NPO法人かながわ311ネットワークは、東日本大震災をきっかけにできた団体です。
岩手県釜石市では、事前に行っていた防災教育で津波避難の3原則として「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」と教えていました。3.11のあの日、小中学生が率先避難者となったことが、たくさんの地域の方が避難するきっかけとなりました。学校に残っていた子どもは全員助かったことから「釜石の奇跡」と言われるようになりました。
この被災地からの学びを神奈川に活かすため、「自分のいのちを自分で守れる子どもを育てる」をモットーに、2015年から防災教育事業を開始しました。
楽しく学びながら正しい知識を得られるよう子ども向けのプログラムを開発し、小学校中学校のみならず、幼稚園や学童での取り組みへと広がっています。
よりたくさんの子どもたちにプログラムを届けられるよう、温かいご支援をお願いいたします。
2024-02-17 12:00
防災教育ファシリテーターの能口美惠子さんより応援メッセージをいただきました
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子どものころに習ったことは、大人になっても、幾つになっても忘れないもの。
そして「自らを守る」という感性、思考力は、これからの不安定な時代を生き抜いていくことになる子どもたちにとって、きっと多方面でプラスになると思うのです。普段できないことは、非常時には絶対できない。
神奈川から1000年の都である伝統芸能の街京都に移住して、そのことをより強く感じるようになりました。
日ごろの学習の中で防災教育を通じ、「自分を守る」「率先して行う」「臨機応変に考える」ということを学んだ子どもたちはいずれ、社会の中で重要な人財となっていくと信じています。
子どものころに習ったことは、大人になっても、幾つになっても忘れないもの。
そして「自らを守る」という感性、思考力は、これからの不安定な時代を生き抜いていくことになる子どもたちにとって、きっと多方面でプラスになると思うのです。普段できないことは、非常時には絶対できない。
神奈川から1000年の都である伝統芸能の街京都に移住して、そのことをより強く感じるようになりました。
日ごろの学習の中で防災教育を通じ、「自分を守る」「率先して行う」「臨機応変に考える」ということを学んだ子どもたちはいずれ、社会の中で重要な人財となっていくと信じています。