3/12(水)、キッズハウス・いろどりの親と子どもの居場所では、いつも通りボランティアさんが夕飯づくりに来て下さいました🍳✨
いつもと違ったのは、中学生の男の子も一緒に料理をしていたこと(^_-)-☆
ボランティアさんが、手順や味の調整を横からさりげなくサポートし、中学生が一生懸命こねたり炒めたり・・・。約10人分の料理はボウルやフライパンからこぼれそうで、自然と表情も真剣に✊

通りかかったスタッフが「美味しそう~!これは何ですか?」と中学生に質問。
「知らない」・・・・え~!!??笑笑笑
中学生の顔にも笑みがこぼれ、和気あいあいとした雰囲気が広がりました🎵
調理後、ボランティアさんにお礼をお伝えすると、「実はずっと待っていたんです。いつ一緒に料理できるかな~って。そしたら今日、初めて一緒に出来ました!」と😌
「ボランティアに来たばかりの頃、その子がスタッフさんと一緒に料理していたのを見ていたから、好きなんだろうなぁって。でも私が調理をするときは、遠慮もあって来ないんだろうと。だから何も言わず、ただ待つことにしたんです。」と話して下さいました。
ボランティアさんが来てくれるようになったのは去年の5月頃。それから9ヶ月です。
キッチンに居ながら、いつも子どもたちのことを気にかけて下さっている。そんな風にその子のことを見守ってくれていた大人もいることが、本当に有り難いな~と心が温かくなりました✨✨!
その次の活動で、その子はホットケーキを焼いて来ました☆!口数が少なく、表情もあまり変わらないけれど、行動で喜んでいることはとっってもよく、伝わってきます(^^)/
家に帰ってもご飯がないから-。
手作りの温かいご飯を食べて欲しいから-。
食卓を囲む経験をして欲しいから-。
いろどりで夕飯を提供する理由はそれだけではない、といつも感じます。
自分たちが遊んでいる間にご飯を作ってくれている人の存在を子どもたちはいつも感じ、支えられているのだと思います🍀
武器を振り回して遊びながら、ふとキッチンで足を止める。上手くいかないことがあったら、キッチンで少し休憩をする。”あぁ~なんかやりたいな”、という雰囲気だけ出してそこに立ち尽くす。

甘えたい気持ちや、大人への信頼が表れているようです😌
昨年「県外に引っ越して、一人暮らしすることになった」と、中高生の頃いろどりを利用していた子が顔を見せに来てくれた際、「ちゃんと食べるんだよ✊」というスタッフの声援に、「ここで調理したから、ご飯は大丈夫だと思う。やっておいて良かった」と呟いていました。
夕飯を提供することで、家庭の味や人の温もりを届けることが必要な場合もあれば、
自分の力で生きていくための練習をする場が必要な時もあります。

誰もが毎日必要な ”食事” だからこそ、人と人で繋がることが出来たり、色んな繋がり方、色んな想いの乗せ方が出来るのだと思います(*^。^*)
食から生まれる繋がりや、安心。
食で伝えられること、学べること。
こんなにもたくさんあることを、こども食堂の運営を始めてから気が付きました💡
更にその食支援を多くの皆様からの寄付を財源に続けていくことにも大きな意味を感じています。今後もこの、食から生まれる新たな子どもの笑顔を皆様と一緒に大切に守っていけたらと思っています。
温かいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。