蔵の子ども図書館《きぼうの図書館》
洲本7丁目商店街の一角にある、築100年の古民家「YORISOI米田家」。ここはかつて砂糖問屋でしたが、洲本市と関係の深い京都工芸繊維大学大学院で建築を学ぶ学生たちの協力で、2017年にまちのコミュニティスペースとして生まれ変わりました。
「きぼうの図書館」は、その「YORISOI米田家」の〈蔵〉を改修してつくった私設図書館です。地域で地域を支える「子ども図書館」として、運営ボランティアさんたちが、本を楽しみにやってくる地域の子どもたちを、日々あたたかく見守ってくれています。
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代表からみなさまへ
淡路島・洲本市の本町7丁目商店街で「YORISOI米田家」を運営するNPO法人兵庫SPO支援センターは、少子高齢化が進む地域において、多世代の人たちが支え合うしくみをつくり、子どもの孤立をなくし、地域が地域を支える新たなコミュニティづくりに挑戦しています。
淡路島に子どもたちの明るい未来を創るべく、第3の居場所としての「みんなでいっしょにごはん(子ども食堂)」及び「蔵の子ども図書館」開設に向けて、行政等の支援を受けることなく、民間の立場で推進、実施してまいりました。
多方面の行政機関が尽力しているにもかかわらず子どもや若者が孤立し、最悪な場合は死に至っている現実を受けとめ、「この現実をなんとかしたい」との思いから、地域で子どもをそっと支えていく第3の居場所として「蔵の子ども図書館プロジェクト」を立ち上げ、洲本市の域学連携でつながりのできた京都工芸繊維大学大学院の学生と共に蔵の改修に取り組み、コロナ禍の待機期間を経て、このほど無事に 蔵の子ども図書館《きぼうの図書館》をオープンすることが出来ました。
今後の運営のためには、資金と本、そして運営のためのマンパワー(ボランティア)が必要です。過去には約2ヶ月にわたり、クラウドファンディング上で支援を呼びかけ、その間、11名の方にご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。しかし、目標額の20分の1にも満たず、継続して支援及び寄付をお願いするものです。
当法人として、地域で起きている課題を自分事として、先導的に取り組んでいますが、最終的には、地域の皆さんのご支援がなければ、継続できません。
さらなるご支援を心よりお願いいたします。
NPO法人兵庫SPO支援センター
代表理事 李 貫一
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ご支援の使い道
今回皆さまからいただいたご寄付は、最優先課題である
蔵の子ども図書館《きぼうの図書館》の空調、照明設備の設置工事費
として使わせていただきます。
・書籍はしばらくは購入せず、寄贈本と洲本図書館(提携済)から借り出した本で運用する
・経費は別途、大人向け図書の古本市での売り上げなどで賄う
このように計画を立てて日々運営しております。よろしくお願いいたします。