栃木県若年者支援機構
一般社団法人

【こども支援/春の寄付キャンペーン2025】食・学び・遊び・交流の場をあらゆる状況下で生きる子どもたちに届け続ける

支援総額
141,000
14%
目標金額 1,000,000
サポーター
10
残り
2
2025年04月30日 23時59分 まで
キッズハウス・いろどり及びキッズハウス・はなびの活動に関心をお寄せいただきありがとうございます。 すべての子どもが自分自身や家庭を「”普通”と違う」と否定することなく、社会から見捨てられていると感じたまま大人になることなく、子ども時代の今を笑顔で、周りからの愛情を十二分に感じながら成長していってもらいたい、と願い、こども支援総合拠点を開所して7年になります。  その中でもすべての活動で大切にしてきた『食支援』。当事業部の基盤となる昭和こども食堂の活動は、まもなく10年目に突入します。昭和こども食堂で出会い、食で繋がり、見守り続けてきた中学生たちは、今年成人式を迎え、「私も誰かの為に頑張ってみたい」と、ボランティアとして再びここに来ることを自分で決めました。「中学の時、たくさん話しを聞いてくれた。」、「公園で一緒に遊んでくれた」自分がしてもらったように、小さい子たちと目線を合わせ、一人でいる子に声を掛け、全力で遊んでくれています。 これまで多くのボランティアの皆様、支援者の皆様から頂いた温もりをしっかり受け止め、その温もりは循環し始めています。  今もなお、根深く、時間が経てば経つほど複雑する日本の子どもの貧困問題に対し、2025年も引き続き皆様と共に【温かく、力強く】活動していくために、ご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
2025-03-17 11:28
~すべての活動で食を提供することにこだわる理由~
当事業部の活動は現在7つあります。その内6つの活動で、皆様からのご寄付を財源に食事の提供を行っています(1つは宗教上の理由により提供なし)。 イベント時もお昼ご飯、または夜ご飯をまたぐ形で活動時間を設定します。その理由は、「家で食べてきて」と伝えても、それが出来ない家庭があるから、だけではありません。 こども食堂を運営して8年。食で繋がることによってできたことがたくさんあるからです。つい先日の活動でも、嬉しい光景を目にすることが出来ました☆皆様のお陰で、食支援ができ、こうした子どもたちの変化が生まれていることに感謝いたします。

3/12(水)、キッズハウス・いろどりの親と子どもの居場所では、いつも通りボランティアさんが夕飯づくりに来て下さいました🍳✨

いつもと違ったのは、中学生の男の子も一緒に料理をしていたこと(^_-)-☆

ボランティアさんが、手順や味の調整を横からさりげなくサポートし、中学生が一生懸命こねたり炒めたり・・・。約10人分の料理はボウルやフライパンからこぼれそうで、自然と表情も真剣に✊

通りかかったスタッフが「美味しそう~!これは何ですか?」と中学生に質問。

「知らない」・・・・え~!!??笑笑笑

中学生の顔にも笑みがこぼれ、和気あいあいとした雰囲気が広がりました🎵

調理後、ボランティアさんにお礼をお伝えすると、「実はずっと待っていたんです。いつ一緒に料理できるかな~って。そしたら今日、初めて一緒に出来ました!」と😌

「ボランティアに来たばかりの頃、その子がスタッフさんと一緒に料理していたのを見ていたから、好きなんだろうなぁって。でも私が調理をするときは、遠慮もあって来ないんだろうと。だから何も言わず、ただ待つことにしたんです。」と話して下さいました。

ボランティアさんが来てくれるようになったのは去年の5月頃。それから9ヶ月です。

キッチンに居ながら、いつも子どもたちのことを気にかけて下さっている。そんな風にその子のことを見守ってくれていた大人もいることが、本当に有り難いな~と心が温かくなりました✨✨!

その次の活動で、その子はホットケーキを焼いて来ました☆!口数が少なく、表情もあまり変わらないけれど、行動で喜んでいることはとっってもよく、伝わってきます(^^)/


家に帰ってもご飯がないから-。

手作りの温かいご飯を食べて欲しいから-。

食卓を囲む経験をして欲しいから-。

いろどりで夕飯を提供する理由はそれだけではない、といつも感じます。

自分たちが遊んでいる間にご飯を作ってくれている人の存在を子どもたちはいつも感じ、支えられているのだと思います🍀

武器を振り回して遊びながら、ふとキッチンで足を止める。上手くいかないことがあったら、キッチンで少し休憩をする。”あぁ~なんかやりたいな”、という雰囲気だけ出してそこに立ち尽くす。

甘えたい気持ちや、大人への信頼が表れているようです😌


昨年「県外に引っ越して、一人暮らしすることになった」と、中高生の頃いろどりを利用していた子が顔を見せに来てくれた際、「ちゃんと食べるんだよ✊」というスタッフの声援に、「ここで調理したから、ご飯は大丈夫だと思う。やっておいて良かった」と呟いていました。

夕飯を提供することで、家庭の味や人の温もりを届けることが必要な場合もあれば、

自分の力で生きていくための練習をする場が必要な時もあります。

誰もが毎日必要な ”食事” だからこそ、人と人で繋がることが出来たり、色んな繋がり方、色んな想いの乗せ方が出来るのだと思います(*^。^*)

食から生まれる繋がりや、安心。

食で伝えられること、学べること。

こんなにもたくさんあることを、こども食堂の運営を始めてから気が付きました💡

更にその食支援を多くの皆様からの寄付を財源に続けていくことにも大きな意味を感じています。今後もこの、食から生まれる新たな子どもの笑顔を皆様と一緒に大切に守っていけたらと思っています。

温かいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

団体情報
栃木県若年者支援機構
一般社団法人
団体情報
栃木県若年者支援機構
一般社団法人
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。