活動・団体の紹介
わたしたちNPOアジア植林友好協会では約20年間インドネシアの東カリマンタン州とバリ州で植林活動を行ってきました。
もっとCO2の削減に役立つ植林をしたいと考えていた時に、「モリンガ」という生長がはやく、人間生活に有効なモリンガという樹種の植林を2015年から実行してきました。
昨今の地球の異常気象を振り返れば、いまの地球環境は危機的な状況です。 15年前ですが、2008年のアメリカ国防省の報告では未曾有の異常気象は世界各国を苦しめるもっとも深刻な問題である。 温暖化よる異常気象の為に旱魃、水没、など気象災害と戦乱で数百万人の犠牲者が発生する。 真の国家的な脅威はテロではなく地球温暖化による異常気象である」と結論付けています。
その後の世界、現在も予測通りに進んでいて、厳しい自然災害に見舞われています。
いまこそ「人間中心の目線」だけではなく、地球の同じ住民として「共に生きる」共存共生の価値観、循環と共生の哲学を持つ必要があります。 人間中心でふるまってきた「不自然」な行動を「自然の摂理」に沿った行動に改める必要があります。 経済至上主義、人間至上主義により、自然の復元力以上に壊してしまった私たち人間活動を根本から価値観を変えることが必要です。
そんな考えで、今まず、第二次世界大戦の戦禍が残るモロタイ島でモリンガの植林による「島おこし」と同時にCO2削減を行うためにご支援ご参加をお願いします。 このモデルを世界各地に広め共存共栄の世界を目指して活動してゆきます。
モリンガ植林で持続的な平和な生活を作り出す
新型コロナの感染対策の一番根本は、気候や水、土、生き物などその土地の自然の営みを同じ目線で向き合い行動することで「自然と共に生きる、自然の摂理に学ぶ生き方」であることを思い出すことが不可欠です。
自然の中に身を置いて、自然の声を聞いて自然と自分が一体になることで、 自然の摂理を知り、宇宙の法則を悟ることがすべての人に必要な価値観です。
1999年から植林を続けてきて聞こえてきた声、20年の植林活動をして聞いた「自然の声」とは?
気候変動を希望に変えるには、 「奇跡の木モリンガを世界中で普及しなさい。そうすれば、異常気象を緩和して、飢餓貧困問題も解決できる」 今の危機的状況の人類のための「神様の贈り物・モリンガ」、人智では生み出せない植物です
私たち人類の欲望の暴走がまねいた今日の危機は、モリンガの普及により人類の継続的な安心、安全、健康で平和な社会を創りだすことができます。
あなたやご家族の未来の安心、人類の平和ですべての生命が共に幸福に生きるためのライフスタイルづくりをあなたから始めませんか?
人と森が共に生きる「モリンガ共生の森」づくりを普及するための第一歩として、世界大戦の被害が今も色濃く残るインドネシアの孤島モロタイ島から始めたい。 モロタイ島の人々が第二次世界大戦の被害から抜け出して、自立した社会経済を目指す、 第一歩として、モリンガによる共生の森「地域おこしモデル」を始めるために、今、人類の分岐点に生かされているあなたの参加が必要です。未来に生きる子供たちのために!
人類の持続的な未来を創る為に!
活動の背景、社会課題について
人とすべての生き物が共に生きることのできる社会を創造するためのモリンガ共生の森づくり。 世界大戦により、広範囲の土地が壊され、自然環境の再生と島民の民生向上のためにモロタイ島で地域住民と森やすべての生き物が共生できる「共生の森づくり」を進めています。 先人への感謝と未来に生きる子たちへの貢献のために今を生きる人の役目だと考えています。
場所は、第二次世界大戦の終盤、日本軍へのフィリピン攻撃の基地として米軍に利用されたモロタイ島。 終戦後78年を過ぎても、戦争の傷跡が残り、今もなお社会経済が自立できていないモロタイ島にモリンガを植林して、島民の自立社会経済を目指してモリンガによる共生の森づくりを進める。
その土地は、米軍が上陸した当時9000名の現地の人が住むところに、57000名もの米軍が駐留し、自然を壊し基地を作った跡地と思われる土地は、今も広範囲で、有効利用が進んでいません。この土地に「モリンガの森つくり」島おこしとして、まず第一歩として、モリンガの植林をして、島で暮らす人々の健康で経済的な自立した生活を目指します。
活動内容の詳細、実績について
モロタイ島の青年との奇跡的なご縁が結び付けてくれました。
モロタイ島はインドネシアの中でも一番日本に近い島ですが、インドネシアに於ける大東亜戦争時、米軍、日本軍にとって重要拠点でした。 この地で生命をなくされた我が国の英霊は1,712名だそうです。 わずか2年足らずの期間に失われた生命としては大変な激戦であったと想像されます。 さらに、米軍のフィリピンやボルネオ攻略の拠点にされたために、大量の建設部隊が送り込まれ基地の設営が行われました。 約57,000名の兵士が進軍し、地元住民9000名の土地に駐留することとなり島の土地は荒らされ、戦後も復旧されず放置されています。
インドネシアの最北東の小さな島で、あまり存在を知ることのないモロタイ島ですが、わたしは、思いがけず、不思議なご縁を頂きました。 一つは、1974年インドネシアの森林開発の任務で東カリマンタン州のジャングルに滞在していた時に、モロタイ島で日本人発見という報道に接しました。 発見されたのが12月26日で奇しくも私の誕生日だったため鮮明に記憶が残っています。 この方は、出兵のときは日本人で、発見されたときは台湾人だった中村輝雄さん(本名 李光輝)という方です。 中国への配慮から帰国後の報道はほとんどされませんでした。 そのために自分の記憶の中でも薄れていっていました。2015年二つ目のご縁を頂きました。 日本に出稼ぎで十数年在住しているモロタイ島出身の青年アバス君を2015年に紹介されました。自分の故郷のインドネシアモロタイ島は何もないので、出稼ぎに来ているけれど、ぜひ、植林をしてほしいと紹介をされました。 そのことをきっかけにモロタイの情報を集め始めましたが、本当に情報が少ない地域であることが判りました。 モロタイ出身のアバス君からいろいろと現地情報を教えてもらい、実際に現地を訪問してみて、わかったことは、戦後78年経っても戦争で荒らされた土地はほとんど利用されていないことでした。 いまも島民の生活は経済的に自立できていないので、国内外への出稼ぎにより支えられているのです。 初めは、この島に必要な植林はバイオマスエネルギーの供給をするための植林のプロジェクトを立ち上げて応援することがいいとの結論を得て、国土緑化推進機構の緑の募金公募事業に応募し、2016年7月に助成決定が得られました。 しかし、このプロジェクトは、残念ながらうまく根付かせることができず失敗に終わりました。その後、2018年~2020年までモリンガの植林に切り替えて植林を行ってきました。 このような経緯から、反省に立ち、再度、島の人々に役立つ植林は、島の人々の自立生活に有効なモリンガが適していると考え「モリンガ共生の森」植林プロジェクトに取り組んでいます。
代表者メッセージ
木を植える、植林活動は、人が地球上で生きて、生活を続けて、次世代に「生きる」をつなぐために不可欠な生業です。 「森の前に文明があり、文明のあとに森が滅びる」このような歴史を繰り返してきた人類の過去の歴史があります。 あわてても、樹木はすぐにそだたない、だから、世代を超えて育てる必要があるのです。 あなたの先祖が植えてくれた「みどり」の「おかげさま」で、 今を生きて、未来に命をつなぐことができる事に感謝し、 木を植える活動にすべての人や企業や団体に参加していただきたいと願っています。
すべての植林は大切ですが、2000年以来、この活動に携わってきて 2015年に出会ったモリンガという植物は、人類に様々な恩恵を与えてくれます。 飢餓や貧困、気候変動による異常気象という大きな課題に直面している今、 この時代に優先される必要な植林はモリンガによる共生の森だと考えております。
より良い未来を創るためにあなたのチカラが必要です。 どのような形でも歓迎します。 多くの皆様のご参加、ご支援を願っています。共に生き明るい未来を!感謝
今と未来の人々の安寧のためにモリンガによる共生の森づくりをみんなで!
寄付金の使い道について
インドネシアのほかの地域と違い、行政組織が十分に機能していなくて、林業局もほとんど機能していなような地域ですので、民間の所有地をリースし活用してこのプロジェクトを進めます。プロジェクトを進めるために必要な費用は以下の通りです。 ①植林地にのリース料5年間(5年後更新)3㌶×24,000円/㌶/年×5年=360,000円 ②現地確認旅費交通費 東京ーモロタイ島 往復 1回×1人 =320,000円 ③植林用挿し木苗 @80円/本×3000本 =240,000円 ④植林現場管理費用 @28,000円×12か月 =336,000円 合計費用 1,256,000円
植林準備地拵え費用、植え穴掘り費用、植え付け費用は自己資金により実施します。