<今回の目的>
①障がいの有無・年齢・性別に関係なく一緒にスポーツを楽しんでもらいたい。
②この競技を通じて、自分に大事な役割があることを知ってもらいたい。
<車いすアメリカンフットボール(車いすアメフト)とは>
障がいのある方だけのパラスポーツではありません。障がいの無い方も一緒に参加できます。性別・年齢に関係なく、誰もが参加できるところにこのスポーツの大きな魅力があります。「インクルーシブスポーツ」というジャンルのスポーツです。
スポーツ車いすに乗ることで自由になれるという不思議な体験をすることができます。
一度体験すれば「誰もが同じ」という「多様性の本質」を、頭と体で一瞬にして理解することができます。
<車いすアメフト開発のきっかけ>
NPO法人ホスピタルフットボール協会代表|糸賀亨弥。
1992年天理大学入学。アメリカンフットボール部に入部。
選手、学生コーチ、コーチを経て2007年に監督就任。
監督就任1年目のリーグ戦で、一回生の部員が試合中の事故で頸髄を損傷し、以来車いすでの生活を余儀なくされました。障がいを持った部員に、もう一度仲間と一緒にアメリカンフットボールをプレイさせてやりたいとの思いが、この競技開発のきっかけとなりました。