ジェットスタージャパンは2012年に就航し、私たちは日本におけるLCCの展開と路線拡充に誇りを持って取り組んできました。しかしその後、一方的な勤務変更指示や疲労問題が発生し、2018年にキャビンクルー有志によりJCAは結成されました。しかしその後の道のりも決して平坦ではなく、その後も労働条件の一方的な不利益変更や執行部への不当な懲戒処分などの不当労働行為に立ち向かっています。様々な困難がありますが航空会社の最優先事項である安全とその安全を支える仲間を守るため、また私たちの活動が業界全体のキャビンクルーの働き方改善に繋がることを願い活動して参ります。どうぞ皆様のご賛同とご寄付をお願い申し上げます。
Jetstar Japan launched in 2012, expanding LCC routes in Japan. Fatigue from schedule changes and long hours led cabin crew to form JCA in 2018. Despite unfair labor practices, JCA ensures safety and supports colleagues. We aim to improve industry working conditions and appreciate your donation.
2025-01-28 03:36
JCA懲戒取消し裁判勝訴とその後の会社対応について

12月2日、東京地裁は懲戒処分を無効とする判決を下し、会社が控訴を行わないことで判決が確定しました。裁判所は執行委員長に対する懲戒事由が存在しなかったと認定し、処分の無効を決定。加えて、組合活動への影響や精神的苦痛が認められ、50万円の慰謝料の支払いが命じられました。執行部メンバーの処分についても権利濫用と認め、処分無効と給与控除分の賃金請求を認容しました。しかし、その後会社からの謝罪もなく、社員に対する説明も行われていない状況は判決内容を真摯に受け止めているとは言えず、経営陣のコンプライアンス意識や懲戒委員会の不透明な懲戒プロセスに対するガバナンスが問われています。なおJCAに対する不当労働行為については2月に千葉労働委員会より命令が下される予定です。