EJAAD JAPAN

アフガニスタンの女性たちに希望を

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こんにちは。私たちは2017年、アフガニスタン人の若者アブドゥルさんを中心に、国境を越えた仲間たちとともに、アフガニスタンの女性の教育や就労を支援するプロジェクト「EJAAD(エジャード)」を立ち上げました。メンバーは皆ボランティアです。 EJAAD(ダリ語)の意味はinnovation (変革、革新)。困窮するアフガニスタンの女性を助けるだけではなく、その先の夢に向かって挑戦する女性たちを応援しています。 「もっと教育を受けたい」「手に職をつけて家族を支えたい」・・・ 彼女たちの希望の実現をご一緒に応援してください。 ★このページの【寄付をする】ボタンより、ご自由な金額で(500円~)ご寄付いただけます。ささやかな金額でも大きな励みとなります。よろしくお願いいたします。

【最新情報】

人道支援にご協力ください! 

アフガニスタンでは、長期化する政情不安に加えて、地震・洪水・干魃など度重なる自然災害のために、貧困や食料不足が深刻化し、ますます厳しい状況となっています。 EJAADでは昨年に続いて2023〜2024年も継続的な食料配布や医療支援を行う予定ですが、そのための資金が不足しています。また、女性や子どもたちの教育の機会が奪われていることも深刻な問題です。

私たちのような小さな団体にできることは限られていますが、この数年間で培ったネットワークを活かして、現地の人たちに寄り添い、心の通った支援を続けていきたいと思います。お力をお貸しいただけましたら幸いです。

村の子どもたちのための無料健診を実施しました(2024年1月)

2022年度の人道支援の報告(EJAADホームページのブログより)

継続的にご支援いただくマンスリーサポーターも募集しています。

新しい情報はホームページおよび「ブログ」をご覧ください

 

下記の写真は拠点施設EJAADセンターの開所式と識字教室の様子です。

EJAAD アフガニスタン代表からのごあいさつ

こんにちは、アブドゥルです。私は2016年から2018年まで大阪大学大学院経済学研究科に在籍し、経済政策を専攻していました。

私は草の根レベルでアフガン社会に変化をもたらしたいと常に思っていました。そして、日本でのボランティア経験や多くの人たちとの交流をもとに、アフガニスタンの伝統的な価値観に配慮しながら女性が安全に学び働くことを支援するNGO「EJAADアフガニスタン」を有志で設立しました。

現在、約40人の女性がこのプロジェクトに参加して刺繍作品を作り、日本はじめ数か国の支援者へ送っています。また、政情不安の中でも女性たちが安心して集まれる小さな建物(ワークショップ/ラーニングセンター)の建設も、多くの方々のご協力で実現しました。このセンターは刺繍や縫製の技術向上に欠かせない作業場であり、識字教室など学習の場でもあり、オフィスとしても機能します。社会情勢の悪化に対応するための食料配布や医療支援活動の拠点ともなっており、私たちNGOにとって大変重要な建物となります。

将来的には活動地域を拡大し、アフガニスタンの遠隔地での小さなプロジェクトにも取り組んでいく予定です。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

EJAAD Afghanistan代表 アブドゥル 

子どもたちへの食料支援を行いました(2023年8月)

EJAADが運営するロガール村の学校(学習塾)の子どもたち35人に食料を配布しました。残りの約30人にもなるべく早く配布する予定です。(ご寄付受付中)

「食料配布」「医療支援」を行いました(2021年12月~2022年3月、2023年1月〜3月)

【報告】

2021年8月17日~10月9日に実施したクラウドファンディングでは、154名の皆様にご支援いただき、無事目標を達成いたしました。おかげさまで、女性たちが学び働く場=活動拠点の建設工事も順調進み、2022年末に完成しました。

「夢をあきらめない!」アフガニスタンの女性たちが学び働く場を作ります

しかし、その一方、アフガニスタンの社会情勢は急激に悪化してます。多くの市民が仕事を失い、食料や燃料などの価格も高騰する中、厳しい冬が近づいています。

私たちEJAADチームでは、施設の建築資金の一部を女性たちおよびその家族(約20家族)の生活を支えるために回してきました。今後しばらくは、命をつなぐ生活支援を優先して行いながら、女性たちの教育や仕事作りの応援をしていくことになりそうです。ごいっしょに支えていただけましたら幸いです。

EJAAD PROJECT プロモーション動画( 英語 1分20秒)

 

ご支援の使い道

クラウドファンディングでご支援いただいたエジャードセンタ建物の設計は、 国境なき建築家集団(AWF=Architects Without Frontier)の協力によります。

今後の皆様からのご支援は、現地の社会情勢やニーズにそって、下記の優先順で使わせていただく予定です。

  • 生活に困窮している女性たちおよびその家族への食費や医療費などの支援
  • ロガール地域の村の学校(学習塾)の運営資金(対象:教育の機会に恵まれない子どもと女性)
  • 刺繍製作のトレーニングや商品化に必要なミシンや備品、オンライン学習のための教材や通信機器、コンピューターなど

ささやかな金額でも有効に役立てることができます。ご協力をよろしくお願いいたします。

刺繍を通じてアフガニスタンの豊かな伝統文化を伝えたい

アフガニスタンは、シルクロードを通じて多くの地域とつながり、東洋と西洋が交差する「文明の十字路」に位置します。古くから多くの民族が行きかい、交わって豊かな文化が育まれてきた土地です。刺繍もその一つで、母から娘に代々伝えられてきた多彩な刺繍文化があります。

しかし、戦争が長期化する中で人々の生活は余裕がなくなり、安価な中国製品の流入も相まって、手仕事の伝統が失われつつあります。かろうじて祖母や母から技術を受け継いでいる若い女性たちに、今その伝統を継承できるような環境を提供すること。そしてアフガニスタンの豊かなアートを世界に伝えることもこのプロジェクトの大切な目的です。

上の写真は、EJAADの女性たちの作品です。伝統的なデザインを参考に、新たな感性と独自性を発揮しはじめました。エジャードセンターの開設により、海外でも通用する高品質な刺繍製品を作り、将来的には女性たちによるソーシャルビジネスとして自立することを目指しています。


 

EJAAD JAPANの活動にはどなたでもご参加いただけます。(会員制ではありません)ご興味のある方は「お問い合わせ」フォームよりメールアドレスをお知らせください。経過報告やイベントのご案内などお送りします。

現在、関西学院千里国際の生徒やPTAの皆さん、NPO法人 国際交流の会とよなか(TIFA)カフェ・サパナの皆さんなどにご協力いただいています。

その他、ニュースレターなどくわしい情報は下記のホームページをご覧ください。

アフガニスタン女性支援プロジェクト EJAAD(エジャード)

よろしくお願いいたします。

EJAAD JAPAN 共同代表   Jennifer Henbest deCalvillo   筒井百合子

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