認定NPO法人釜ヶ崎支援機構

生まれや育った環境に左右されず、若者が街のプレイヤーになるための自立援助ホーム立ち上げプロジェクト

支援総額
6,971,000
139%
目標金額 5,000,000
サポーター
319
終了しました
2024年12月26日 23時59分 まで
大阪・釜ヶ崎で25年間活動してきた釜ヶ崎支援機構は、野宿生活者や生活困窮者の支援を行ってきました。これまでの活動で得た知見をもとに、若年層向けの自立援助ホームを立ち上げるプロジェクトを進めています。特に15歳から20歳の若者を対象とし、社会から孤立する前に繋がりを持ち、将来の生活の危機を未然に防ぐための支援を提供します。就労支援や居場所の提供を通じて、若者が地域に根付き、自立できる環境を作ることを目指しています。集まった寄付は、自立援助ホームの改修や運営費に充てられます。
2024-12-16 15:17
釜ヶ崎で暮らす方にインタビューしてみました!
釜ヶ崎支援機構の施設によく来てくれていて、DIYや自転車整備などが得意なSさん。 そんなSさんの若い頃の話や、若い頃を振り返って、今思うことを聞かせていただきました。 地元での思い出、 釜ヶ崎の第一印象、 釜ヶ崎で過ごした20代、 若い頃を振り返って、今思うこと。 色々なことをお聞きできました。

Sさん(70)。

出身は広島県福山市。幼少期から祖父と同居。

25歳の時に釜ヶ崎に来て、そこから釜ヶ崎で生活しています。

ー大阪に来る前はどんな生活だったんですか?

広島で仕事をしてた。

中学を卒業して、親戚が働いてる家具屋さんで25歳まで働いた。

全く知らない人の所で働くのは不安だったから親戚の所にした。

ー広島では、ご家族と一緒に暮らしていたんですか?

お祖父さんと暮らしてて、お祖父さんが面倒を見てくれてた。

ー広島を出ようと思ったきっかけは?

地域の人との付き合いが増えて、色んな所に出かけるようになったときに「家を出てもっと外に出たい」と思った。

釜ヶ崎のことは、大阪に来た時にタクシーの運転手から聞いて知ったそう。

大阪に来た日から釜ヶ崎での生活がスタート。

ー釜ヶ崎で生活をスタートさせたときのことを聞かせてください

大阪に来た日から新世界の宿に泊まってたけど、すぐにお金も無くなるから、そのまま釜ヶ崎で日雇いの仕事(1日単位で雇われる仕事。建設ラッシュ時は建築現場の仕事なども多かった)に行くようになった。知らん土地やし、道でお酒飲んでる人もいてるし、まじで恐かったけど飯食わなあかんから、なんでもせなあかんと思った。

そこから色んなところに働きに行った。旅してる感じ(日雇い労働現場は、全国各地にあった)。

大阪に来てからは、あんまり広島のお祖父さんのとこに帰らんくなった。お祖父さん、1人で飯食うんも寂しそうやったから見るの辛うて会わんくなったな。

ー全く知らない土地で暮らすのはとても不安だと思うし、「恐い」という印象を持った街なら尚更不安になると思うけど、釜ヶ崎での生活を続けれた理由は?

飯場(泊りがけの仕事の時に、労働者が寝泊まりする場所)におると、ええ人もおったから。

色んなことせな生きていけんかったから色んなことした。

ひどい現場もあったから、給料も貰えんと逃げたこともあったけど「次の仕事が見つかれば何とかなる」と思って、何日間も飯食えんでも耐えた。

飯場から抜け出して2~3日何も食わず歩き続きて帰ってきたこともあった。

身内がいたら、泣きついたら何とかなるかもしらんけど、そんなんないから何とかするしかなかった。

Sさんの20代

ー釜ヶ崎での生活で頼れる人はいた?

おらんかった。悩みとか、生活のいろんなこと話せる人はおらんかった。

同じ飯場におっても、飯場におる間は仕事せなあかんから仲良くするけど、飯場から出たらそんなに話さん。

先輩に仕事の前日の夜にビール買って行ったりしたら、仕事の日に優しくしてもらえたりして、そういうことを自分で覚えていった。

甘えたいときもあった。怒られても殴られてもいいから、泣きついたり信頼できるような人がおったら良かった。

ー誰にも頼れなくても何とかやっていくしかなかったんですね

今でも、すがりたい人とか悩みを聞いてほしい人はおらん。

人生の中で何かが欠けてるような感じがしてる。

でも、欠けてる中でも、うまく世の中をやっていかなあかん。色々あるけど。

ここ(サービスハブ西成)みたいなとこは、昔はなかったから。

ー現在、釜ヶ崎支援機構では、家庭で暮らすことができない子どもや若者が暮らせて、大人が付き添いながら生活できる「自立援助ホーム」という場所を作ろうと思っています

そんなんええな。

(自分は)学校でも「あそこは大変やから」って思われてて「勉強せえ」とも言われへんかった。

自分の話が今の子にわかってもらえて、それで助かる子がおるんやったら、ええな。


今回、色々なことを話してくれたSさん。

余計な補足はいらないくらい、聞きごたえのあるお話を聞かせていただきました。

そして、いつもオシャレなSさん。

今回も、とても素敵な帽子をかぶっていたので、ついシャッターを切ってしまった時の一枚です。


5000円コース
5000円コース
金額5,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書
10000円コース
10000円コース
金額10,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホーム報告会へのご招待
21000円コース
21000円コース
金額21,000
グッズのお渡し →当法人で制作しているオリジナルTシャツ・バッジや、当法人で運営している飲食店ヨリドコキッチンのお食事券 ※本コースは寄付控除の対象にはなりません
30000円コース
30000円コース
金額30,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待
50000円コース
50000円コース
金額50,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示
100000円コース
100000円コース
金額100,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示 ・代表との個別ミーティング
300000円コース
300000円コース
金額300,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示 ・代表との個別ミーティング ・釜ヶ崎の街歩きご招待
500000円コース
500000円コース
金額500,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示 ・代表との個別ミーティング ・釜ヶ崎の街歩きご招待
団体情報
認定NPO法人釜ヶ崎支援機構
団体情報
認定NPO法人釜ヶ崎支援機構
5000円コース
5000円コース
金額5,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書
10000円コース
10000円コース
金額10,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホーム報告会へのご招待
21000円コース
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金額21,000
グッズのお渡し →当法人で制作しているオリジナルTシャツ・バッジや、当法人で運営している飲食店ヨリドコキッチンのお食事券 ※本コースは寄付控除の対象にはなりません
30000円コース
30000円コース
金額30,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待
50000円コース
50000円コース
金額50,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示
100000円コース
100000円コース
金額100,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示 ・代表との個別ミーティング
300000円コース
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金額300,000
・寄附金受領証 ・お礼状、または、お礼メール ・年次報告書 ・自立援助ホームの報告会へのご招待 ・施設内に支援者名の入ったプレートを掲示 ・代表との個別ミーティング ・釜ヶ崎の街歩きご招待
500000円コース
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