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新年あけましておめでとうございます。一般社団法人日本保育防災協会 代表理事の西畑です。
昨年2024年は、能登半島で1月に発生した大地震、さらに9月の豪雨災害により、多くの幼稚園や保育園などの保育施設が甚大な被害を受けました。この状況を受け、私たち日本保育防災協会は、能登半島の子どもたちの未来をつなぐため、支援活動を続けております。
昨年は数回にわたり能登半島を訪問し、現地の状況を直接確認してまいりました。先月(2024年12月)に訪問した際も、多くの方々の必死の努力により復旧が進んでいる一方で、まだ多くの課題が残っていることを痛感しました。町には倒壊した建物がいまだ目立ち、地割れのある道路も多く、小さな子どもたちの安全が確保できないため、散歩にも出られない状況がそこにはありました。また、園庭が使用できない施設もあり、子どもたちが太陽の下で自由に遊ぶ日常が失われています。
現在も引き続き、全国の皆様にご協力をお願いし、クラウドファンディングを実施中です。この支援は、被災した園庭の修繕、保育活動再開に向けた設備の復旧、そして子どもたちの未来に繋がる取り組みに活用する予定です。
これまでご支援いただいた皆様には、心から感謝申し上げます。皆様の温かいご支援が、地域の子どもたちや保育関係者にとって大きな力となり、希望の光となっております。本当にありがとうございます。
多くの方の力が集まり、少しずつ前進している状況に感謝するとともに、これからも現地の声をしっかりと受け止め、保育環境の復旧と子どもたちの日常を取り戻すために全力で取り組んでまいります。引き続き、皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
一般社団法人日本保育防災協会
代表理事 西畑 進太郎