毎年11月は「オレンジリボン・こども虐待防止推進キャンペーン」が国や各自治体で行われます。家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、こども虐待問題に対する深い関心と理解を得ることを目的に広報・啓発活動など種々な取組を全国レベルで集中的に実施します。
滋賀県ではこの時期に「CFRびわこ」によるびわ湖一周オレンジリボンたすきリレーが行われています。今年のたすきリレーは11月1日に開催されます。そこでこの日にあわせて、NPO法人こどもソーシャルワークセンターが事務局となって、びわこオレンジリボンフェスタ実行委員会による【びわこオレンジリボンフェスタ】を、たすきリレーのスタート地点である浜大津で今年も開催します。
この「びわこオレンジリボンフェスタ」はお金がなくても、またお金の心配せずにこどもや親子連れ、市民のみなさんが文化活動を通してこども虐待について考えるイベントとするべく活動資金をクラウドファンディングで集めます。
【びわこオレンジフェスタの概要】
①オレンジリボン映画祭
②青空こども食堂(無料のお弁当配布)
③オレンジリボンステージ(人形劇など)
11月1日(土)11時から16時半
会場:スカイプラザ浜大津他
2025-11-04 21:28
約400人のみなさんに無料でびわこオレンジリボンフェスタに参加してもらいました
11月1日、前日の雨がやみ無事にびわこオレンジリボンフェスタが開催されました。京阪びわ湖浜大津駅横の浜大津スカイクロスでは、こどもの虐待・こどもの権利を考えるワークコーナーで遊びチケットをもらって、遊びコーナーを楽しむこども、青空こども食堂でお弁当をもらって食事をとる親子、そしてスカイプラザ浜大津では三本の映画を上映したオレンジリボン映画祭と親子向けの人形劇公演がありました。クラウドファンディングによる寄付のおかげですべてのプログラムを無料で提供することができました。
あそびコーナー(もぐらたたき、宝さがし、木工パズル)とクラフトコーナー(バルーンアート、消しゴムハンコを使ったポストカードづくり、キーホルダーづくり)を楽しむ親子たち。100枚の無料あそびチケットはすべてなくなりました。また200枚用意した青空こども食堂の無料チケットも195食が出てほぼ完売。お弁当以外にもあたたかいラーメンも人気でした。

今年初の人形劇公演も笑いの絶えない一時間のステージになりました。生まれてはじめて本格的な人形劇に触れたこどもやおとなもいて「おとなでも人形劇楽しめるんだ」という声も聞こえてきました。30人のおとなとこどもが人形劇公演を楽しみました。

オレンジリボン映画祭の三本の映画は、実人数で78名の方が来場。こども虐待にかかわるテーマをあつかっていたことから、どの作品もみなさん真剣に見入ってました。上映後の監督のトークショーで映画監督の思いやメッセージを知ることが出来たのもオレンジリボン映画祭ならではの時間でした。残念ながら映画祭の写真は撮れていませんが、翌日の新聞記事にトークショーの写真が掲載されています。
二年目の取り組みになった「びわこオレンジリボン映画祭」は、昨年の以上の来場者とこども虐待をなくすために活動する団体とがつながる機会として大きな一日となりました。クラウドファンディングで応援してくれたみなさんのおかげで来場した401人の参加者にすべて無料で参加してもらうことが出来ました。寄付で応援してくれたみなさん、本当にありがとうございました。






