★9/12 21:00 よりネクストゴール挑戦中!!★
●人数目標:1stゴールから+40名(月額寄付者 合計90名)
●金額目標:月々140,000円
ネクストゴール設定の意図や理由、私たちの思いはこちら
自分らしく、みんなといっしょに。

子どもの頃に本当は聞いてほしかったこと、話したかったことはありますか。
私たちには、あります。
ヒロは、小さな頃から性別の違和感を感じていたものの、”性別は男女のふたつ” ”異性を好きになるのが当然”といったメッセージが溢れる中、「こんな変わった自分は、誰にも愛されず、ひとりで生きていくのだろう」と自分を否定し、人と距離を置いて生きてきました。
いつみは、「人と人は分かり合えない」という体験や思い込みから、多くのことを一人で抱え込み、辛い時も誰にも相談せずに乗り越えようとしてきました。

学校では頑張り屋の優等生。けれど人間関係の中ではなかなか心が開けず、「〇〇でなければいけない」「自分には居場所がない」「誰もわかってくれない」と胸の内には自己否定と寂しさが渦巻いていました。
それでも弱音を吐けず、平気なフリをしては、一人で涙を流していました。
さらに、性的マイノリティという少数派の属性に対し、社会から浴びせられる「”ふつう”じゃない」「価値がない」「劣っている」といった有形無形のメッセージに、無自覚に削られていました。
「生きづらさや苦しさなんて誰にでもあるだろう」「みんな辛いんだ、大したことはない」
「そんなことよりもっと大事なことがある」「まだ足りない、もっと頑張れ」
どこかから聞こえる声のままに、仕方ないよ、こんなもんだと諦めて、辛い気持ちに蓋をして、異なる人を拒絶して、身近な争いに目を瞑って・・・
そうやって生きざるを得なかった。

けれど今、私たちは、あの頃の自分にはっきりと言いたい。
「違う。その生きづらさは、当たり前ではない。あなたのせいではない。」と。
そこに確かに感じる気持ちを、確かにいる存在を、
ないことにしていいはずがない。
自分自身のかけがえのなさから
いとおしいひととの関係から
ここが居場所だと思える場所から
切り離されていいはずがない。
感情を否定し、違いを排除し、優劣や正誤を求めるーー
そんな人間らしさを奪う声には、もう耳を貸さない。
私たちはもっと求めていい。
自分らしく生きる時の力強さを、他者やコミュニティの中で感じるぬくもりを。
いのちに必要なすべてのつながりを、もっともっと求めていい。
自他とのつながりの中で自分自身として生きることが、
異なる他者と支え合いながら共によりよい世界をつくることが
あらゆる人間の”当たり前”であってほしい。
あなたも、私も、あの人も。人間はだれもが、大切なんです。
いのちはなにひとつ、ひとりぼっちではないんです。
それを、当たり前にしたいのです。

社会のあちこちで、断絶し千切れそうになっているつながりを、結び直していきたい。
自他とつながる学びや体験を、私たちだけでなく、多くの人たちと分かち合いたい。

たまたま恵まれた人だけでなく、誰であっても、
自分自身とのつながりかたを、
目の前の他者とのつながりかたを、
自分が生きるコミュニティとのつながりかたを、
学び、育み、自分らしく生きながら、互いを大切にしあえる関係に開かれていてほしい。
そう願って、活動を続けています。
【目次】
1.自己紹介
2.活動紹介:学校での出前授業
3.活動紹介:講演・トークライブ
4.活動紹介:LGBTQ+とアライのための葛藤解決ワークショップ
5.tomoni.が抱える課題
6.月額寄付でできること
7.共同代表のメッセージ
1.『tomoni.』というムーブメント。

こんにちは。tomoni.の「宝本いつみ」と「吉川ヒロ」です。
私たちtomoni.は、対話し、 場を共にし、それぞれの声に耳を傾けて、いのちを大切にするユニットとして 2021年10月に結成しました。
共同代表のいつみは、スクールソーシャルワーカー。ヒロは、ジェンダー平等や性の多様性を切り口とした研修講師。それぞれ教育現場や性的マイノリティの支援現場で、人権教育や相談業務に長年携わっています。また、ふたりともLGBTQ+の一員でもあり、LGBTQ+を取り巻く課題の啓発活動や、ピアサポート等にも関わってきました。

tomoni.が目指すのは、『違いが豊かさになる社会』。
自分なんて…と思わず、自分の価値と力を信頼し、イキイキと生きること。
ひとりぼっちではなく、温かいつながりの中で安心して暮らすこと。
傷ついたり困った時、見過ごされるのではなく、寄り添い支えてもらえること。
目の前のすれ違いや葛藤に自分から関わり、コミュニティをより良くしていくこと。
そして、私たちだけではなく全ての人の日々に、自分らしさと、豊かなつながりが花開く景色が溢れていること。
かけがえのない一人ひとりの存在、その無限の違いこそが豊かさとして輝き、互いを活かし合いながら、ともによりよい社会を創造していける。
こんな世界は、大人も子どもも、どんな属性の人も、溌溂と、そしてやさしい顔をしていると思いませんか。

そのために行っているのが、
自分自身とのつながりを
目の前の他者とのつながりを
自分が生きるコミュニティとのつながりを
育み、分かち合うための学びと機会を届けること。
自分たちらしさを活かした2つの領域である「学校現場」「LGBTQ+コミュニティ」をフィールドとして、出前授業や教職員研修、トーキングサークル、葛藤解決のワークショップなどを通じ、すこしずつ、小さなコミュニティから取り組みを広げています。

誰もが、社会や他者との関係性の中で、様々な痛みや傷つきを体験しながら生きています。
その痛みは多くの場合、日々を生きるために軽視され抑圧され、ないことにされた痛みが、身近な関係性やコミュニティの中での葛藤や分断の種になっていく。
しかし、もし、一人の人が、自分の人生における傷つきをないことにせずに癒して、自分らしさを思い出し、力を発揮できるようになったとしたら。
自分らしく他者と共に生きる道を選ぶ人が、その文化を広げていったとしたら――。

これからみなさんを、そんなtomoni.の活動の世界へお連れします。
さあ、ご一緒しましょう。
2.自分たちの話を、自分たちで聴き、つながっていく。

予鈴が鳴って、ガラリと扉が開いた。
子どもたちが次々に「こんにちはー!」と教室に入ってくる。
円形に並べたイラストと言葉のカードや、色とりどりの色紙に興味津々の子。
初対面の僕らに、「だれー?」なんて好奇心いっぱいに声をかけてくる子。
なにも言わず、そっと側に座る子。
少し離れたところから、緊張した面持ちでこちらを伺っている子。
ああ、今からこの子たちと過ごすんだな。
出会えて嬉しいよ。よろしくね。
そんな気持ちを込めて、みんなの顔を笑顔で見渡す。
僕らが学校で行う、自分らしさや、ちがいを大切にするための、出前授業の風景。
tomoni.の出前授業は、輪になることから始まる。
人が輪になって座り話す「トーキングサークル」は、とてもシンプルな平和の実践。
僕らが学んだ先住民の平和の知恵や、RJ(修復的司法)の学びによると、人々は古来から、問題解決やコミュニティのつながりを育むために、集まって輪になり話をしてきたという。
誰もが平等で、誰もが話し、聴く機会が巡ってくる「輪」というかたちを、現代を生きる子どもたちともいっしょに紡いでいる。

2コマの授業を通じて、どこかよそゆきでカチコチしていたり、はしゃいだ雰囲気が、少しずつ変わり始める。
どうやらこの授業は、正解を答えたり、誰かと競い合ったり、褒められることを目指すところじゃないらしいぞ、と。
自分の気持ちに繋がって、自分のかたちで表現する場であることを、
そして、そうやって現れた仲間の「じぶん」に、目と耳と心を十分寄せて”聴く”ところだって、子どもたちは感じてくれる。
やがて、俯いていた子が口を開いたり、ふざけていた子が真剣な顔で耳を傾けていたり、いろんな姿が現れてくる。
授業を終えた後、
「あの子たちが、ここまで聴けるなんてびっくりしました」
「あの子があんなことを言うなんて、初めてです」
先生たちからそんな声をたくさん聞いてきた。

なぜ僕らが子どもたちにこの機会を贈りたいのかというと、かつての自分達のように、自己否定や孤独に痛むことなく、子どもたち一人ひとりが、自分らしくつながりの中で生きられるようにと願っているから。
かつての僕らが、必要としていたことだから。
不安や寂しい感情や違和感に蓋をして耐えるんじゃなくて、
「どうせわかってくれない」と他者を遠ざけるのでもなくて。
”人当たりのいい素敵な自分”を無理に演じるのでも、
時に苦しさが限界に達し、自分や周囲に厳しく当たるわけでもなくて。
僕らはほんとうは、ただ人と違う自分を認めて、自分を表現したかった。
寂しい時や不安な時、「どう感じてるの?」とだれかに気持ちを聴いてほしかった。
だから次世代の子たちには、自分の感情につながり、自分で自分を理解し寄り添うことができると伝えたい。
そんな自分らしさを、異なる他者との間でも、違いを認め関係を深める表現で伝えることができると示したい。

そしてまた、大切に聴くことや関わることで、他者を勇気づけ大切にすることができることを、教室や学校など暮らしの場を、自分達の手で豊かに育てていけることを、知ってほしい。
『きみたちは愛される存在なんだよ』
『そのままで一人ひとりが美しいんだよ』
『つながりはあたたかいし、自分からそれを紡いでいけるんだよ』
『みんなには、その力があるんだよ』
そして、それは「ひとり」でやらなくていい。
それぞれが自分だけの感情を感じ、表現することを、お互いに支え合っていこう。
そうやって、自分らしく、みんなといっしょにいることを目指そう。
今日もぼくらは、そんなメッセージをこどもたちに伝えている。
▶tomoni.のトーキングサークル形式授業提案資料(2025)
3.ほんとうは、どう生きたい?

全学年向けなど、大人数に向けた一斉講演も行っている。
「多様性理解」や「自信を持つには」など、お願いされるテーマは様々。
大人数でも届くよう、在り方を意識している。
tomoni.の講演の特徴は、とにかく熱く、とにかく本気!
これからも、大人になっても、忘れられない時間にするつもりで挑む。
2対多数でありながら皆に届くメッセージを届けるために、体育館の一番後ろのひとりまで届け!とばかりに、熱量と想いを込めて放つようにしている。
様々な状況の中、毎日を生き抜く人たちに、リアルな自分たちで向き合わなければ届かない。

本気の大人として目の前に立ち、正直に語る。
弱さも痛みも含めて、自分たちが体験してきた傷つき、困難、辛さ、そして癒しや成長などを、感情を乗せて自己開示をする。加えて僕ら個人の体験談を聴き手の体験とつなげてもらうために、自分らしさやつながりを肯定しにくい社会構造についても話す。
時に声を震わせ、泣きながら語る。壇上で互いの語りを、二人で労い合う。それら全てを、隠さない。
感情は弱さではなくてエネルギーであり、自分らしくあることは美しい。
異なるふたりだけど、違っていても支え合える。
それを体現するべく、そのままの自分たちを見せ、感じてもらう。
そして最後に問いかける。
「僕らはこうやって生きてきた。それで、あなたはほんとうは、どう生きたい?」

自己変容と、社会変容。その両輪に触れ、自分らしく社会を変えていくtomoni.のストーリーを、ロールモデルとして提示している。
そんな僕らを『新しい社会活動家』と表してくださった人がいて、嬉しかった。
「あなたはほんとうは、どう生きたい?」
その問いをずっと考え続けてほしいと思っている。

4.“つながれなさ”はある。けれど、その先にはいける。

tomoni.を立ち上げる直前に、ふたりで参加したワークショップをファシリテートしていたのが、葛藤変容ファシリテーターであり、プロセスワーカーのDayaさんだった。
Dayaさんはマルチカルチャーを始めとした様々な社会的マイノリティとしての体験を有し、ジェンダーやセクシュアリティの課題にも20年以上取り組んでいる専門性を持つ。ワールドワークという手法で、世界的に葛藤変容ファシリテーターとして活躍されている。
▶Daya(武田美亜氏)詳細プロフィールはこちら

Dayaさんの場で衝撃を受けたことが、
多様なジェンダー・セクシュアリティの存在を前提とした環境が当たり前だったこと。
自分が感じた感情をありのまま尊重され、それを表現することを励ましてもらったこと。
他者と葛藤が起こった時に適切に介入され、対話を支えてもらい相互理解につながったこと。
生きづらさを個人的な問題ではなく、マジョリティ優位な社会構造との関連の中で解説してもらったこと。
この場で、人生で初めて、”ほんとうに自分のままでいる”という体験をした。

自分を責めたり、他者やコミュニティの中で絶えず気を張ることから解放された時、どれほど深く息が吸えるのか、どれほど安心感を感じ、力を発揮できるのか。
そんなことを体験して思った。
「これを、僕らだけで留めたくない。他のLGBTQ+当事者、その周りの人にも、こんな世界があると伝えたい。」

その想いをDayaさんに伝えることから、プロセスが動き始めた。
「次世代にディープデモクラシーの可能性を伝えたい」という三鷹ダイバーシティセンターの願いから、共同代表のDayaさんと田中かず子さんは、tomoni.に学びの機会をギフトとして届け続けてくれている。
tomoni.が主催するDayaさんとの企画も、そのトレーニングの一環として位置づけられている。
三鷹ダイバーシティセンター
「深層民主主義」という世界観を基本のコンセプトとして活動する任意団体。多様な価値観を持つ人たちとの共生を目指している。
▶Facebookページはこちら
僕らは2022年から大阪にDayaさんを招き、LGBTQ+を取り巻く課題について当事者と支援者(アライ)が共に集う場を開いてきた。その中では、より多くの人が参加できるよう「ギフト」の思いを込めた特別参加価格を設けるなど、経済的な壁を越える工夫も重ねている。
仲間同士の連帯を目指して歩み始めた僕らがはじめに出会った本当の声。それは、「LGBTQ+当事者と支援者の連帯の難しさ」をテーマに、一つのグループワークを実施した時に現れた、戸惑いと抵抗の気持ちからなる両者の間を隔てる深い溝だった。
日頃僕らは、LGBTQ+同士や、当事者と支援者とで協力しあい、みんなの生きやすい社会に向かって共に歩んでいるように見える。しかしその後ろには、声にならない声があった。
「近づきたいけど、傷付けるのがこわくて踏み出せない」
「わかってほしいけど傷つくのが怖い、信じられない」
違いをもつ多様な僕らが『わかりあう』ことの難しさ、『つながりたいのにつながれない』という葛藤の存在を知った時間となった。

そして迎えた2年目。
「つながれなさ」を起点に、当事者間・当事者と支援者間の溝を認識した上で、その先へ行こう!と試みた。
「仲間内での葛藤を終わらせたい」
「本当は、大切な人にもっと近づきたい」
そんな切実な願いを携えて集った人々と共に、自分たちの間にあるリアルな課題や、語られていないことに一緒に向き合った。
そして合宿の最後に再び溝に対峙した時、
それぞれが怖さや痛みを握りながらも、それでも互いに一歩踏み出し、
溝の間に双方向から橋が架かる光景が立ち現れた。

これこそが、僕らがほんとうに望むもの。
そしてそれは、僕ら自身の手で、この世界に創り出すことができる。
つながりへの諦めが蔓延する社会の中で、仲間と支え合いながらそれぞれの課題に向き合った先に見たあの光景は、雨雲の切れ間にかかる虹のようだった。
「つながれなさ」の先には、いける。
その確信は今もなお、僕らの胸に焼き付いている。

この企画は、「リアルな、自分達の話をすること」をとても大切にしている。
日々、LGBTQ+当事者として、あるいはその家族やアライとして日常で直面している生々しい困りごとや葛藤、傷つきについて話し、感じ、探求していく。もちろん、主催者であるtomoni.も参加者同様に自分達のことを語っている。
日常生活ではないことにしていたり、困り果てている事柄に触れることは勇気がいるけれど、そこに取り組み、関わり合いながら偏見や差別から自由になることで自己変容を起こすことが、そのまま日常の関係性や、社会を変えることに繋がっていく。
一人の人間が変容するその価値は計り知れない。

昨今のLGBTQ+を取り巻く状況は、一層厳しい。
近年は特に、LGBTQ+への圧力や多様な性を包摂する社会づくりへの逆風が強まっている。世界中でプライドパレードが禁止されたり当事者への暴力事件が頻発したり、当事者への権利侵害が横行している。日本も例外ではなく、LGBTQ+を取り巻く深刻なデマや攻撃が日常生活に染み出してくるようになった。
SNSでも街中でも、「LGBTはいらない」なんて言葉が公然と飛び交っている。

そんな時だからこそ、自分達の痛みを軽視せず、つながりの中で丁寧にケアし、
社会構造の中で傷つきが生まれ再生産されることを理解し、
痛みの向こうの自分らしいパワーにつながることを励ましあう場が必要だ。

ファシリテーターのDayaさんの問いかけに、そのひとの内側で語られたがっている声が立ち現れてくる。
皆が固唾を飲んで、その人が全身で語り始める「声」に耳を傾ける中、
言えなかったほんとうのことが語られはじめる。

僕らはここにいる。そして、違いながら、一緒にいられる。
これからもそれを示し続けていく。

5.私たちの前に立ちはだかる壁。
――― さて、いかがでしたでしょうか。
tomoni.が作る場で、つながり、癒され、力を取り戻す。
そんな人が、関係性が、コミュニティが、着実に増えてきました。
こんな美しい景色を、希望を、僕らはこれからももっともっと届けていきたい。
だからこそ、今絶対に必要なことがあります。
- 持続可能な運営基盤づくり
- 活動の深化・拡大のための資本
です。

tomoni.は共同代表2人による、小さな任意団体です。
それぞれが本業を持ちながら、授業や企画当日の運営だけでなく、その準備・打ち合わせ・記録・相談対応・広報・資金管理など、見えないところにも取り組みながら日々活動を行ってきました。
自分たちがやりたいから続けてきた活動。
しかしながら、tomoni.の活動は常に運営の課題を抱えてきました。
その中でも特に大きな課題となってきたのは、活動を続けるための“運営の持続可能性”です。
私たちが日々直面している具体的な困難は、次のような形で現れています。
●【学校現場】多くの学校で授業や研修に必要な費用を用意できない
多くの学校現場では、外部講師を招く予算が非常に限られています。
私たちの規定講師料”1授業/研修 4万円”を用意できる学校は大変少なく、継続的にtomoni.を招いて学習を積み上げたいというニーズがあっても、講師料が用意できずに依頼を諦めているという声が届いています。

●【企画・ワークショップ】受益者負担が難しい
tomoni.の企画の大きなターゲットであるLGBTQ+当事者は、多数派の性の人と比べ、統計的に経済的困難を抱える人が多いと言われています。その構造的困難の軽減のためにも参加費を抑えた企画を展開してきましたが、運営に係る労力と売上のバランスが取りにくく、企画規模を広げられないと感じています。

●【運営】人的資本不足・人件費不足
tomoni.の授業や企画は膨大な時間と労力をかけた準備の上で成り立っていますが、活動収益や獲得した助成金の大半を活動の経費に充てており、共同代表に固定の人件費はありません。また、団体運営や企画運営に係る事務作業も全て2人で行っており、企画規模の拡大に伴い、その負担も増大しています。

6.あなたの寄付が、つながりを育みます。
私たちには、これからまだまだやりたいことがあります。
学校現場に、もっと継続的・中長期的に関わりながら、日常の中で自他とコミュニティとのつながりを育む授業や研修に取り組みたい。
子どものたちに連続講座を行うと共に、先生たちとも研修や研究に一緒に取り組みながら、自分自身の感情や願い、共に働く同僚たち、そして子どもたちとつながりを育みながら、学校という場が一人ひとりの自分らしさとつながりを育むコミュニティとして自立し、自走していけるようなサポートを行いたい。
LGBTQ+コミュニティに提供してきた語り場やワークショップを、より多くの人に届けられるように、奨学金のような基金の仕組みを整えたい。
これらの授業や研修、ワークショップにもっと注力するために、継続的で安定的な活動に耐えうるしっかりとした団体運営の基盤を作りたい。
これからのtomoni.の活動には、毎月の安定的な運営資金や、より活動を育てていく資金が必要です。
つながりの回復を通じ、「幸せに生きたい」「みんなも幸せになってほしい」「社会を良くしたい」という願いを、「それは私のものだ」と感じるのであれば、私たちと是非ご一緒してほしいのです。

現在、月額寄付会員として6名の方がtomoni.の活動を支えてくださっています。
私たちは今後の活動を安定的に続けていくため、年間で120万円の寄付予算を目標に掲げました。
その実現のために、新たに44名の方に月額寄付会員として仲間になっていただけたらと願っています。
小さな一歩の積み重ねが、社会に大きな変化をもたらす力になると信じています。

<寄付使途詳細>
〇学校現場 24万円
【内訳】
授業や研修費の補填(10回分)24,000円×10回〇企画・ワークショップ 34万円
【内訳】
経済的に困難なLGBTQ+当事者等への、tomoni.企画参加時の奨学金 34,000円×10人=340,000円〇運営関連 62万円
【内訳】
・tomoni.の活動に係る諸経費 年140,000円
(交通費/会場費/通信費/印刷郵送費/広報費/打ち合わせ費/システム利用料/広報物制作費/研修費や資料書籍代/付箋やペンなどの備品代 など)
・事務・会計・広報スタッフ人件費(1名or2名)
20,000円×12ヶ月=240,000円
・共同代表人件費:10,000円×2人×12ヵ月=240,000円合計 年間120万円
●月額寄付会員になったら

- 月に一回、活動の様子をご紹介する活動報告メールをお送りします。
- 年に一度、会計報告や当該年度の活動の様子や参加者の方々の声を掲載した、年次報告書をお送りします。(データ)
●月額寄付会員の登録にあたって
- 毎月【1000円~】の寄付で始められます。登録後に金額の変更も可能です(1000円以上)。
- クレジット決済です。決済は毎月5日です。
- ご都合に合わせてご解約も可能です。決済完了時のメールのフォームよりお手続きいただけます。メールが見つけられない場合はtomoni.【tomoni.5316@gmail.com】までご連絡ください。こちらで対応いたします。

7.あきらめなくていい。私たちは世界を変えることができる。

あなたは、どんな自分でいたいですか。
あなたは、どんな関係性の中で生きたいですか。
あなたは、どんな世界を望みますか。
その願いが、今まで語ってきた私たちの物語と重なるのであれば、私たちはあなたと共に歩みたい。
自分自身とのつながりを諦めたくない。
目の前のあの人とのつながりを諦めたくない。
自分が生きるコミュニティとのつながりを諦めたくない。
ほんとうはもっと、自分も人も大切にされ、つながりながら生きていたい。
そのための知恵や機会を、周囲にも、次世代にも、手渡していきたい。
「私が、そんな社会を創る。」
そんな仲間に、わたしたちは出会いたい。
私たちには、あなたの力が必要です。 共に社会を変える仲間になりましょう。
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【tomoni.】
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