公益社団法人東京都看護協会は、東京都に在住・在勤の看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)の資格を持つ個人が自主的に加入し運営する看護職能団体です。昭和22(1947)年に日本看護協会東京都支部として結成され、本年で72年の歴史を誇る専門職能団体です。現在約5万人の看護職が加入しています。
個人の力だけでは解決できない看護を取り巻く課題を組織の力で解決し、看護を発展させ、社会に貢献します。
保健師、助産師、看護師及び准看護師が看護に関する教育と研鑽に根ざした専門性に基づき看護の質の向上を図るとともに、安心して働き続けられる環境づくりを推進し、もって人々の健康な生活の実現に寄与することを目的とし活動しています。
2022-06-09 15:24
医療用物資無償提供
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令和2年3月、4月の新型コロナウイルス感染症のいわゆる第一波の局面において、世界的にN95マスクやガウンなどの防護具、消毒薬等の医療資材需給が逼迫し、医療機関では本来使い捨てるべき防護具をやむを得ず再利用せざるを得ないなど、医療現場は逼迫した状況となっていました。
令和2年4月上旬、台北ロータリークラブから東京北ロータリークラブを通じ、「感染封じ込めに成功した台湾から日本の医療従事者へフェイスシールドを寄贈したい」という申し出を受け、寄附金、寄附物資の受け入れと医療機関への無償提供を実施いたしました。
この後、通常の寄附に加え、使途を新型コロナウイルス感染症に関する事業とする「新型コロナウイルス感染症対策緊急支援寄附」の受付を開始し、この寄附金及び寄附物品の活用に加え東京都看護協会も資金を拠出し、感染症の拡大に伴う国内の医療現場の混乱を防ぎ、最前線で治療にあたっている看護職及び医療従事者を支援するため、感染防止対策上必要な医療器具等を無償提供するなどの各種支援を実施いたしました。
医療用物資の無償提供は、現在も継続して実施しております。