YMCAせとうち
公益財団法人

〝ひとり親家庭のこどもたちと西日本豪雨の被災児童をYMCAキャンプに招待する〟ための基金にご協力を。

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支援総額
1,348,000
134%
目標金額 1,000,000
ネクストゴール 1,200,000
サポーター
133
終了しました
2025年08月20日 23時00分 まで
YMCAせとうちは、こども希望基金を創設し、経済的困難状況にあるこどもたちをYMCAが実施するさまざまな活動にご招待しています。特に2018年に起きた西日本豪雨災害では、災害発生の2ヶ月後に、災害を経験したこどもたちのために、リフレッシュキャンプを実施し、それから毎年、宿泊キャンプやデイキャンプにこどもたちを招待しています。 【保護者アンケート(一部抜粋)】 ・大雨が降ったり、アラートの音を聞くと、フラッシュバックのような状態になって、体が固まってしまう。 ・今も支援を続けてくださりありがたいが、他の地域でも同じような災害が起きており、そこの子どもたちの支援もなされているのかと心配になる。今度は恩返しができたらいいなと感じている。 今回はこれに加えて「ひとり親家庭のこどもたち」へも門戸を開き、YMCAのデイキャンプへご招待いたします。 【ご支援の使い道】 キャンプを実施するためには、現地までバスを使って移動し、宿泊施設(キャンプ場)を利用し、そこで食事をします。森遊びやキャンプファイヤー、思い出づくりのためのハンドクラフト制作など、さまざまなアクティビティも行います。引率責任者である職員や学生リーダーたちの研修費や宿泊費、食費も必要になります。今後もこのクラウドファンディングに合わせて企業協賛やキリスト教会からの支援金など合わせてその費用を捻出する予定です。
2025-08-18 21:50
体験格差とは何なのか〜私たちが提供しようとしていること。
習い事や家族旅行は贅沢? 子どもたちから何が奪われているのか? この社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態とは? 日本初の全国調査が明かす「体験ゼロ」の衝撃!

https://www.kodansha.co.jp/boo...

講談社現代新書「体験格差」
著: 今井 悠介

【本書のおもな内容】
●低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」
●小4までは「学習」より「体験」
●体験は贅沢品か? 必需品か?
●「サッカーがしたい」「うちは無理だよね」
●なぜ体験をあきらめなければいけないのか
●人気の水泳と音楽で生じる格差
●近所のお祭りにすら格差がある
●障害児や外国ルーツを持つ家庭が直面する壁
●子どもは親の苦しみを想像する
●体験は想像力と選択肢の幅を広げる

「昨年の夏、あるシングルマザーの方から、こんなお話を聞いた。
息子が突然正座になって、泣きながら「サッカーがしたいです」と言ったんです。
それは、まだ小学生の一人息子が、幼いなりに自分の家庭の状況を理解し、ようやく口にできた願いだった。たった一人で悩んだ末、正座をして、涙を流しながら。私が本書で考えたい「体験格差」というテーマが、この場面に凝縮しているように思える。
(中略)
私たちが暮らす日本社会には、様々なスポーツや文化的な活動、休日の旅行や楽しいアクティビティなど、子どもの成長に大きな影響を与え得る多種多様な「体験」を、「したいと思えば自由にできる(させてもらえる)子どもたち」と、「したいと思ってもできない(させてもらえない)子どもたち」がいる。そこには明らかに大きな「格差」がある。
その格差は、直接的には「生まれ」に、特に親の経済的な状況に関係している。年齢を重ねるにつれ、大人に近づくにつれ、低所得家庭の子どもたちは、してみたいと思ったこと、やってみたいと思ったことを、そのまままっすぐには言えなくなっていく。
私たちは、数多くの子どもたちが直面してきたこうした「体験」の格差について、どれほど真剣に考えてきただろうか。「サッカーがしたいです」と声をしぼり出す子どもたちの姿を、どれくらい想像し、理解し、対策を考え、実行してきただろうか。」――「はじめに」より

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