私たち「みてるよ」プロジェクトチームは、2024年7月に休眠預金活用事業の採択を受け、地域で孤立する産後の親子にあたたかなつながりをつくる活動をちくご川周辺の地域(主に久留米・鳥栖・佐賀県東部)で展開してきました。
出産後は24時間赤ちゃんのお世話に明け暮れる生活が始まり、初めての育児であれば尚更、不安と常に隣り合わせの日々になります。
地域で声をかけ合うコミュニティが希薄し、密室育児という言葉もうまれました。
「みてるよ」では、些細なことでも気になることは「先輩ママまみさん(Aiのチャットシステム)」が24時間瞬時に答えてくれます。
弱音を吐けず、「自分は母としてやっていけないかも...」と産後に落ち込む人は増加し、産後うつという症状を発症する方は年々増えています。
Aiのチャットはあたたかみが欠けていると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、Aiの進歩は目覚ましく、誰か人に相談するよりも的確で寄り添ってくれることや人への相談よりも弱音やSOSを出しやすいと子育て世代には好評です。
また、Aiの相談だけではなく、ママ同士の交流や地域で活動中の助産師さんなどの育児の専門家と出会える交流会も各地で開いています。
少子化も加速の一途を辿る中、もっと産後に安心して育児を楽しめるように「みてるよ」のプロジェクトはより一層ニーズの把握をしながら地域で活動を推進します。