青年海外協力隊山口県OB会

こどものための日本語教室 年間サポーター100人プロジェクト

支援総額
715,000
143%
目標金額 500,000
ネクストゴール 1,000,000
サポーター
110
終了しました
2022年12月31日 23時59分 まで
青年海外協力隊山口県OB会では、2021年3月から山口市において、外国にルーツを持つ子どものための日本語教室を開催しています。 子どもたちが日本語で夢をあきらめないために、この教室を続けていくことが必要となっています。 たくさんの方に、一緒に子どもたちを見守って頂きながら、この教室を続けていくために、毎年の寄付によって応援してくださる「年間サポーター100人」を募りたいと思います。皆さまの応援をお願いします。

子どものための日本語教室とは

青年海外協力隊山口県OB会では、2021年3月から山口市において、外国にルーツを持つ子どものための日本語教室を開催しています。

最初は数名が来るだけだったこの教室も、今では山口市5会場、防府市1会場で、毎週30名程度の子どもたちが集まる場になっています。

山口県は外国人住民の散在地域であるため、集団指導の場に通えない子ども達もいます。

子どもたちのニーズや状況に合わせて、教室のあり方も個別や小集団での指導、会場まで通えない子どものためのオンラインでの指導など多様になってきています。

高学年の子ども達も、教科書に載っている難しい単語と向き合いながら勉強しています。
高校受験が間近になってきている子どももおり、試験を想定した学習にも取り組んでいます。

子どもたちにとっては、日本語や学校の勉強を理解するための学習の場でもありますが、「ここに来るといろんな国の友達に会える」とほっとできる居場所にもなっているようです。

 

なぜ子どもたちに、日本語の支援が必要なのか

今、学んでいる子どもたちの多くは、両親が日本に来ることになって、それに伴われて日本に来ました。
日本に来たときの年齢やそれまでの学習経験は様々です。

日本語は日本で生活する中で、自然と習得していける部分もあります。
日常生活の中で使う日本語能力は「生活言語能力」と呼ばれ、習得期間は2年程度と言われています。

しかし、小・中学生くらいの年齢で初めて来日した子どもたちにとっては、日常生活に必要な日本語の習得に合わせて、学習に必要な日本語を習得していく必要があります。

それらは自然に習得できるものではありません。
「学習言語能力」と呼ばれるそれは、習得に5~7年かかると言われています。

両親とも日本語の理解が十分ではない家庭もあり、家で学習をするのは難しい状況もあります。
理解できない言葉を聞きながら、学校の教室で1日過ごすというのは、つらいだろうなと思います。

山口県は外国人の散在地域であり、外国にルーツをもつ子どもが、学校で1~2名ということもあります。
そういった状況では、学校で支援体制を整えることにも限界があります。

それらに対して自分達にできることをなにかしたいと思い、私達はこどものための日本語教室をスタートしました。

指導は一人ひとりの状況や日本語能力に合わせて、内容や教材、指導方法などを工夫しながら行っています。

来日間もない子どもたちには絶対に必要な単語の集中的な学習を行ったり、おしゃべりが上手になってきた子ども達には表現力や思考力を伸ばすために話し合いなどを取り入れたり、中学生には教科学習を集中的に行ったりしています。

自分が望む将来に向けた選択肢を広げるために

山口県では、子ども向けの日本語支援の場はほとんどない状態であったため、助成金を得て、この活動をスタートさせました。

しかし、助成金はずっと続けて受けることができるものではありません。

受験といったタイムリミットがある中で、教科書に載っている難しい単語と向き合いながら勉強している子どももいます。
自分の望む将来に向けて頑張っている子どもたちのために、この活動を継続させていく必要があります。

たくさんの方に支えていただき、一緒に子どもたちを見守っていただきながら、この教室を続けていきたいと思っています。

応援の使い道

こどものための日本語教室には主に以下の経費がかかっています。

・指導者報酬      月7万円×12か月=84万円
・インターネット通信費 月6,000円×12か月=7万2,000円
・教材、消耗品購入   月1万円×12か月=12万円
・行事保険料      月1万円×12か月=12万円  合計 約115万円

今年度はドコモ市民活動団体助成事業の助成をいただいており、それ以外は寄付でまかなっています。

皆さまからの応援は、主に教材購入やインターネット通信費、行事保険料、指導者報酬として使わせて頂きます。


5,000円の応援を2名の方からいただければ、1回の集団指導の場を実施でき、約20人の子どもたちが日本語や学校の勉強を学ぶことができます。

今回のプロジェクトでは、毎年の寄付によって応援してくださる「年間サポーター100人」を募っています。

1口5,000円、複数口での応援も大歓迎です!
1年に1度、子どもたちのために応援をお願いします。

お礼について

応援してくださった方には、ニュースレターをメールで継続的にお届けします。
1年に1度の子ども達の発表の場である「多文化祭」にご招待させていただきます。

 


 

私達の思い

私が青年海外協力隊に参加しザンビアで活動中、地元の人に沢山助けてもらいました。
今は、山口でその恩返しをさせていただいている感じです。
私たちの「にほんご教室」は、こどもたちが日本語や学習を教えるだけではなく、多様な体験ができる場所でありたいと思っています。
そして、外国にルーツを持つこども達と、その家族の居場所になって欲しいと思っています。

青年海外協力隊山口県OB会 コーディネーター 柿沼瑞穂

青年海外協力隊山口県OB会とは

青年海外協力山口県OB会は、(独)国際協力機構(JICA)の事業である青年海外協力隊員として、途上国で活動した経験のあるOB・OGのうち山口県に在住のものからなる団体です。
青年海外協力隊事業は、50年以上の歴史がある事業であり、OB・OGも年代も職種、派遣国も様々です。
途上国での経験を社会に還元することを目的として活動しています。


■団体名 青年海外協力隊山口県OB会
■会 長 山尾 和宏
■所在地 山口県山口市小郡明治一丁目 10-14
■設 立 1976年4月1日

■活動目的
山口県在住の青年海外協力隊経験者、および、JICAボランティアとの親睦を図り、青年海外協力隊員の海外経験を地域に還元すること

■活動内容
・山口県在住の青年海外協力隊経験者のための親睦
・山口県在住の青年海外協力隊経験者が地域への社会還元活動を行う上での活動の場の提供
・派遣中の青年海外協力隊をはじめ、JICAボランティアへの助言・活動支援
・青年海外協力隊をはじめとした、JICAボランティアへの参加促進
・地域での多文化共生の推進に関する事業

団体情報について詳細はこちら

団体情報
青年海外協力隊山口県OB会
団体情報
青年海外協力隊山口県OB会
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。