
Q. いろどりで調理ボランティアをやってみようと思われたきっかけは?
A. 農業セミナーを聞きに行った時に、こちらのスタッフさんの講演をお聞きして、この場所を知り興味を持ったのがきっかけです。
Q. 以前にもボランティアをされたことがあったんですか?
A. いいえ、全く。
ちょうどその頃、コロナ禍で家に籠ることが多くなって色々なことを偶然知ることも増えて・・それでフードバンクの存在や、ご飯が食べられなくて困っている子どもが大勢いることを初めて知りました。
私には子どもも孫もいるので、そんな子ども達がいるということを知って何とも言えない気持ちになって、”私にできることはなんだろう?”
って考えたんです。
仕事は辞められないし、仕事をしながらちょっとだけでも何かしたいなと思って・・まずは飛び込んでみよう!と(笑)
Q. 実際にボランティアを始めてみて何か感じたことはありますか?
A. そうですね・・やはり問題をかかえている子どもが実際にいるということを知りました。
でもそれより何より、まずスタッフさんがすごいなあって。もうめちゃくちゃ明るいし、笑いは絶えないし・・私には真似できないな、なんか素晴らしいなあって、思いましたね。

Q. お仕事や家事と並行して2年以上もボランティアを続けてこられた原動力は?
A. いつも夕飯を作り終えたらすぐ帰ってしまうんですけど、 次に来た時にスタッフさんが知らせてくださるんですよ。
【〇〇ちゃんが△△がすごく美味しかったって言ってました】とか、【また作ってほしいって言ってました】って。それが本当に嬉しいんです。
【あ~、子ども達、喜んで食べてくれたんだ。良かった】って。

Q. ここでのボランティアは楽しいですか?
A. はい。
最近初めてここでボランティアしていることを知人に話したら、「仕事も家事もしているのに、そんなことして疲れない?」って言われたんです。
で、言われてみて気づいたんです。
”あっ、私、疲れてないわ“って(笑)
めちゃくちゃ好きなのかな、って思いました。やっぱり、食べることが好きだし、美味しい!って喜んで食べてもらうことが好きなんですよね。楽しんで続けられています☺

【インタビュー後記】 インタビューの最初、「あまり話をするのが得意じゃないので・・」と緊張されていましたが、雑談を交えながらいろいろお話をするうちに少しずつ『想い』を伝えてくださいました。
本業のお仕事、ご家庭、そして親と子どもの居場所、どこにおいても食べてくれる人の健康を願い、笑顔を想像しながら楽しんでお料理をつくられていることが伝わってきました。
活動を素晴らしいと言ってくださり、「私は月に1回だけで、たいして役に立てていないので・・」と度々口にされていましたが、回数は関係ないんです。交代でいろんなボランティアさんが来て、作ってくださるどれも温くて美味しい手料理は、確実に子ども達のお腹と心を満たしています🍀
お話を聞かせていただきありがとうございました。様々な形で関わってくださっている皆様のお陰で、子ども達のここで過ごす時間が居心地のよいものになっていることを改めて感謝せずにはいられません✨
これからも親御さんやボランティアさん、サポーターさん、そして地域の皆様と一緒にキッズハウスで子どもたちの笑顔をたっくさん見られることを楽しみにしています🌸
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨