今回のクラウドファンディングでは、89名もの方々からご支援をいただき、また、温かく心強い応援メッセージも多く寄せられました。すべて現地の言葉に訳して女性たちに伝えさせていただきます。
アフガニスタンの女性たちにとって、今は暗黒の時代と言えるでしょう。そのような暗闇の中でも、日本からの応援が一筋の希望の光となることを願いながら、これからもご一緒に支え続けたいと思います。
今後のご寄付は下記のページにて随時受け付けています。引き続きよろしくお願いいたします。
こんにちは。アフガニスタン女性支援プロジェクトEJAAD (エジャード)です。
私たちは2017年、大阪大学のアフガニスタン人留学生アブドゥルさんを中心に、国境を越えた仲間たちとともにアフガニスタンの女性の教育や就労を支援する活動を始めました。「EJAAD」とは現地の言葉(ダリ語)で創造、革新を意味します。
アフガニスタンの社会、特に女性が数々の困難な状況に直面している今、この活動を継続し発展させていくために、ぜひお力をお貸しください! よろしくお願いいたします。
EJAAD JAPAN 共同代表
Jennifer Henbest de Calvillo、筒井百合子
今回のクラウドファンディングでは、89名もの方々からご支援をいただき、また、温かく心強い応援メッセージも多く寄せられました。すべて現地の言葉に訳して女性たちに伝えさせていただきます。
アフガニスタンの女性たちにとって、今は暗黒の時代と言えるでしょう。そのような暗闇の中でも、日本からの応援が一筋の希望の光となることを願いながら、これからもご一緒に支え続けたいと思います。
今後のご寄付は下記のページにて随時受け付けています。引き続きよろしくお願いいたします。
※ このプロジェクトは関西テレビが主催する「ぷらす8゛」の認定プロジェクトです。
ぷらす8゛では関西テレビが過去に活動を紹介した、社会課題に取り組む団体のクラウドファンディングを応援します。
そして、目標金額達成後は気になる寄付金のゆくえを追加取材でお届けします。
ぷらす8゛特設サイトはこちら
https://congrant.com/jp/corp/ktv/plus8.html
アフガニスタンでは今もタリバン政権下で、女性たちは働くことはおろか、自由な外出もままならない状況です。中学生以上の女子は1年間通学できていません。さらに、貧困、食料不足、自然災害にもみまわれ、ともすれば絶望的に思えるそんな中でも、決して希望を捨てるわけにはいかない。諦めず、へこたれず、仲間で学び合い、手仕事を行うことで、生きる希望を見出そうとしている女性たちがいます。
その女性たちの手がける美しい手仕事、それが「刺繍(ししゅう)」です。
EJAADでは現在、36人の女性がその受け継がれた刺繍の技術を活かし、作品を製作しています。
2022年7月、EJAADの活動が関西テレビ「報道ランナー」で紹介されました。
アフガニスタンの女性たちが希望を託して生み出している刺繍作品と、それが苦労の末日本に届いた様子を是非ご覧ください。
皆が安心して集まり学べるところ、刺繍や縫製の技術向上ための場所が欲しいという女性たちの願いを受けて、昨年7月より小さな拠点施設の建設を行ってきました。AWF(国境なき建築家集団)ほか、たくさんの方々のご支援を得て、首都カブールに「EJAAD(エジャード)センター」(Ejaad Learning and Working Center)がまもなく(9月中に)完成します。
女性たちは、刺繍や縫製技術だけではなく、それを世界に発信するためのダリ語や英語、算数、コンピューター技術なども学びたいと夢をふくらませています。(無教育または初等教育しか受けていない女性が大半です) 施設の完成を待ちきれない女性たちは、冬の間、親戚の家に集まって勉強を始めていました。
EJAADセンター建設の経緯はこちらをご覧ください。
念願の拠点施設が実現し、さあこれから!と意気込んでいる女性たちですが、現地では今、次々と困難が襲いかかっています。
★食料不足
アフガニスタンでは今、タリバン政権への経済制裁、地震・洪水などの度重なる自然災害、ウクライナ戦争による物価の高騰など、国全体にさまざまな困難がふりかかり、その影響で食料不足が深刻な状況です。多くの男性が失職する中、女性や子どもたちは食料を手に入れることも難しく、命の危機に直面しています。昨冬に続いて食料支援が必要です。
★女性の行動制限
また、タリバン政権下のアフガニスタンでは今も女性たちは自由に外出できません。活動拠点ができても、家族は妻や娘を外に出したがりません。皆が安心してセンターに集まるためには車による送迎が必要です。
★停電が頻発
アフガニスタンの社会インフラはますます悪化しています。首都カブールでも停電している時間の方が長く、1日に1,2時間しか電気が来ない日もあります。勉強や作業をするための照明、電動ミシン、パソコンなどあらゆる電化製品の使用に困難をきたしています。EJAADセンターに安定した電気がほしい、ソーラー発電があれば、という願いが切実になっています。
数々の困難に直面するアフガニスタンの女性たちやその家族に日本から寄り添い、ともに歩み続けるために、私たちはこのクラウドファンディングを立ち上げました。どうか、あなたのお力をお貸しください!
①ソーラーパネルとインバーター2機 2100ドル (約30万円)…EJAADセンターの電力確保のため
②車の購入支援(トヨタの中古車)6000ドル(約84万円)… 女性たちの送迎、食料配布などに活用 … 前回は車を借りて食料を配布しましたが、途中で故障してしまいました
③冬期の食料支援(1回分)1900ドル(約26万円)… 小麦粉・米・食用油・砂糖など 25家族分(1家族は8~10人)
計 10000ドル(約140万円)
★現在の為替レートでは140万円が必要となりますが、まず目標額を100万円とし、達成した場合はネクストゴールを設定する予定です。(その間に円が高くなることを願って・・)
刺繍には一人ひとりの名前があります。遠いアフガニスタンの会うことができない女性たちですが、そのひと針ひと針にこめられた希望、母から娘へと受け継がれてきた文化と平和への願いを私たちは後押ししたい。
あなたのお力をぜひお貸しください!
ご協力いただいた皆さまには、定期的に現地からのレポートをお送りし、日本で開催する報告会や刺繍展示会の情報をお届けいたします。
EJAAD JAPANチーム一同
<協力>
NPO法人 国際交流の会とよなか(TIFA) アフガニスタン女性支援プログラム
関西学院 千里国際キャンパス EJAAD CLUB
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。