特定非営利活動法人ジャパンハーベスト
NPO法人

【寄付】届けよう、食の安心と笑顔を。食を通じて、子どもたちの未来を支えたい。

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「生まれて初めて、こんなに美味しいものを食べたから泣いた」 ある男の子が、届けた和菓子を頬ばりながら涙を流した――その光景は、今も私たちの記憶に刻まれています。 また、支援を届けた行政機関の職員からは、「この支援のおかげで、これまで確認できなかった赤ちゃんの存在を初めて把握できた」との声も届いています。 食料支援が、DVなどで孤立した家庭に対して、行政がアクセスする“きっかけ”にもなっているのです。 私たちジャパンハーベストは、企業やホテルなどから食品を受け取り、必要としている家庭や福祉施設に365日届けています。 食品は、販売期限を過ぎる前の安全で質の高いものばかり。 私たちは、冷蔵のまま丁寧に運び、顔の見える手渡しを大切にしています。 厚生労働省の調査でも、経済的に困難な家庭の子どもほど、生鮮食品の摂取が不足しているというデータがあります。 だからこそ、栄養のある食事と、社会とのつながりの両方を届けたいと私たちは考えています。 あなたの500円が、18食分の支援となり、子どもたちの未来を支える力になります。 どうか、あなたの力を貸してください。 食べることは、生きること。 その小さな一歩を、一緒に届けていただけませんか。

寄付金の使い道について

ジャパンハーベストの活動は、すべて皆さまのご支援によって成り立っています。寄付金は、以下のように活用されます。

  1. 食品の収集・配送費(ガソリン代・物流費)
    • 企業から食品を受け取り、支援先まで届けるための輸送コストをカバーします。
  2. 冷蔵・冷凍設備の維持・管理費
    • 生鮮食品を適切に保管し、安全に届けるための設備維持費に充てられます。
  3. 食品提供ネットワークの拡充
    • 支援対象地域を増やし、さらに多くの子どもや家庭に食品を届けるための資金として活用します。
  4. 食育・福祉イベントの運営費
    • 食品の有効活用を広めるための食育イベントや調理ワークショップの開催資金として使用します。

500円の寄付で18食分の食事を届けることができます。
継続寄付によって、より多くの子どもたちに栄養のある食事を届け、食の支援を拡大することが可能になります。

あなたの支援が、子どもたちの未来を支えます。ぜひ継続寄付をご検討ください。

活動・団体の紹介

 NPO法人ジャパンハーベストは、食品ロス削減と食の支援活動を目的に、2018年3月9日から活動を開始しました。スーパーマーケット、ホテル、食品メーカーなどから食品を受け取り、行政機関、児童養護施設、子ども食堂、福祉団体などに無償で提供しています。特に、冷蔵が必要な生鮮品や焼きたてパンなどを積極的に扱い、栄養価の高い食品を必要としている人々に届けることを心がけています。

 消費者庁の調査によれば、全国のフードバンクのうち、冷蔵チルド食品を扱うフードバンクは50%、それらをスーパー等から受け取り、迅速に施設等にお届けする「引取・配送型」のフードバンクは30%、パンや惣菜・お弁当を扱うフードバンクは3%です。

 私たちはそれらを実践しており、このユニークな取り組みは、食品産業もったいない大賞(2019)、岡山市協働まちづくり賞(2020)、おかやまSDGsアワード(2021)、消費者庁食品ロス削減推進大賞(2021) などを受賞しており、高い評価をいただいています。

活動の背景、社会課題について

日本では年間472万トン以上の食品が廃棄される一方で、経済的理由により十分な食料を確保できない子どもや家庭が増加しています。厚生労働省の調査によると、経済的に厳しい家庭の子どもたちを経済的にゆとりがある家庭の子どもたちと比較すると、野菜や果物など生鮮食品の摂取が少なく、お菓子やインスタント食品の摂取が多いというデータが出ており、栄養バランスの偏りが深刻な問題となっています。また、ひとり親家庭の貧困率は先進国の中でも高く、食の支援が必要な状況が続いています。

このような現状を改善するために、ジャパンハーベストは食品ロスを削減しながら、生活に困窮する子どもたちや家庭に食の支援を提供しています。

活動内容の詳細、実績について

1. 食品の提供

  • スーパーマーケット、食品メーカー、ホテル、パン工房などから食品を受け取り、年間365日支援を継続
  • 冷蔵・冷凍食品を中心に提供し、子どもたちや家庭の栄養改善に貢献。
  • 受益者負担は一切なく、無償で食品を届ける

2. 配送・支援ネットワークの構築

  • 岡山県・広島県・香川県・大阪府を中心に、食料支援を実施。
  • 行政機関、児童養護施設、子ども食堂、福祉団体と連携し、対象者に直接食品を届ける。
  • 物流を最適化し、効率的な食品提供を実現。

3. 食育・地域イベントの開催

  • 子ども食堂や福祉施設で、食材を活用した調理イベントやワークショップを実施
  • 栄養バランスの取れた食生活の大切さを伝える活動を展開。

活動の実績(2025年6月30日まで)

  • 提供した食品総量:117トン333キロ(23万4666食)以上
  • 支援した施設・団体数:92ヶ所 (23年度実績:22164人)
  • 連携する企業・団体:食品関連企業19社90店舗

代表者メッセージ

 皆さま、こんにちは。私はジャパンハーベスト代表の成田賢一です。

 数ある団体の中から、私たちの活動に関心をお寄せくださり、本当にありがとうございます。

 私たちは365日、お盆期間も年末年始も休まず、冷蔵食品やパン、お野菜や果物などの「食の支援」を必要としているご家庭に届けています。受益者の負担はゼロ。そのすべてを、皆さまからの温かいご支援によって、無料で行っています。 

 私は、16歳のときに病気で長く入院し、「食べられない日々」を過ごしました。

 抗がん剤治療により、頭髪は抜け落ち、体重は急減し、無菌室での孤独な日々が続きました。治療の副作用で嘔吐が止まらず、食欲も失い、身体だけでなく心まで蝕まれていくようでした。

 そんな私を救ってくれたのは、毎朝、病室で母が作ってくれた、にんじんとりんごのジュースでした。ジューサーが回る音、ジュースの鮮やかな色、そして母の声。そのすべてが、私にとっての「生きる力」でした。食べることは、栄養を超えて、希望やつながりを取り戻す行為だということを、あのとき知りました。 

 私たちは、「食を通じて子どもたちを守りたい」と心から願っています。そしてこの願いは、私たちだけでは叶えられません。

 だからこそ、皆さま一人ひとりのご支援が、まさに希望の一皿になります。

 未来を生きる子どもたちに、「今日、ちゃんと食べられる安心」を。ぜひ、私たちと一緒に、この支援を続けてください。

 食がつなぐ、人と人の優しさが、きっと社会を変えていくと信じています。

 ご協力、どうぞよろしくお願いします。

団体情報
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