寄付金の使い道について
皆さまからのご寄付は、日常のフードバンク活動を止めないための費用として、大切に活用しています。
私たちは食品による支援の際に、受益者負担はありません。支援を必要としている人や団体等は、食品を無料で受け取ることができます。一方で、フードバンク活動には必ず費用が発生します。
私たちは倉庫を持たず、鮮度を保ったまま届けることにこだわっているため、以下のような支出が欠かせません。
- 食品の回収・仕分け・配送にかかる人の手
- 冷蔵・冷凍管理に必要な設備・備品
- 配送車両の維持費(燃料費・保険・点検等)
- 食品安全管理・温度管理のための資材
これらはすべて、子どもたちの「今日の一食」を守るための必要経費です。ご寄付は、特別な事業ではなく、365日続く日常の支援を支えています。
活動・団体の紹介
私たちジャパンハーベストの活動について
特定非営利活動法人ジャパンハーベストは、2018年に任意団体として活動を開始し、2021年にNPO法人化しました。 食品ロス削減と食支援を通じて、子どもたちの食を支えるフードバンク団体です。「まだ美味しく食べられる食品」を企業・ホテル・スーパーからレスキューし、子ども食堂、ひとり親家庭、福祉施設、生活困窮世帯へ365日休みなく無料でお届けしています。
特徴は「移動型フードバンク」 倉庫を持たず、黄色い「ジャパンハーベスト号」で直接引き取り・配送。 焼きたてのパン、生鮮野菜、冷凍食品、豆腐や納豆、牛乳など、栄養たっぷりの質の高い食品を、顔の見える手渡しで届けています。
食品を滞留させず、必要な場所へ、必要なタイミングで届けることを大切にしています。
これまでの実績(2026年1月末現在)
- 活動開始 : 2018年
- 提供食品総量:141トン33kg(約28万食以上相当)
- 月平均:2,000kg以上を、40ヶ所以上の施設・団体と数百世帯へ
- 連携パートナー:ハローズ、ANAクラウンプラザホテル、廣榮堂、山崎製パンなど13社123店舗
また、災害時や社会状況の変化に応じて、柔軟な支援も行なってきました。
- 2018年 西日本豪雨災害 : 仮設団地で無料スーパーを継続開催
- コロナ禍 : 大学生への緊急食料支援
- 国内外の団体・企業と連携した食支援プロジェクト
活動の背景、社会課題について
日本では、年間472万トン以上の食品が廃棄される一方で、経済的理由により十分な食料を確保できない子どもや家庭が増加しています。厚生労働省の調査によると、経済的に厳しい家庭の子どもたちを経済的にゆとりがある家庭の子どもたちと比較すると、野菜や果物など生鮮食品の摂取が少なく、お菓子やインスタント食品の摂取が多いというデータが出ており、栄養バランスの偏りが深刻な問題となっています。また、ひとり親家庭の貧困率は先進国の中でも高く、食の支援が必要な状況が続いています。
私たちジャパンハーベストは、この二つの問題を「日常の活動」でつなぐことを目的に生まれました。
特別なイベントではなく、毎日、淡々と、食を届け続けること。それが、子どもたちの安心につながると考えています。食品ロスを削減しながら、生活に困窮する子どもたちや家庭に食の支援を提供しています。
活動内容の詳細、実績について
1. 食品の提供
- スーパーマーケット、食品メーカー、ホテル、パン工房などから食品を受け取り、年間365日支援を継続。
- 冷蔵・冷凍食品を中心に提供し、子どもたちや家庭の栄養改善に貢献。
- 受益者負担は一切なく、無償で食品を届ける。
2. 配送・支援ネットワークの構築
- 岡山県・広島県・香川県・大阪府を中心に、食料支援を実施。
- 行政機関、児童養護施設、子ども食堂、福祉団体と連携し、対象者に直接食品を届ける。
- 物流を最適化し、効率的な食品提供を実現。
3. 食育・地域イベントの開催
- 子ども食堂や福祉施設で、食材を活用した調理イベントやワークショップを実施。
- 栄養バランスの取れた食生活の大切さを伝える活動を展開。
代表者メッセージ
皆さま、こんにちは。私はジャパンハーベスト代表の成田賢一です。
数ある団体の中から、私たちの活動に関心をお寄せくださり、本当にありがとうございます。
私たちは365日、お盆も年末年始も休まず、冷蔵食品やパン、お野菜、果物、そしてお正月のかまぼこや豆餅などの「食の支援」を必要としているご家庭や施設に届けています。受益者の負担はゼロ。そのすべてを、皆さまからの温かいご支援によって、無料で行っています。
私は、16歳のときに病気で長く入院し、「食べられない日々」を過ごしました。 抗がん剤治療により、頭髪は抜け落ち、体重は急減し、無菌室での孤独な日々が続きました。治療の副作用で嘔吐が止まらず、食欲も失い、身体だけでなく心まで蝕まれていくようでした。
そんな私を救ってくれたのは、毎朝、病室で母が作ってくれた、にんじんとりんごのジュースでした。ジューサーが回る音、ジュースの鮮やかな色、そして母の声。そのすべてが、私にとっての「生きる力」でした。食べることは、栄養を超えて、希望やつながりを取り戻す行為だということを、あのとき知りました。
今、年末年始も休まず活動を続けているのは、子どもたちの「今日、ちゃんと食べられる安心」を一日も途切れさせたくないからです。支援を必要とする子どもたちの数は、減っていません。だからこそ、私たちは「一度きり」ではなく、続けることを選びました。
この活動は、国や自治体からの継続的な補助金や業務委託に頼らず、皆さまからのご寄付によって支えられています。
皆さま一人ひとりのご支援が、まさに希望の一皿、温かい毎日の笑顔になります。
あなたのご寄付は、子どもたちの「今日の一食」と、「明日も食べられる」という安心につながります。
この支援を止めないために、ぜひ、あなたも参加してください。



