セネガル・ティエス州に、性暴力を受けた女性のための避難所があります。ティエス州は、首都のダカール州の次に大きな大都市で、220万人の人が暮らしており、この避難所はティエス州で唯一のものです。
避難所は、レイプ、予期せぬ妊娠、夫からのDV、強制結婚、自殺未遂、同性愛による迫害、FGMなど、様々な事情で安全な居場所を必要とする女性や子どもが過ごす場所です。2023年に建設を完了し、2024年7月に小さく運営を開始しました。昨年は8名の女性と子どもを受け入れ、その後も毎日のように受け入れの依頼が来ている状況ですが、運営資金が足りず、現在は受け入れを一時的に停止しています。
避難所を再開させ、心と体に傷を負った女性と子どもを守るため、継続的にサポートしてくださる方を募集しています。
※当避難所は、セネガルの現地NPO、La Palare(ラ・パラーブル)が主体となり、一般社団法人ゲヌが日本からサポートする形で運営しています。
2025-08-08 19:00
セネガルの避難所見学に関するお知らせ

元セネガル協力隊員の佐藤伸子さんと、ゲヌの現地インターン生はるなちゃんが、先月末に避難所を訪問してくださいました!
「想像以上に綺麗で立派な建物でびっくりしました。この建物が使えない状況にあるのはとてももったいないと感じました」という感想もいただきました。
現地の避難所では、日本人の方の見学を積極的に受け付けております。
訪問をご希望の方は、お気軽に一般社団法人ゲヌまでお問合せください!
「この建物が使えない状況にあるのはとてももったいないと感じました」
という感想を聞いて、深くうなずいてしまいました。
(※現在、電気の故障とスタッフの人員不足により、避難所では一時的に女性の受け入れを停止しております。どこにも帰ることができない女性には、スタッフの家で受け入れを行っている状況です。)
「ティエスの中心地から離れた、少し分かりづらい場所で、セキュリティがちゃんとしてるんだなと感じました」
という感想もいただきました。
実際に建物を見ると、そこで女性たちが安全に暮らせたらどれだけいいだろうと想像せずにはいられません。

現地の避難所では、日本人の方の見学を積極的に受け付けております。
訪問いただく方には、1万フラン(約2500円)をご寄付(見学料)として頂戴しております。
現地スタッフに直接渡していただき、その場で薬代になったり、交通費になったりと、必要なところへまわされます。(※マンスリーサポーターの方からは見学料はいただいておりません。)

過去に見学に来てくださった方からは、「渡したお金がその場で薬代になっているのを見て、本当にお金がパツパツなんだなと感じました」という感想もいただきました。
心苦しい現状ではありますが、見学に来ていただいた際には、ありのままの状態を見ていただけたらと思っています。
訪問をご希望の方は、お気軽に一般社団法人ゲヌまでお問合せください。
gueneu.tokyo@gmail.com