原子力市民委員会/高木仁三郎市民科学基金
認定NPO法人

福島第一原発事故の教訓を風化させない ――次世代に"伝える"ための情報拠点づくりにご協力ください!

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支援総額
3,448,000
114%
目標金額 3,000,000
ネクストゴール 4,000,000
サポーター
280
残り
11
2025年08月22日 22時00分 まで
東京電力福島第一原発事故から14年が経過し、あの日に始まったできごとが風化し始めています。また、当時のことを知らない世代も増えています。 原子力市民委員会(CCNE)は2013年に発足以来、原発のない社会をめざして政策提言をおこなうシンクタンクとして、『原発ゼロ社会への道』シリーズなど、多くの情報を発信してきました。 しかし、原発問題では「わかりやすく伝える」ことがいつも課題でした。 原発やエネルギーの問題に関心がある人には、重要な情報を届けることができたかもしれません。でも、原発の問題に距離を置いてしまう人や、当時のことを知らない世代にまで、十分に伝わるような発信はできてきませんでした。 福島原発事故の風化が進み、政府は「原発を最大限活用」していく方針へと舵をきりました。その結果、地震で被災した原発や、老朽化した原発が各地で動き始めています。 今あらためて、福島原発事故とは何だったのか、そして原発のない社会が実現可能であることについて、多くの人が考えるきっかけとなる「わかりやすい情報の拠点づくり」にチャレンジしたいと考えています。
2025-08-10 21:58
【クラファン残り12日になりました】 吉田千亜さんから応援メッセージをいただきました!
吉田千亜さんは、ジャーナリストとして、作家として、福島原発事故の被害の実相を追い続け、「調査研究」などでは見えてこない、人々の経験や思いを文字にして私たちに伝えてくれます。吉田さんは、原子力市民委員会にとっても温かい、心強い存在です。事故を決して「風化」させず、被害を被害として記録し、記憶していくことを、これからもともに取り組んでいきたいと思います。

原発事故について調べていると、閉じた世界で一部の研究者だけが知っている事実を見つけることがあります。

なぜこれが、市井の人々に知らされないのか、知るべき人に届かなかったのか、怒りや焦りを抱きます。メディアの責任もありますが(その末席にいる私にもありますが)、メディアには知らされていないこともあり、原発事故の専門性の高さなどの限界もあります。

その科学をひらいてくれているのが、原子力市民委員会です。

原発事故前、つまり、今ほど原発や原発事故の取材をしていなかった私にとって、科学は遠い存在でした。でも、今は、そう思いません。

原子力市民委員会の方々と知り合い、学ぶ中で、そう思わなくなりました。というよりも、そう、思わせてくれたのだと思います。市民にひらく、市民とともにある原子力市民委員会から、私もこれからも学びます。

あの原発事故があったにも関わらず、原発の推進に傾きつつある今の社会には、なくてはならない存在です。心から応援しています。

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コングラント」で作成されています。
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