ゆずりはは、児童養護施設などで生活していた人、虐待や貧困などの理由から親や家族を頼ることができない人が安心して生きていくために、できることを一緒にやっていく相談所です。「どこにも帰る場所がない」「保証人がいない」「家族やパートナーから暴力を受けている」「妊娠した」といった、ひとりで抱えていくにはとても難しい相談を無料で対応しています。
生活困窮、D V放害等の相談窓口は全ての自治体に整えられていますが、そこでの手続き自体が簡単ではありません。何が困難なのか一緒に考え、整理し、精神的にも安心して手続きなどを進めていくには相応のスキルと経験を持ったスタッフの伴走が必要です。この活動には、受託している補助金(東京都の地域生活援助事業)だけでは全く足りず、毎年1,000万円近くの金額を集めなければ運営は維持できません。ゆずりはが事業を維持していくために、みなさんのご支援が必要不可欠です。