今まさに生活に困っている若者たちが、自らの抱える困難に対して声を上げる回路はまだ少なく、制度・政策決定の場においては、「当事者不在」の議論がなされがちです。
私たちはいま生活に困っている若者世代の実情を社会に届けるため、日々現場で相談活動や、調査研究に取り組み、それを通じた社会発信に力を入れています。埋もれがちな貧困「当事者」の声を社会に届け、人々の生存が守られる公正な社会を作るため、皆様のあたたかなご支援をお待ちしております。
2024-12-28 12:00
10月27日 『ホームレス「過去最少」の厚労省発表やは本当か?』と題したイベントを開催しました
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10月27日、文京シビックセンターにて、『ホームレス「過去最少」の厚労省発表やは本当か?』と題したイベントを開催しました。
イベントでは、POSSE理事で生活相談に関わる岩本菜々からは、調査から明らかになった、仕事にも家族にも福祉にも頼れずホームレス状態となる若者の実態が語られました。
イベント後半では、POSSE学生ボランティアで大学2年生の目黒から、学生がどのように支援に携わり、貧困が蔓延する社会を変えていけるのかが語られました。
会場には、多くの学生や社会人が集まり、盛況のうちにイベントは幕を閉じました。