tomoni.は、「違いが豊かさになる社会」を願い、誰もが自分らしさとつながりに開かれるための体験と学びの機会を届けています。2021年から、学校での多様性尊重の授業や教職員研修、LGBTQ+のための語り場や葛藤解決のワークショップなどを企画・運営してきました。
この度、持続可能な運営と、より活動を広げていくために、月々の寄付で共に未来をつくる仲間を募集しています。
自分らしさやつながりを育み、違いが豊かさになる社会へ、歩みを共にしませんか?
2025-09-10 18:55
【差別や分断、無理解に‘対抗’するのではない、別の道】

tomoni.は「学校とLGBTQ+の現場」という限られたフィールドで「何を」しようとしているのか。実はまだまだ知られていないのではと思って、寄付キャンペーンを機会に言語化していきたいと思う!
模索しながらなので、ちょい出ししつつ行きます🚩
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差別や分断、無理解に‘対抗’するのではない、別の道をtomoni.は歩こうとしている。
違いに線を引き、分別する。やがてそれが差別となる。
分断や無理解に出くわした時に出てくる怒りやさらに分断を誘う声。それは自分の内側のもの。
過去からの痛みが暴発する。
つながれないと諦める。
自分には力がないと言い訳する。
自分のせいだと自己否定を深める。
相手の行動を一面的にジャッジする。
自分の行動のどれもを正当化する。
その「内側」のどれもと向き合う、ということをやろうとしている。
もちろん差別にはNOだ。
早く世界からなくなってしまえばいいと思う。けど、自分がまったく差別しないのか?偏見がないのか?と言ったら、全然そうじゃなくて。
対話の姿勢なく、NOと言って突き放し、「こちら」の正論を押し付けた先に、私はつながりを感じたことはない。
NOと言い続ける先…
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自分の内側に取り込んだNOに向き合うこと。自分の対岸の立場に立ってみること。
そういう在り方や、自分たちになっていくことを、みんなでやりたいと思っている。
自分の対岸に「文字通り」立とうとするには、それなりの勇気と動機が必要。立つまでに癒す必要がある傷もある。
それらに地道に向き合って、自分の理解や対岸の理解、葛藤そのものからのヒントをたどって、別の道を模索している。