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サポーターとなってくださった皆さま
青年海外協力隊山口県OB会 コーディネーターの柿沼 瑞穂です。
この度は、「こどものための日本語教室」年間サポーターになっていただき、有難うございました。
皆さんの応援が、どれだけ私たちを勇気づけるかわかりません。
本当に有難うございます。
私たちの活動は、多くの行動力のある方たちの支えがあって成り立っています。
それは日本語教師の力だけではありません。
ちなみに、私も日本語教師ではありません。
外国ルーツの子どもたちとのやり取りを通じて、保護者の方との関わりが深まってくると、様々な支援が必要な場面が出てきます。
山口市では「令和4年度エール!やまぐちプレミアム共通商品券」というものが子育て家庭配布されました。
指定された店舗で使える買い物券です。
買い物券が使える店舗はネットで確認できます。
しかし、日本語力が乏しい保護者の方は、その情報サイトにアクセスが出来ませんでした。
そのため、お店に行って質問をするとういう気の遠くなるようなことをしていました。
明日になれば、その買い物券が紙切れになってしまうという日に、いよいよ焦ってヘルプがきました。
興味がありそうなお店をピックアップしてお伝えしました。
一度知ってしまえば、なんてことはない情報です。
また、中学3年生の子どもの高校受験のWeb出願をお手伝いしました。
子どもの将来にも関わる重要なことです。
保護者に代わって手続きをするので、不備が無いよう緊張して作業しました。
私だけではありません。ボランティアさんの中にも、高校のWeb出願をお手伝いした方がいます。
その方は次のように感想を言われていました。
「インターネット出願をお手伝いしたところです。無事入力出来て受験票が完成したときには何か感無量でした。
夏ぐらいから相談を受け、いろいろ話をしながら勉強を支援してきました。
学力もついてきてやっとここまでこれたか!と思うとちょっと達成感があります。
〇〇さんにとって良き人生の転機となれるよう今後もやさしく,力強く見守っていこうと思います。
いいご縁を頂き感謝しております。」
多くの人の関わりあいの中から、子どもたちを支える人間関係が生まれてきていると分かると、とても嬉しくなります。
地域のみんなが、ちょっとだけ出来ることを実行すれば、困難を安心に変換できます。
自分が住んでいる山口は、外国ルーツの人たちにとっても優しい地域であってほしい、そういう地域にしていきたいと思います。
年明けは、1月3日よりオンライン。教室は6日より開始します。
今後とも私たちと一緒に外国ルーツの子どもたちを支える活動にお付き合いください。
どうぞよろしくお願い致します。
2023年が皆様にとって良い一年になりますように。
青年海外協力隊山口県OB会
コーディネーター 柿沼 瑞穂