施設によって様々ですが、当法人地域全体子どもたちの成長を見守り育んでいく事を念頭に、季節に応じた地域交流活動や地域の企業へ職場見学に出かけるなど、地元の方々との関わりの中で地域への興味関心社会性自主性など様々な可能性を育んでいく事を大切にしています。

子どもたちの意欲興味関心を深め、主体的に取り組む事ができるよう地域のお仕事ブック(行政発行)やパソコンを使用して地元の企業について調べています。子どもたちが気になった企業を「子ども会議」で発表し、共通の意識をしっかりと持ち興味関心が強かった企業に職場見学へ伺っています。

様々な社会環境の影響で大人子どもたちの距離も段々と離れていると感じています。その代わり、電子機器を通した模範とならない大人たちの姿を多くの子どもたちが見て楽しみ、真似をしています。

魅力的な大人が沢山身近にいるにも関わらず、機械を通してしか会う事のできない大人に魅了されている子どもたちが多くいます。本当にかっこいい大人たちの姿を見て、感じ、考え、学ぶ事が「今」子どもたちにとって最優先されるべきであると考えます。

活動内容の詳細、実績について

私は13年間、地元・益田市内で保育士として勤務し、子育て世帯や将来を担う子ども達と関わってきました。その頃から、多くの保護者さんから、就学後の子育てと仕事の両立に悩んでいる声が聞こえていました。

小学生になったら、放課後子どもが行く場所がない・・仕事量を減らさないと」

「ご飯作って片づけて、宿題の確認して、、あっという間に寝る時間、、」

「仕事も頑張りたいから、もっとキャリアアップして働かないといけない、、」そんな声が数多く聞こえていました。

私が保育士として働いていた13年間と現在では、子育て世帯の悩みは何一つ変わっていません。小学生の子どもたちが有意義に過ごすことができる施設がもっと低料金で利用できれば、保護者と子どもが共に多様な面で成長できるのに、、、

一生懸命に働き、子育てをしてあっという間に1日が終わる、、、そんな生活をしている家庭が沢山あります。沢山の辛い悩みを抱えながら…

そんな子育て世帯、子どもたちの力になりたいと益田市初の民間学童施設よつばキッズスクールとして、保護者さんにとっては子育ての負担と不安を軽減し、子どもたちにとっては有意義な放課後を過ごせるよう、地域の大人と関わりながら自然の大切さ仕事の大変さ昔ながらの遊びスポーツ勉強など数多くのことを学びながら日々を大切に過ごしています(^_^)!

宿題のサポートや、当法人の学びとして毎月、英語、書道音楽運動遊びダンス講師の先生から直接、指導も頂き積極的に取り組んでいます。また、保護者さんのご希望に応じ習い事への送迎も行っております。

地域の企業さんに御協力頂き、子どもたちの興味や関心など沢山の学びを育めるよう、職場見学も実施しています。沢山の企業さんがご協力下さり、毎年10社を超える職場見学を実施することができています。「子どもは地域の宝」の言葉通り、地域全体で子どもたちの可能性を育むことができています。地域の方々のお力に心より感謝しております。

優しく、温かい、魅力的な大人が沢山いる益田市が大好きです!!

自然学習・クリーン活動(山や川、海に出かけ地域の豊かな自然の中で過ごしています)

地域交流・スポーツ体験(地域の魅力ある方々に御協力頂き、沢山の活動に取り組んでいます)

地域全体で関わり、子どもたちの成長を見守ることで、子どもたちの無限の可能性を育むこともでき、結果的に地域への愛着を育み、将来的には地域への定着率も増え、少子化・過疎高齢化が減少し、地域活性化に繋がると信じています。

代表者からのメッセージ

当法人の職員や関わって下さっている地域の方々に共通している事は

「子どもたちの未来を守りたい」その強い想いだけです。

現在の日本の社会環境は「不安」でしかないことは明白です。

現状のままでは、子どもたちが大人になった時には今よりも社会環境は確実に悪化している事が予想されます。このままでは日本国内で働くよりも外国で働く方が良い時代になると思います。本当にこのままでいいのでしょうか?

とても大きな話になっていますが、現在、同じようなことが地方では起こっています。

地方の魅力よりも都市部の方が魅力的です。ですが地方のいい所も沢山あります。

身近にある物や関係が当たり前となり、有難さや大切さを実感していない日本人が多いと感じています。

数多くある伝統文化美しい自然人の礼儀正しさ努力日本にしかない魅力再認識し大人たちが本当の意味での「協働」をしていくべきと考えます。

そのためには自分たちにできることを考え、多くの大人が協働し実行するこが重要と考えます

寄付金の使い道について

当法人の運営費はすべて毎月の利用料で運営しております。ですが、その金額は運営が可能なギリギリの費用に設定しています。

幅広い世帯に利用して頂くため、利用料は最低限の金額に設定しており、賄いきれなかった運営費は個人の貯蓄から捻出しています。こうした自助努力を行っていても、施設利用料は市営学童よりも高額となり「だれでも利用できる学童施設」とは程遠いのが現状です。

このたび、ご寄付頂いた費用はすべて当法人の運営・活動費として、地域の方々と一緒に子どもたちの貴重な幼少期の可能性を育むことができる活動に使用させていただきます。

将来の地域や県、日本を担っていく子どもたち教育環境は今のままで本当にいいのでしょうか?誰かが何かをやってくれる、知らぬ、存ぜぬではもう手遅れになる所まできていると思っています。

子どもたちの無限の可能性を育むことができる貴重な幼少期は、今も刻一刻と少なくなっています。

可能性に満ち溢れている、

子どもたちの「今!」御支援、御協力の程、よろしくお願い致します!!!

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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