間論(私設図書館さんさん舎)

さんさん舎から「間論…malon」へ。

img-cover
img-cover
img-cover
私設図書館さんさん舎を主宰していました、瀬戸です。 「さんさん舎」は2019年より本のある居場所として、尾道市向島にて無料開放をしてきました。私が数年前に福山へ越したのを機に、福山でも本のある場を設けられたらと、2拠点を目指して物件を探していました。 ようやく福山で借りられそうな物件を見つけることができたときには、さんさん舎の老朽化が進んでしまったこと、また、福山での物件費用がそれなりにかかるため、さんさん舎に関しては2024年9月に閉館。それと並行して2024年はじめより新拠点の整備をすすめてきました。 新たな拠点は「間論(マロン)」と名付けました。福山駅から徒歩3分という立地にある、本のある“シェアサロン”です。 ここでは「間論」のサロン会員/本棚会員/この場に賛同する賛助会員、を募集させていただきます。

「間論…malon 」

~本と、人と人とがつながりあえる、学びと交流のシェアサロン~
ひとりでゆっくり、みんなでワイワイ。
いろんな過ごし方ができる、秘密基地的な本のある空間(シェアサロン)できました。

大人と若者が時に出会い、共に成長しあい、可能性を広がられるような文化空間を目指します。


 「間論」の意味(ロゴマーク)

「間」を大切にした場づくり
・人と人の間:異なる価値観や経験を持つ人々が対話を通じてつながり合う場/距離感
間合い:自分のペースで居られる空間/無理なく自然な交流を促す「間合い」を意識
空間としての「間」:対話と学びのきっかけとなる落ち着いた空間/心地よい広さ

上記のような、「間」をテーマに語り合える場として「間論」という名前をつけました。漢字で書くと少し固い印象ですが、呼ぶと「マロン」という優しい響き。マロン=栗、と関連付けて、かわいらしい印象のあるロゴマークの制作を、尾道向島の私設図書館さんさん舎ロゴと同じく大阪在住のイラストレーターさんにお願いしました。


間論」ってどんな場所?

間論では大きく分けて下記の3つのことを行いたいと思います。

  1. 本のある場所(私設図書館機能/一箱本棚制度/本を介し繋がりあう)
  2. 大人の学びと交流の場(テーマに沿った学びあい/多世代・異業種が交流しあう)
  3. なんらかの生きづらさを抱えた若者支援(さまざまな人と出会う/可能性を広げる)

 1.本のある場所
      (私設図書館機能/一箱本棚会員制度/本を介し繋がりあう)



・私設図書館機能:さんさん舎からの本や、主宰の瀬戸蔵書、サロン会員の本などを設置
・一箱本棚制度:
本棚会員としてスペース(箱)を借り、各自、本を選書し設置する
・本を介し繋がりあう:
本に関するテーマの催しや、関連するゲストを招いてトークショウ開催

本は“多様な価値観や世界観との出会いのきっかけ”となり、また、本を介すと“普段は話しづらいことも自然と対話”ができます。それは、これまでの私設図書館さんさん舎の活動を通しても実感しています。だからこそ「本のある場所」を福山にも増やしたいし、だいじにしたい
また、本棚会員制度(会費制)を導入することで、さまざまな選書が集まり、本好きな人たちのコミュニティづくりに繋がるのではないかと考えています。


2.大人の学びと交流の場
  (テーマに沿った学びあい/多世代・異業種が交流しあう)

・テーマに沿った学び合い:ZINEづくり、地域作業療法など時にはゲストを招いて勉強会
・多世代・異業種が交流しあう:
タテヨコナナメの関係づくり、飲食を通して交流しあう

気になるテーマについて、関心のあるもの同士で集まり情報交換をしたり、ゲストを招いたりという交流をこれまでも少人数(10人程度)で開催してきました。
利便性を考え駅近くで考えると、飲食店では時間や参加費(食事代)が割高になり、ミーティングルームだと堅苦しくなるのが悩みのたねでした。心地よい空間で、軽食をとりながら時間を気にせず気軽に参加できるような会を開催することができます。※この場そのものの心理的安全性を担保するためにも、企画は「サロン会員」のみの特権としています。


3.なんらかの生きづらさを抱えた若者支援
     (さまざまな人と出会う/可能性を広げる)

・さまざまな人と出会う:まずは若者支援に理解のある「サロン会員」との交流を促す
・可能性を広げる:
小さなことからチャレンジしたり、社会との繋がりの場として利用

私設図書館さんさん舎で、不登校支援や親の会などに関わってきた経験から、あまりに「誰でも出入り」ができるオープンな場所には、対人不安で来れない子たちがいること/場に慣れるまでの段階があること/なんらかの支援的な配慮ができる人が必要だろうということ、が見えてきました。
そこで、今回は不特定多数に対してオープンな形ではなく、あえて限定クローズな形で場を開くことに挑戦します。なんらかの生きづらさを抱えた若者が、自分の得意なことを活かしながら可能性を広げられるような場になればと願います。※福山の若者支援をしている団体と連携し、その対象者を主とした場の提供を行います。


「間論」で叶えたいこと

  • 地域や社会のなかでの「学び・交流の場」として、福山の文化的価値をさらに高める
  • これまで話しにくかったテーマについても話し合える、安心できる場(関係)づくり
  • 生きづらさを感じる若者が、少しでもいきいきと過ごせるようになる環境(ご縁)づくり

「間論」に関わるには(会員募集)



運営に関わる「サロン会員」と「本棚会員」、賛同し寄付者としての「賛助会員」があります。サロン会員と本棚会員に関しては、「間論」にお越しいただいて、事前に主宰者である瀬戸と面談が必要です。(※サロン会員/本棚会員希望の場合は事前にメールやSNSでご連絡ください)
基本的にこれらの会費とイベント収入で場の運営維持が行われるため、賛助会員(単発/マンスリー)を募らせていただきます。

・サロン会員(10000円/月):
10名の運営メンバー/間論に出入り自由/イベント開催権利あり/割引制度あり
本棚会員(3000円/月)

10名程度/一箱本棚オーナー/サロン会員オープン時に出入り可能/割引制度あり
・賛助会員(単発/マンスリー):

間論の活動や想いに賛同し、応援していただける個人と法人/会員向け催しや割引制度あり

会員限定の催しもありますが、一般オープンにしているイベントごと(各種イベントや勉強会/オープン間論デイ/23の日企画等)には、どなたでもご参加いただけます。気になるイベントごとに「参加して応援」も大歓迎です。
すでに「間論」で開催した催しや、瀬戸が主宰する市民活動団体「iti neighbors(イチネイバーズ)」で行ってきたイベント案内の一部を載せておきます。

「間論」の想いに賛同し、この場をいっしょに、福山の新たな文化空間として楽しく豊かな場になるよう育てていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

「間論…malon」主宰:瀬戸房子

団体情報
間論(私設図書館さんさん舎)
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。