特定非営利活動法人ジャパンハーベスト
NPO法人

困窮子育て家庭に笑顔と希望を!子どもたちへの食料支援募金

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「息子に泣いた理由を聞いてみたら、『生まれて初めてこんなに美味しいものを食べたから』ということでした。」ー私たちがお届けした和菓子を食べた男の子のお母さんの言葉です。 「児童養護施設の子どもが、私たちの食品で初めて一箱を食べられる喜びを知った。」ー施設のスタッフからの報告です。 ジャパンハーベストは、食品ロス削減と有効活用を通じて、2018年から日本の子どもたちに食の支援を届けています。 スーパーマーケットやホテルから食品を受け取り、行政機関や児童養護施設、子ども食堂に年間365日、冷蔵が必要な生鮮品を中心に寄付しています。 なぜ生鮮品にこだわるのか。それは、私たちの理事長・成田が16歳のとき、小児がんの抗がん剤治療を受け、ほとんど食べられない日々を経験したからです。その中で、「少しでも食べられるときには、栄養のあるものを口にすることが大切だ」と強く感じました。しかし、厚生労働省の調査によると、経済的に厳しい家庭の子どもたちは生鮮品の摂取が少なく、栄養が偏りがちです。 私たちは、わずか500円で2食分の食事を無料で届けています。 受益者負担は一切ありません。すべて無償提供だからこそ、皆さまのご支援が必要です。月500円からの継続寄付があれば、より多くの子どもたちに新鮮で栄養のある食事を届けることができます。 あなたの支援が、子どもたちの未来を支えます。ぜひ継続寄附をご検討ください。

活動・団体の紹介

 NPO法人ジャパンハーベストは、食品ロス削減と食の支援活動を目的に、2018年3月9日から活動を開始しました。スーパーマーケット、ホテル、食品メーカーなどから食品を受け取り、行政機関、児童養護施設、子ども食堂、福祉団体などに無償で提供しています。特に、冷蔵が必要な生鮮品や焼きたてパンなどを積極的に扱い、栄養価の高い食品を必要としている人々に届けることを心がけています。

 消費者庁の調査によれば、全国のフードバンクのうち、冷蔵チルド食品を扱うフードバンクは50%、それらをスーパー等から受け取り、迅速に施設等にお届けする「引取・配送型」のフードバンクは30%、パンや惣菜・お弁当を扱うフードバンクは3%です。

 私たちはそれらを実践しており、このユニークな取り組みは、食品産業もったいない大賞(2019)、岡山市協働まちづくり賞(2020)、おかやまSDGsアワード(2021)、消費者庁食品ロス削減推進大賞(2021) などを受賞しており、高い評価をいただいています。

活動の背景、社会課題について

日本では年間472万トン以上の食品が廃棄される一方で、経済的理由により十分な食料を確保できない子どもや家庭が増加しています。厚生労働省の調査によると、経済的に厳しい家庭の子どもたちを経済的にゆとりがある家庭の子どもたちと比較すると、野菜や果物など生鮮食品の摂取が少なく、お菓子やインスタント食品の摂取が多いというデータが出ており、栄養バランスの偏りが深刻な問題となっています。また、ひとり親家庭の貧困率は先進国の中でも高く、食の支援が必要な状況が続いています。

このような現状を改善するために、ジャパンハーベストは食品ロスを削減しながら、生活に困窮する子どもたちや家庭に食の支援を提供しています。

活動内容の詳細、実績について

1. 食品の提供

  • スーパーマーケット、食品メーカー、ホテル、パン工房などから食品を受け取り、年間365日支援を継続
  • 冷蔵・冷凍食品を中心に提供し、子どもたちや家庭の栄養改善に貢献。
  • 受益者負担は一切なく、無償で食品を届ける

2. 配送・支援ネットワークの構築

  • 岡山県・広島県・大阪府を中心に、食料支援を実施。
  • 行政機関、児童養護施設、子ども食堂、福祉団体と連携し、対象者に直接食品を届ける。
  • 物流を最適化し、効率的な食品提供を実現。

3. 食育・地域イベントの開催

  • 子ども食堂や福祉施設で、食材を活用した調理イベントやワークショップを実施
  • 栄養バランスの取れた食生活の大切さを伝える活動を展開。

活動の実績(2025年2月6日まで)

  • 提供した食品総量:107トン(21万5232食)以上
  • 支援した施設・団体数:91ヶ所 (23年度実績:22164人)
  • 連携する企業・団体:食品関連企業16社90店舗

代表者メッセージ

 皆さま、こんにちわ!私はジャパンハーベスト代表の成田賢一です。数ある慈善団体の寄付ページの中で、私たちジャパンハーベストにご興味を持ってくださり、本当にありがとうございます。私たちは年間365日、お盆期間も年末年始も休まず、食による支援を行っています。受益者の負担はゼロ。皆さまからのご支援により、活動すべてを無料で行っています。

 「食には人を救い、未来を照らす力がある」私は心からこう信じています。

 1995年、16歳の私は悪性腫瘍と診断され、「余命三ヶ月」を告げられました。抗がん剤治療により、頭髪は抜け落ち、体重は急減し、無菌室での孤独な日々が続きました。治療の副作用で嘔吐が止まらず、食欲も失い、身体だけでなく心まで蝕まれていくようでした。

 そんな私を救ってくれたのは、毎朝、病室で母が作ってくれた、にんじんとりんごのジュースでした。ジューサーが回る音、ジュースの鮮やかな色、そして母の声。それらはすべて、私にとって生きる力そのものでした。食は栄養を超え、生きる喜びや希望、そして人を明日へ導く力があるーーそのことを深く実感したのです。

 この経験を通じて、16歳の私は決意しました。「この命をいただいた以上、他の誰かのために捧げよう。困っている人には、どんな状況でも手を差し伸べられる人間でいよう。」

 がんとの闘いは苦しく孤独でしたが、「生きる意味」を見つけた瞬間でもありました。「食には人を救い、未来を照らす力がある」。その信念が、私の原点です。

 1人でも多くの方と「善意の輪」でつながり、皆と一緒に食品ロス削減と食料の支援を行い、皆でステキな未来を築いていきたいです。人と人が支え合う国、思いやりあふれる国。それが、私たちの国、日本です。

 未来を生きる子どもたちに、食品を通じて、夢や希望を描き、笑顔で歩んでほしい。それを見守り、導くのが、私たち大人の使命でもあると思っています。皆様、よろしくお願いします。一緒に子どもたちが輝く未来をつくりましょう!

寄付金の使い道について

ジャパンハーベストの活動は、すべて皆さまのご支援によって成り立っています。寄付金は、以下のように活用されます。

  1. 食品の収集・配送費(ガソリン代・物流費)
    • 企業から食品を受け取り、支援先まで届けるための輸送コストをカバーします。
  2. 冷蔵・冷凍設備の維持・管理費
    • 生鮮食品を適切に保管し、安全に届けるための設備維持費に充てられます。
  3. 食品提供ネットワークの拡充
    • 支援対象地域を増やし、さらに多くの子どもや家庭に食品を届けるための資金として活用します。
  4. 食育・福祉イベントの運営費
    • 食品の有効活用を広めるための食育イベントや調理ワークショップの開催資金として使用します。

500円の寄付で2食分の食事を届けることができます。
継続寄付によって、より多くの子どもたちに栄養のある食事を届け、食の支援を拡大することが可能になります。

あなたの支援が、子どもたちの未来を支えます。ぜひ継続寄付をご検討ください。

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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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