
セネガルでのお仕事
結衣さんは、リンゲールで農業に従事している女性グループの生活向上のため活動されています。今頑張っていることは、モリンガパウダーの販売!
モリンガは、健康によい植物として人気があり、日本でもモリンガティーが人気です。結衣さんはダカールに行った際にモリンガの葉っぱがパウダーで売られているのを見て、リンゲールの女性たちに、モリンガをパウダーにして売ってみないかと提案しました。モリンガパウダーの売れ行きは上々とのこと!素敵なアイデアだなと思いました。



セネガルでの生活
結衣さんが好きなのは、セネガルの助け合いの文化。見ず知らずの人でも面倒をみたり、物乞いの子どもたちに当たり前のように食事を分けてあげたりする。その考え方は、イスラム教の「富める者が貧しいものに与えよ」という教えからも来ているそうです。
一方で、村の女性たちはウォロフ語しか話せないので、最初は言語の壁があったり、「お金ちょうだい」といったジョークに戸惑ってうまく返せなかったり、最初は様々な苦労があったそうです。今、結衣さんは「お金ちょうだい」のジョークにどうやって返しているのか?
その答えはぜひ、インスタライブのアーカイブでご覧くださいね!
https://www.instagram.com/reel...

セネガルの女性への印象
結衣さんが知るセネガルの女性たちについて、お聞きしました。
- 男女の役割分担がはっきりしている
- 子どもの頃から、女の子は洗濯や、掃除や、ご飯作りに従事する。
- 結婚が早い。10代で結婚、出産が普通に見受けられる。
- SNSで出会って結婚するようなパターンもあれば、親から「この人どう?」と提案するパターンもあるみたい。でも、セネガルは親の言うこと絶対。本人がどこまで本気で合意しているかは分からない。
- お金を沢山稼いで、第二夫人、第三夫人と作り、子どもが沢山できることが1つのステータスになっているような気もする。
- 一夫多妻は協力し合ってうまくいっているケースもあれば、第二夫人と子どもを置いて夫が返ってこない、困窮している、というケースも見受けられる。

セネガルの避難所について
結衣さんは、私たちがサポートするティエス州の避難所にもお越しくださり、現地スタッフのファティマタさんともお話されました。その後、マンスリーサポーターになってくださいました。
「現地で、ファティマタさんのように女性たちを助けたいと思っている人がいることは素敵なこと。その人たちに託したい」
と、最後に素敵な言葉をくださいました。

改めて、お話をしてくださった大谷結衣さんに心から感謝申し上げます。
結衣さんは年末に日本にご帰国予定です。帰国されましたら、一緒にイベントなどできたら嬉しく思います。
一般社団法人ゲヌでは、セネガル現地の避難所をサポートするため、マンスリーサポータの募集を行っています。ぜひ仲間になっていただけたら嬉しいです!