原子力市民委員会/高木仁三郎市民科学基金
認定NPO法人

福島第一原発事故の教訓を風化させない ――次世代に"伝える"ための情報拠点づくりにご協力ください!

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支援総額
5,518,500
183%
目標金額 3,000,000
ネクストゴール 5,000,000
サポーター
442
終了しました
2025年08月22日 22時00分 まで
東京電力福島第一原発事故から14年が経過し、あの日に始まったできごとが風化し始めています。また、当時のことを知らない世代も増えています。 原子力市民委員会(CCNE)は2013年に発足以来、原発のない社会をめざして政策提言をおこなうシンクタンクとして、『原発ゼロ社会への道』シリーズなど、多くの情報を発信してきました。 しかし、原発問題では「わかりやすく伝える」ことがいつも課題でした。 原発やエネルギーの問題に関心がある人には、重要な情報を届けることができたかもしれません。でも、原発の問題に距離を置いてしまう人や、当時のことを知らない世代にまで、十分に伝わるような発信はできてきませんでした。 福島原発事故の風化が進み、政府は「原発を最大限活用」していく方針へと舵をきりました。その結果、地震で被災した原発や、老朽化した原発が各地で動き始めています。 今あらためて、福島原発事故とは何だったのか、そして原発のない社会が実現可能であることについて、多くの人が考えるきっかけとなる「わかりやすい情報の拠点づくり」にチャレンジしたいと考えています。
2025-12-28 14:46
クラウドファンディングご協力への御礼と進捗のご報告、署名活動など(原子力市民委員会)
年の瀬も迫ってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 今年の活動を振り返りましたときに、この夏におこなった原子力市民委員会のクラウドファンディングにご寄付をいただきましたことを改めて御礼申し上げたく、ご連絡いたします。

リニューアルをしたウェブサイトは、まだまだ充実させていく必要はありますが、検索をするとCCNEの発信情報が上位に出るようになり、効果が見えています。また、目標に掲げた『地震と原発のリスク』を伝えるコンテンツ・冊子については、原子力市民委員会の技術規制部会の皆さんが鋭意制作を進めており、来年3月11日の発行を目指しています。

今回は、福島原発事故当時子どもであったか、まだ生まれていなかった世代にも伝えることができるよう、わかりやすさを重視しています。専門的な論考については、ウェブサイトに掲載する方向で準備を進めています。

なお原子力市民委員会では現在、福島原発事故から15年を振り返り、課題を整理し、展望を示すためのステータスレポート「福島原発事故15年の現在地」(仮題)の作成にも取り組んでおり、クラウドファンディングの目標に掲げたもう一つの「放射能による健康リスク」を科学的に思考するためのコンテンツ・冊子の制作については、来年度の取り組みになる予定です。進捗については、改めて皆さんにお知らせいたします。

原子力市民委員会は2013年4月、日本で原発ゼロ社会を構築することを目的に発足しました。当初掲げていたフレーズは「脱原発社会構築のための具体的道筋を、倫理的観点を盛り込みながら本気で考えること」でした。原発回帰政策を許してしまった今も、この取り組みが重要であることに変わりはありません。

社会情勢は益々厳しくなりますが、であるからこそ、持続可能なエネルギー社会を築くために、原発のない社会に方向転換することが何よりも重要であることを、今後も訴え続けたいと思います。

新しい原発優遇の公的融資制度に反対する署名 

なお、政府の審議会では、さっそく原発新設のための新たな公的融資制度の検討を始めています。結局は、原発は国の支援なくして建設などできず、その負担を負わされるのは、税金や電気代を支払うわれわれ市民です。

他団体と連携し、下記のような署名活動を立ち上げました。この実態を知らせるためにもぜひご署名ならびに下記のリンクの周知をお願いいたします。

年末年始、寒波がくるという予報です。お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。そしてまた来年、ともに活動ができますと幸いです。今年のご支援・ご協力に心より御礼を申し上げるとともに、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

どうぞよい年をお迎えください。

原子力市民委員会事務局

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