一般社団法人ゲヌ
一般社団法人

セネガルで女性の避難所を運営するため、マンスリーサポーターを募集します!

サポーター
31
15%
目標人数 200
paid
支援総額
97,000円/月
calendar_month
残り
2
2025年08月31日 23時59分 まで
セネガル・ティエス州に、性暴力を受けた女性のための避難所があります。ティエス州は、首都のダカール州の次に大きな大都市で、220万人の人が暮らしており、この避難所はティエス州で唯一のものです。 避難所は、レイプ、予期せぬ妊娠、夫からのDV、強制結婚、自殺未遂、同性愛による迫害、FGMなど、様々な事情で安全な居場所を必要とする女性や子どもが過ごす場所です。2023年に建設を完了し、2024年7月に小さく運営を開始しました。昨年は8名の女性と子どもを受け入れ、その後も毎日のように受け入れの依頼が来ている状況ですが、運営資金が足りず、現在は受け入れを一時的に停止しています。 避難所を再開させ、心と体に傷を負った女性と子どもを守るため、継続的にサポートしてくださる方を募集しています。 ※当避難所は、セネガルの現地NPO、La Palare(ラ・パラーブル)が主体となり、一般社団法人ゲヌが日本からサポートする形で運営しています。
2025-08-08 22:16
【現地からの報告】出産間近。自殺を考えていたときに、ティエスの避難所を知った女子大生。
現在、現地スタッフは、妊娠中の女子大生から相談を受けています。 彼女は彼氏との間に子どもを妊娠しましたが、セネガルでは結婚前に子どもができることは村の恥であり、実際に彼女の父親は厳格なムスリムであることから娘を許しませんでした。 彼女は現在、彼氏の両親と共に暮らしていますが、未来に絶望し自殺を考えていました。 どこか安心できる場所がないかと探していたとき、ティエスの避難所の存在を知り、入居を強く要望してきました。 1ヶ月後には出産が控えています。

私たちの避難所は、レイプやFGMの被害者だけが来る場所ではなく、様々な事情を抱えた女性たちが相談に来ます。

彼女の場合、義理の両親と暮らすことにも抵抗があり、実家にも帰れず、妊娠した体で大学に通うこともできず、自己肯定感を失い、自殺を考えていました。

無事に出産を終えるまで避難所に受け入れ、まずは心身の安らぎを得てもらうことができればよかったのですが、残念ながら受け入れ停止中のためにそれができませんでした。

現地スタッフのジュフさんが彼女と頻繁に連絡をとって相談にのり、彼女の実家にも足を運び、父親との対話を試みました。

そして、女性の母親の仲介のもと、父親との対話が実現しました。ジュフさんは、「娘さんは家族からの支援がないと生活できない」「誰しもが若い頃は過ちを犯すものであり、自分の過ちを認め、人生から学び続けることが大切だ」と根気強く伝え、ついに父親は娘が自宅に戻って出産することを受け入れました。

しかし、女性自身は、村の人々からの視線に怯え、村に戻ることもためらっている状態です。

彼女に関しては、今後もジュフさんが中心となってサポートし、彼女の行く末を見守っていくことになります。

避難所には、受け入れの要請が絶えず来ております。

日本には、女性が相談できる窓口が設置されており、各都道府県に必ず1つは避難所が存在します。セネガルでは、首都のダカールに数か所のみで、ティエス州を含む他の州には1つもありません。私たちが運営しようとしているティエス州の避難所には、ティエスのみならず、隣国のマリやモーリタニアからも女性が受け入れを要請している状況です。

居場所がない、相談相手がいないために、自殺をしたり、赤子を遺棄する女性がセネガルにも沢山います。まずは批判をせずに話を聞いてくれる人と、安心できる居場所が必要です。

避難所の受け入れを再開するために、電気の修復➡スタッフの追加雇用と順番に進めていきたく、私たちはまず電気の修復に向けて動いているところです。

マンスリーサポーターの募集キャンペーンも残り1か月を切りました。

皆様のお力を貸していただけたら幸いです。

一般社団法人ゲヌ 代表理事 宮村暢子

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