全国フードバンク推進協議会では、2024年度休眠預金活用事業において、資金分配団体として「中核フードバンク団体育成事業」を行っております。
このたび、助成先の実行団体の1つである認定特定非営利活動法人フードバンク信州様を訪問し、信州地域におけるフードバンク連携に関する分科会に参加するとともに、現場の状況を視察してまいりました。
初日には、「まちづくり・ボランティアミーティング2025~信州の未来をともに描く『大作戦会議』~」の第4分科会「フードバンクの広域連携を、本気で考える」に参加させていただきました。

分科会の様子
分科会では、長野県内における食料支援の現状と課題、そして各団体・施設の今後の連携のあり方についてお話を伺うことができました。
さらに、同じく「中核フードバンク団体育成事業」の実行団体である特定非営利活動法人新潟県フードバンク推進協議会様より、理事長の山下様と事務局長の小林様もご出席され、新潟県におけるフードバンク団体間の協力体制や取り組み事例についてのご紹介がありました。
分科会の詳細はこちら:
https://www.nsyakyo.or.jp/2025/09/08/16455/
翌日には、フードバンク信州様の事務所を訪問し、同団体の「子ども応援プロジェクト」の活動内容や、県内の食品企業様等との連携の状況、県内のフードバンク活動をつなぐネットワーク作りの今後の展望についてお話を伺いました。

フードバンク信州様の倉庫視察の様子 フードバンク信州様倉庫視察の様子
今回の訪問を通じて、フードバンク団体の皆さまが直面している課題や取り組みの工夫を学ぶことができ、大変有意義な機会となりました。
ご協力いただいたフードバンク信州様をはじめ、関係者の皆さまに御礼申し上げます。
今後も、加盟団体・実行団体の皆さまとともに、食の支援を必要とされている方々への支援拡充に向けて尽力してまいります。

