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任意団体

学校とLGBTQ+の現場に、“自分らしさとつながり”を育む学びを、もっと届けたい!

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サポーター
68
154%
目標人数 44
ネクストゴール 84
paid
支援総額
124,400円/月
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残り
3
2025年09月30日 23時59分 まで
tomoni.は、「違いが豊かさになる社会」を願い、誰もが自分らしさとつながりに開かれるための体験と学びの機会を届けています。2021年から、学校での多様性尊重の授業や教職員研修、LGBTQ+のための語り場や葛藤解決のワークショップなどを企画・運営してきました。 この度、持続可能な運営と、より活動を広げていくために、月々の寄付で共に未来をつくる仲間を募集しています。 自分らしさやつながりを育み、違いが豊かさになる社会へ、歩みを共にしませんか?
2025-09-26 21:42
【名前変えたら、すぐおいで】嬉しかったはなし。Byひろ
僕は20代から月経困難症持ちで、時折婦人科にお世話になっている。 PMS(月経前症候群)による胃もたれや吐き気と、メンタルのキツめの落ち込みがしんどくて、低用量ピルを飲んでいたことも。 最近の体調を見つつまたちょっと行っておこうかなぁと、知り合いの先生がいる婦人科に赴いた。 以前のところは女性限定を標榜した婦人科オンリーのクリニックだったけど、今回は他の科もいくつかある町のお医者さんだったので行きやすかった。 いけるかな?と通称名で問診票を書いて、素知らぬ顔で渡したら、先生が知り合いだったのもあるのか、診察券を通称名で作ってくれた。 呼び出しが苗字だけだったのもありがたいな。 こういう一つ一つが、ちょっとずつ緊張感を和らげてくれる。 (続きはこの記事をタップまたはクリック)
検査を終え、疑問も「なんでも聞いてね」と言ってもらって、気になることも気兼ねなく尋ねられた。
自分の体のことについて、性別違和が当然の前提でありながら気兼ねなく先生に聞けるってなんて気が楽なんだろう。
診察後にまた部屋に呼ばれて、なんだろうと思っていたら、保険診療に関わる書類や処方箋が保険証の名前に則って作成されるため、戸籍名になってしまう旨を丁寧に説明してくれた。
もともと知っていたことなので問題ないと返事をすると、今後家裁で名前を変える予定はある?と尋ねられた。
はい、あります。と答えると、
「名前変えたらすぐおいで。
診察ない時でももちろんいいから。教えてね。」
って。
すぐに記載の名前を変えてくれようとしている。
なんだかその気持ちがすごく嬉しかった。
通称名が印刷され、性別欄が空欄の診察券に目を落とす。
僕の当たり前が、こうやってかたちになることは、「この自分で生きている、生きていい」という暮らしの実感を支えてくれる。
この「当たり前」がなかなか得られないことに声を上げ続けながらも、当たり前を得られた時はちゃんとその実感を染み込ませたい。
ささやかで切実で、大切なことだから。
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「学校とLGBTQ+の現場に、“自分らしさとつながり”を育む学びを、もっと届けたい!」(2025/9/30 23:59まで)
自分のまま生きていけることを、
LGBTQ+も、みんなも、あたりまえに。
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