栃木県若年者支援機構
一般社団法人

【こども支援/春の寄付キャンペーン2025】食・学び・遊び・交流の場をあらゆる状況下で生きる子どもたちに届け続ける

支援総額
146,000
14%
目標金額 1,000,000
サポーター
11
終了しました
2025年04月30日 23時59分 まで
キッズハウス・いろどり及びキッズハウス・はなびの活動に関心をお寄せいただきありがとうございます。 すべての子どもが自分自身や家庭を「”普通”と違う」と否定することなく、社会から見捨てられていると感じたまま大人になることなく、子ども時代の今を笑顔で、周りからの愛情を十二分に感じながら成長していってもらいたい、と願い、こども支援総合拠点を開所して7年になります。  その中でもすべての活動で大切にしてきた『食支援』。当事業部の基盤となる昭和こども食堂の活動は、まもなく10年目に突入します。昭和こども食堂で出会い、食で繋がり、見守り続けてきた中学生たちは、今年成人式を迎え、「私も誰かの為に頑張ってみたい」と、ボランティアとして再びここに来ることを自分で決めました。「中学の時、たくさん話しを聞いてくれた。」、「公園で一緒に遊んでくれた」自分がしてもらったように、小さい子たちと目線を合わせ、一人でいる子に声を掛け、全力で遊んでくれています。 これまで多くのボランティアの皆様、支援者の皆様から頂いた温もりをしっかり受け止め、その温もりは循環し始めています。  今もなお、根深く、時間が経てば経つほど複雑する日本の子どもの貧困問題に対し、2025年も引き続き皆様と共に【温かく、力強く】活動していくために、ご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
2025-04-21 15:28
サポーターインタビュー④【作新学院インターアクトクラブ顧問】
いろどりにご支援いただいている「宇都宮90ロータリークラブ」様からのご縁で、2年前にボランティアに来て下さった作新学院インターアクトクラブ様。留学生がいて、子どもが憧れを抱いたことを今でもよく覚えています☺✨それから昨年の3年生たちが、定期的に活動に参加してくださる仕組みづくり、楽しくボランティアに参加する姿をしっかりと見せてくれました。学業と両立させ、有意義に参加する姿が引き継がれ、今年度も継続してご協力いただけることになりました。そんなインターアクトクラブを率いるうっちー先生。何より先生の気さくなお人柄と物腰柔らかい雰囲気が、生徒さんだけでなく、いろどりの子どもたちからも大人気です☆ そんなうっちー先生に、協力から1年弱、いろどりボランティアについてお話を聞かせていただきました。

Q. 作新学院インターアクトクラブについて改めて教えてください。

A. ロータリークラブのご支援をいただきながら、ボランティア活動をする部活になります。できて20年以上経っているそうです。

私は自分自身が高校時代にボランティアをしていたこともあり、ボランティアでいろいろ得ることも多かったので、顧問をやらせてもらうことになりました。

Q. 先生はどんなボランティアされてたんですか?

A. 特別支援を要する方が働く作業所が実家の近くにあって、そこに夏休みとか行ってました。大学に入ってからは点字を打つボランティアとか。車椅子の方と一緒に旅行したり、介助のボランティアも。あんまり何も考えずに飛び込んだので、入浴や排泄のお手伝いは結構大変でした…


Q. 毎月いろどりの活動の約3分の1は、インターアクトクラブの皆さんに来ていただいています!

もう1年以上ですね。生徒さんたちからはどんな声がありますか?

A. やっぱり子どもと遊ぶの難しいって思ってる子もいます。一人っ子とか末っ子だと、自分より下の子と遊ぶ経験ってあまりないんじゃないですかね。最近は親戚づきあいも含めて…。

これでいいのかな?って思いながらやってる子もいると思います。あと多分、ウチは私立なので、どっちかっていうと、学校とかすんなり通えてる子の方が多くて。だからここでは言葉も気をつけながらやってる子もいると思います。

いろんな年代の子が楽しめるように、準備から手伝ってもらうことも☆

Q. 先生から見て、このボランティアに参加したことで “生徒が変わったな” と思うことはありますか?

A.いろんな世代と接する機会がすごい増えているので、自分からコミュニケーションを取れるようになってるのかなと思います。

外で自分で何か行動を起こしてやったことって結構自信になるのだろうな、とは思いますね。

高校生たちと過ごすXmas🎄忘れられない温かい思い出♡

Q.先生が思うボランティアの魅力って何ですか?

A.ボランティアをしていると、自分が普段経験できないことをたくさん経験出来ると思います。

例えば私は普段仕事で高校生と接していますが、ここで小学生とか、未就学のお子さんと触れ合うことで、今のその年代の子たちが何が好きなのかとかも分かるし、学校の話はみんなあまりしないですけど、自分の時と給食の食べ方も違うんだって知ったりすることもあります。

なんか、知らないことに触れられるのってすごく楽しいなと思います。

子どもの貧困問題についても…。

私は就職でこっちに来ているので、地元にも(こうした子ども支援活動は)多分あるんだと思うんですけど、いる時は気づくことはありませんでした。

多分、ここでこういうご縁をいただかなかったら、気付けなかった部分かなと思います。

あとは僕自身一人っ子で、親戚の中でも一番下なんで、あんまり小さい子と遊ぶ機会ってなかったんですけど、ここ来て初めてお馬さんになりました(笑)

子どもは遊びの天才☆何を「一緒にやろう!」って言われるか、分からないからワクワクする!?✨

Q.普段から子どもと接している大人として、今、子どもたちに不足している力って何だと思いますか?

A. 多分「自分の言葉で伝える力」とかって落ちているんじゃないかと…。

SNSとかやっぱり発達しちゃってるから、(画面に向かって文字を)打って感情ただ吐露するのはできるんでしょうけど、例えばそこに重い言葉とか、何か予想外のこと返されちゃうと、バーってなっちゃうとか、すごい多いなって思います。そんな意図ないのに「グループ外された」とか、過剰に取っちゃうこととか…。

人との繋がり方とか、自分もそんな得意な方じゃないんですけど、違う下手さがあるなって思ったりします。

携帯が発達して便利になってるはずなのに、逆に不便?マイナスになっちゃってる感じがします。

Q.分かります。そんな社会で、大人は子どもたちに向けて何をしなきゃいけないと思いますか?

A.難しい・・でもやっぱり教員をやってるので、子どもたちがいろんなところでいろんな人と関わる機会を作れるなら、作ってあげた方がって思います。

そういう意味でもボランティアって適してるっていうか、いいところなのかなとは思っています。「ボランティアする」=自分で行動することだと思うので、積極性はつくかなと思うんですよね。参加すること自体もそうだし、ボランティア中も「こうしなよ」って教わることもあるけれど、周りの様子とか見て、”こうしよう” って考えて動かなきゃいけない場面は多いと思うので。

今の社会、本当自分から行動していかないと、プラスに成長できないと思うから。社会に出て、受身になっていると、チャンスも見失っちゃうのかなと思います。

チャンスを自分でつかみ取れるような主体性がある人になってほしいなって思います。


うっちー先生、お忙しい中インタビューさせていただきありがとうございました!

先生ご自身も学生時代ボランティアをされていて、ボランティアに魅力を感じていらっしゃることを知らなかったので、とても嬉しかったです✨

世のため人のため、ボランティアをしよう!という志ももちろん素晴らしいと思いますが、「ボランティアすることで、自分自身が得られるものがとても多いから」という理由で参加してくださる皆さんは、いつも謙虚で、子どもたちに対しても誠実なように感じます🍀

昨年卒業し、県外に進学した元部員の生徒さんは「いろどりでのボランティアの経験が進路や考え方に影響を与えてくれました。この経験を活かし、社会に貢献していきたいです」とわざわざお礼の連絡をくれました( ;∀;)✨

これからの社会を担う若い力がまた一つ羽ばたいていったことをとても嬉しく思います🌸

様々な立場から子どもに関わる大人が協力することの素晴らしさを教えていただき、ありがとうございます!今後ともよろしくお願いいたします(^0^)

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